April Dream Project

日本の虫除け文化が世界を救う!NPO法人S.O.L.(ソル Seed of Lanka)の10年かけるプロジェクト~「網戸が当たり前」の世界にしたい~

夢がなくちゃ、やってられない。夢があるから、ここまで来れた。夢があるから、きっと実現できる。

このプレスリリースは、April Dreamプロジェクトに共感し、4月1日を夢があふれる日にしようとする事業者が、やがて叶えるために発信した夢です。

NPO法人S.O.L.

【NPO法人S.O.L.(ソル Seed of Lanka)について】

スリランカの教育施設訪問ツアーやビジネスマッチングツアーの企画、催行をしながら文化交流やスリランカの情報提供を行っています。スリランカのアニマルアタック(当法人は、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。このプレスリリースは「NPO法人S.O.L.(ソル Seed of Lanka)」の夢です。

【スリランカの大洪水】

2025年12月、スリランカは大変なことになっていました。サイクロンの影響で国土の20%が洪水災害に見舞われたのです。
洪水の後はデング熱が流行します。

と、いう事は今年は2017年以来の大流行が起こるのでは・・そんな不安が頭をよぎりました。

道路も鉄道も分断。公共の交通が使えず、トラックで移動を試みる人達。


そこで2026年の最初の活動はクラウドファンディングを行い、病院の新生児室にAMIDOを設置しよう、と決まりました。

【AMIDOプロジェクトのはじまり】

2022年からS.O.L.は「日本の虫除け文化が世界を救う!」と発信し、仲間と共にスリランカで簡易網戸の普及を進めています。

その5年前の2017年、スリランカでは「国が始まって以来」と言われるほどのデング熱の大流行を経験していました。ちょうどその時、スリランカに滞在していた私は違和感を覚えていました。

赤い線がデング熱の患者数。2017年、大流行だったことがわかります。

デング熱は蚊が媒介する感染症です。普通なら「蚊に刺されたくない」と思うはずです。
しかし、誰も虫除けクリームを塗らない。蚊取り線香も「喉に悪い」「もったいない」と使わない。
仏教の教えから殺生を避け、「パチン」と叩くこともためらう。

そして何より衝撃だったのは、網戸がないまま窓も玄関も開け放たれていること。
家の中を蚊やハエが自由に飛び回っていました。

そうです。そこには「虫除け」という概念そのものがなかったのです。

私は必死でした。虫除けクリームを塗り、蚊取り線香を焚き、自分の周りだけでも守ろうとする。
そんな私を見て、現地の人たちは笑いながらこう言いました。
「日本人は神経質だね」

【AMIDOの誕生】
帰国後、この体験を仲間に話したところ、S.O.L.の会員である建築会社の社長が「それなら簡易網戸を作ろう」と動いてくれました。

ホームセンターで手に入る材料で、誰でも取り付けられる設計。
安価で、壊れても自分で直せる。そんな「暮らしに寄り添う技術」です。

スリランカの家の窓はサイズや形がバラバラで、既製品の網戸は合いません。
オーダーすれば、月収の何倍もの費用がかかります。

だからこそ、「自分で作れる」ということに意味がありました。

【デング熱予防教室開催】
2025年3月、私たちはスリランカのクルネーガラ市協力の元、でデング熱予防教室を3回開催しました。
対象は、公衆衛生監督官(PHI)、建築関係者、そして工業系の学生たちです。

開催後にアンケートを取ったのですが、結果は驚くべきものでした。
参加者の100%が「AMIDOを知らなかった」。世界中の情報が取れるこの時代になのに。
しかし同時に、多くの人が「自分の生活に取り入れたい」と答えたのです。

「知らないだけで、必要としている人はいる」
それを確信した瞬間でした。

記念すべき第一回デング熱予防教室。クルネーガラ市長の声掛けで公衆保健監督官や建築関係の部署の方々が集まりました。

【そして、今年、新生児室AMIDOプロジェクト】

生まれたばかりの赤ちゃんは、自分で蚊を払うこともできません。
もしデング熱に感染すれば、命に関わることもあります。

網一枚で守れる命がある。
それは、決して大げさな話ではありません。

クラウドファンディングの期間中、現地のコーディネーターさんにお願いしてAMIDOを設置できる病院とコンタクトを取ってもらいました。

デング熱患者はデング熱患者の病室に集められます・・が、流行期間中はそこに入りきれず、廊下で過ごす人も。

【現地に到着!しかし、沢山の壁が待っていた】

2026年2月、クラウドファンディングで沢山の方々にご協力を頂けたので、ヤル気満々で現地入りしました。


しかし、そこで私たちを待っていたのは、想像以上の「見えない壁」でした。

まず直面したのは、いまだに残るカーストの問題です。孤児院の少女たちと一緒に活動することに抵抗を示す人も少なくありませんでした。
仏教の教えが行き渡り、慈悲深い行動をする方が、たくさんいる一方で
「良いこと」であっても、すぐには受け入れられない現実が、ここスリランカにはありました。

さらに、病院への設置も簡単ではありませんでした。当初は壁に直接AMIDOを取り付ける予定でしたが、建物の老朽化を理由に許可が下りず、急きょ内側に木枠を設置し、そこにAMIDOを取り付ける方法へ変更。時間も費用も大きく膨らみました。

また、現場も一筋縄ではいきません。病院のトップがGOサインを出しても、現場の判断で止まります。設置の約束をした日に大工さんが病院に現れず、連絡が取れなくなることだってありました。

