令和6年度（第78回）赤い羽根共同募金運動がスタート！東京・霞が関でキックオフイベントを開催しました

NHK大河ドラマ「光る君へ」藤原妍子（きよこ）役の倉沢杏菜さん、大相撲の東関親方らが、赤い羽根共同募金の助成を受けて活動する団体の皆さんと共に、募金や協力を呼びかけました。

社会福祉法人　中央共同募金会

2024年10月3日 17時35分

（後列左から）ANAグループ客室乗務員・岩堀さん、東関親方、日原知己厚生労働省社会・援護局長、村木厚子会長、倉沢杏菜さん、ANAグループ客室乗務員・高橋さん、（前列左から）共同募金の助成を受けて活動する春藤さん、松本さん、石田さん、大澤さん、村野さん（2024/10/1　赤い羽根共同募金運動キックオフイベントにて）

10月1日（火）から、令和6年度（第78回）の「赤い羽根共同募金運動」が始まりました。社会福祉法人中央共同募金会（会長　村木厚子）では、キックオフイベントを東京・霞が関ビル前広場「霞テラス」で実施しました。

キックオフイベントでは、NHK大河ドラマ「光る君へ」藤原妍子（きよこ）役の女優倉沢杏菜さん、大相撲の東関親方（元　高見盛関）らが、共同募金の助成で活動する団体の皆さんと共に、募金を呼びかけました

【名称】第78回「赤い羽根共同募金運動」キックオフイベント

【日時】2024年（令和6年）10月1日（火）12：15～12：45

【会場】霞が関ビル前広場「霞テラス」（東京都千代田区霞が関3-2-1 霞が関ビル東側）

【参加ゲスト】

・倉沢杏菜さん（NHK大河ドラマ「光る君へ」藤原妍子（きよこ）役）

・東関親方（元高見盛関）

・日原知己　厚生労働省社会・援護局長（厚生労働大臣の代理））

＜共同募金の助成を受けて活動している団体の活動者＞

・社福／一社　つくしの郷　利用者の松本暁生さん（東京都足立区・障がい者作業所)

・NPO法人AIKURU　理事村野裕子さん、若者運営メンバー大澤伊織さん

（埼玉県入間市・若者の居場所づくり支援団体)　

・世田谷・みっと　代表春藤伊都子さん（東京都世田谷区・こども食堂)　

・認定NPO法人かながわ311ネットワーク　緊急支援・防災教育担当石田真実さん（横浜市神奈川区・防災教育支援)

・高橋里菜子さん（ANAグループ客室乗務員）

・岩堀祐希さん（ANAグープ客室乗務員）

・村木厚子（中央共同募金会会長）

【当日スケジュール】

12：15　　開始　ゲスト登場　ごあいさつ

12：25　　フォトセッション

＜街頭募金活動＞

12：30　　街頭募金開始　　　　　　　　　　　　　　　　

12：45　　閉会

キックオフイベントでは、ペアで街頭募金活動を行なうゲストによるメッセージが語られ、街頭募金活動が行なわれました。

東京都世田谷区でこども食堂の活動をしている世田谷・みっと代表の春藤伊都子さんが、「私たちのこども食堂は、『みんな　いっしょに　楽しく　つながる』をモットーに、地域の子どもたちと保護者、大人が安心してつながることができる居場所です」と活動の趣旨を話すと、

東関親方は、「相撲界の“ちゃんこ”の「ちゃん」は親、「こ」は子どもの意味で、親子が一緒になってご飯を食べることです。ちゃんこのように、親と子、大人と子どもが一緒に、家族だけでなく地域の皆さんが一緒に食事をする、みんながお腹いっぱい食べられる社会はどんなに素晴らしいか。感動しました。協力していきたいです」と熱く語りました。

一方、埼玉県入間市で、若者の居場所づくりと食支援に取り組むNPO法人AIKURU(あいくる)理事の村野裕子さんと、若者運営メンバー大澤伊織さんから、「私たちは、中学生以上の若者に、家でもない、学校でもない自由な居場所を作っています。そこに集まった若者たちが中心となって自主的に活動しています。活動の一環で、若者が献立づくりから買い物、調理まで自分たちで行い、みんなで食卓を囲みます。赤い羽根共同募金から、食材費の助成を受けて活動を続けています」と、活動の様子が語られました。

同世代の活動への思いを語る倉沢杏菜さん（左）と、若者支援団体の大澤さん（中央）、村野さん（右）

これに応えて、女優の倉沢杏菜さんは、「私自身も料理をすることが大好きですし、若いうちから、家や学校以外でも安心して自主的に活動できる場があるのは、すごくすてきだと思います。私は今19歳ですが、同じ年代の方が、こんなにすてきな活動をされている場所があって、それがもっともっと広まっていけばいいなと思います。そのために私も募金など、自分ができることをさせていただき、この場でもがんばって支援を呼びかけたいです」と若さいっぱいに語りました。

その後、街頭募金活動がスタート！東関親方、倉沢杏菜さん、厚生労働省日原社会・援護局長、中央共同募金会村木会長が、活動団体の皆さんとそれぞれペアを組んで、赤い羽根共同募金への寄付を呼びかけ、広場に集まった方たちが長い列を作って参加しました。

また、今日から始まった「PayPay」で寄付できる募金コーナーにも、人々が立ち寄り、キャッシュレス募金にご協力くださいました。