そして何より難しかったのは、「見たことがないもの」を形にすることでした。

【いざ!保健省へ】
そんな中、嬉しい事もありました。

スリランカの病院は殆どが国立病院なので病院で何かをするときは国の許可が必要です。
私達はAMIDO設置の許可を取る為、保健省へ行きAMIDOについてのプレゼンを行う事になりました。

2種類のAMIDOのサンプルを持ちこみ、AMIDOの仕組みとS.O.L.の活動についてお話しました。

スリランカ保健省National Dengue Control Unit(国家デング熱対策部門)の最高責任者と。


さすがに保健省のデング熱の部署は網戸についてご存じだったので、プレゼンはスムーズに行われました。話を聞くと病院にデング熱の患者が多く入院する事で、意図せず病院がデング熱を広める心配がある事を問題視しながらも放置されていたそうです。


S.O.L.のプランに賛同いただき、

なんと!!

「S.O.L.さんが日本から資材を送る時は、関税を200%→ゼロ%にしましょう」

と提案してくださったのです!!

この案をスリランカの国会で審議するため、議案を国会へ申請する部署をその日のうちに紹介され、手続きの説明を受けました。

ついに、スリランカの国会ですよ?!すごくないですか?
デング熱に関する保健省内の資料もたくさん頂く事ができ、この日の帰りの足取りは、とても軽やかでした。

【虫除けは「個人の工夫」から「社会の仕組み」へ。】
そのステージに、今まさに入ろうとしています。

まだ、申請段階ですので先行きはわかりません。

ですが、確実にまた一歩、夢に近づいたのです。

もちろん、問題や壁はまだまだたくさんあります。

それでも、ここで止まるわけにはいきません。

一つひとつ乗り越えながら、私たちは前に進んで行きます。

孤児院のガールズたちと作ったカーテン式AMIDOのサンプル。


【これからの大きな夢に向かって】
私たちの夢は、シンプルです。

「網戸があるのが当たり前の世界にすること」

日本では当たり前のこの文化が、
海を越えれば命を守るインフラになります。

デング熱患者との部屋を仕切る形で設置出来たカーテン式AMIDO。これで少し安心です。

そしてもう一つの夢があります。

それは、現地の人たち自身がこの技術を学び、
教え、広げていく担い手になること。

すでにガールズホームの少女たちは、
デング熱予防教室のインストラクターとして活躍し始めています。

支援される側から、支える側へ。
その変化が起こった世界を見れる日が、本当に待ち遠しいです。

10年以上かかるかもしれない。
だけど、ゆっくりでもいい。

一歩ずつ、この文化を根付かせていきたい。

夢がなくちゃ、やってられない。
夢があるから、ここまで来れた。
夢があるから、きっと実現できる!

日本の虫除け文化が、世界の命を守る日を目指してS.O.L.はこれからも歩み続けます。

当法人は、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。このプレスリリースは「NPO法人S.O.L.(ソル Seed of Lanka)」の夢です。

野生生物により人間が被害を受ける事象)に関する支援活動も行っています。

~S.O.L.のデング熱対策に関する活動~
2017年よりこれまでにおよそ330㎏の蚊取り線香(株式会社ライオンケミカル様より寄贈)を京都大学アジアアフリカ研究所やライオンズクラブなどの協力により、スリランカの教育施設、老人ホーム、障がい者施設、農業従事者など延べ6,000人へ寄贈2017年デング熱流行中の国立病院を見学
2019年より施設や教育機関、スリランカ在住者コミュニティに虫除けについてのアンケート調査を実施
2021年5月 スリランカのクルネーガラ州ポルガハウェラで網戸の実証実験を開始
2021年11月 S.O.L.網戸(AMIDO)キットを開発
2022年11月 スリランカ大使館にてロドニ・ペレーラ大使とAMIDOキットの可能性について面談
2023年3月 スリランカでもっと積極的に活動を行うため、スリランカにNGOを設立申請

2023年12月 NHKおはよう日本「おはBiz」にて紹介

2024年1月 NHK WORLD-JAPAN Biz Streamにて紹介

2024年8月 デング熱予防教室PJがJICA基金に採択される

2024年10月 スリランカ政府よりNGO認証を取得

2024年11月 「世界の人びとのためのJICA基金」採択事業としてデング熱予防教室準備のオンライン
       勉強会を始める

2025年3月 「世界の人びとのためのJICA基金」採択事業としてデング熱予防教室をKurunegala Mu
       nicipal Councilなどで開催

2025年6月 スリランカ保健省、デング熱研究者との協力体制の可能性についてピヴィトゥル・ジャナ
      ック・クマ―ラシンハ次期大使と面談
2026年2月 洪水後のデング熱対策としてスリランカの国立病院で「新生児室AMIDOプロジェクト」

      を行う。

【会社概要】
法人名:NPO法人S.O.L.(ソル)
法人所在地:本部/大阪府枚方市春日西町1‐50‐1

札幌支局/北海道札幌市東区伏古11条2丁目3-18

NGO SOLO/ No.37,1st Lane Welangolla Waththa Kurunegala Sri Lanka


HP https://www.seedoflanka.com/

Facebook page https://www.facebook.com/NPOS.O.L/

Instagram https://www.instagram.com/seedoflanka/

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医療・病院ガーデン・DIY
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URL
https://seedoflanka.com
業種
サービス業
本社所在地
大阪府枚方市春日西町 1‐50-1
電話番号
-
代表者名
大下敦子
上場
未上場
資本金
5万円
設立
2015年12月