【開催レポート】日本唯一のインシデント対応力を競うコンテスト「PagerDuty Challenge Cup」、激闘を制した精鋭6チームの頂点が決定!

技術力とコミュニケーション力の両輪が試されるリアルタイム競技。「PagerDuty Tech Day 2026」イベントハイライトを公開。

PagerDuty

 インシデント管理ソリューションを提供するPagerDuty株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:山根伸行、以下:PagerDuty)は、2026年4月15日(水)、東京ミッドタウンホールにて「PagerDuty Tech Day 2026」を開催いたしました。本イベントは、「運用の"たのしい"を見つける。」をテーマに、実践者が現場の実例を共有する技術カンファレンスです。メインホールでの講演やユーザー事例セッションに加え、ハンズオンルームでは特別イベント「PagerDuty Challenge Cup 決勝戦」が行われ、エンジニアをはじめ多数の皆様にご参加いただきました。

4月15日(水)に開催された「PagerDuty Challenge Cup」決勝戦の様子

■ PagerDuty Challenge Cup とは

迅速な初動、的確な判断、チームワーク、ステークホルダーとのコミュニケーションなど、障害対応に必要なスキルを総合的に競う、日本で唯一のコンテストです。 参加チームは、模擬障害環境「ペイジーチャット」で発生するインシデントにPagerDutyを駆使して対応し、以下の4つの基準でスコア化されます。

【採点基準】

  1. 障害対応点:根本原因の特定と解消

  2. コミュニケーション点:CTO、カスタマーサポート、広報担当などステークホルダーとの適切な情報共有

  3. MTTA点(Mean Time To Acknowledge):インシデント認識の速さ

  4. ポストインシデントレビュー点:障害解消後の振り返りの質

 今回の決勝戦では、AWS上のKubernetes環境で最大4つの障害が同時多発的に発生するなど、予選から大幅に難易度が向上しました。技術的な根本原因の特定だけでなく、運営側が演じる「CTO」「カスタマーサポート」「広報担当」への適切なコミュニケーションも評価対象となり、技術力と対人スキルの両面が試される高度な内容となりました。

■ 決勝戦の様子 ~リアルタイムで展開される緊迫のインシデント対応~

Challenge Cup競技中に参加チームへ状況の確認をしにやってくるCTO(ロール)

 決勝戦では、突発的なシステム障害、複数サービスの同時障害、経営層からの問い合わせ対応など、現場で実際に起こりうるシチュエーションが次々と発生しました。

現場で起きたリアルな展開

 2月25日(水)、3月10日(火)の予選を勝ち抜いた精鋭6チームが決勝戦に臨みました。コンテスト中、仮想チャットサービス「ペイジーチャット」に次々とインシデントが発生しました。疑似SNS「PingPost」では、AI Botや観戦者がユーザーとして「チャットが使えない!」「いつ復旧するの?」といった不満を投稿し、その様子が会場のスクリーンに映し出されました。さらに、仮想ツールであるチャットが実際に利用できなくなるトラブルも発生し、本番さながらの緊迫感が会場を包みました。

 刻一刻と変わる障害ステータスやリアルタイムで更新されるスコアボードに加え、CTO役からの「いつ復旧するんだ?」「ビジネスへの影響は?」という厳しい問いかけに対し、各チームはIncident Commander、Responder、Scribeの役割を分担して迅速に対応しました。各チームの奔走する姿やリアルタイムのスコアボード表示に、観客席からは歓声が上がる場面も見られました。

■ PagerDuty Challenge Cup 決勝戦 結果発表

 優勝チームの発表時には、全チームの健闘を讃え、会場全体から大きな拍手が送られました。CTO役を務めた運営スタッフからも、各チームの奮闘を労う言葉が贈られ、会場は温かい雰囲気に包まれました。

🥇 優勝:「CTOに安眠を」チーム (NECネッツエスアイ株式会社)

「チームメンバーの知見とチームワークを活かし、優勝という結果を残すことができました。予選では十分に活用できなかったステータスアップデート機能やポストモーテム機能を本選では積極的に活用し、PagerDutyを用いたより実践的なインシデント対応を体現できた点を高く評価していただけたと感じています。競技を通じて、技術力に加え、チームやステークホルダーへの情報共有と役割分担の重要性を実感しました。特に苦労したCTOを含めたステークホルダーへの状況報告・調整も、各メンバーの役割を意識して連携したことが今回の結果につながったと考えています。今回の経験を今後の業務にも活かし、より良いサービス提供につなげていきたいです。」

(DXソリューション事業本部 デジタルイノベーションサービス事業部 デジタルオペレーション部 森 一樹様、木村 泰雅様、田口 泰成様)

🥈2位:「99x」チーム(NECネッツエスアイ株式会社)

「準優勝の悔しさもありますが、会社として1位・2位を獲得できたことを大変嬉しく思います。日頃の業務でも意識してきたチームワークの積み重ねが、今回の成果につながったと感じています。大会本番はレベルの高いチームが集まる中、強い緊張感もありましたが、運営の皆さまの手厚いサポートのおかげで最後まで集中でき、非常に充実した時間を過ごすことができました。競技の中で難しかったのは、複数のステークホルダーへの障害対応と随時情報を連携していく点です。専門用語を極力使わずに状況を伝えることには苦労しましたが、note機能を活用し情報を常にアップデートすることで整理や共有がスムーズになりました。この取り組みは、今後の実業務においても活用していきたいと考えています。」

(DXソリューション事業本部 デジタルイノベーションサービス事業部 デジタルオペレーション部 山本 泰久様、松田 創様、大野 弘貴様)

🥉3位:「Secured by Trust」チーム (セコムトラストシステムズ株式会社)

 「3位入賞を大変嬉しく思います。一人の力では到底成し得ず、チームで取り組んだからこそ得られた結果です。システム障害を一人で抱え込まず、周囲と協力して取り組むことの重要性を実感できました。個人的に障害対応やPagerDutyの操作経験が限られている中、不慣れな面もありましたが、メンバーに教えて頂きながら取り組めたことは、非常に貴重な経験となりました。
 
最も難しかったのは、度々訪れるCTOへの状況報告です。被疑箇所を正しく理解して端的に伝えることに苦労しましたが、原因が特定できていなくても『10分後に進捗報告する』とあらかじめ伝える工夫をしました。逐次共有で不安を軽減するコミュニケーションこそが、障害対応の重要な要素だと感じました。」

(セコムグループ事業部 DX推進部 第1グループ 齋藤 治道様)

PagerDuty Tech Day 2026 全体レポート

Challenge Cup決勝戦と並行して、メインホールでは国内外の第一線で活躍するエンジニアによる基調講演やユーザー事例セッションが行われました。JR東日本情報システム、オリックス銀行、楽天ペイメントなど、各社のPagerDuty活用事例や、AI時代のインシデント解決、持続可能な運用改善など、実践的な知見が共有されました。

「PagerDuty Tech Day」カンファレンスホールの基調講演

メインホール

時間

セッション名

登壇者(企業名)

14:00-14:30

開場・受付

-

14:30-14:40

開会挨拶

-

14:40-15:10

基調講演

「勝手に始めると損をする? 評価されて「戦える」運用改善の組織づくり

近藤 誠司氏

(株式会社 K-model)

15:10-15:30

ユーザー事例

E2E動作確認自動化によるノイズアラート削減~PagerDuty×Autify~

高須 康平氏

堀口 大輝氏

神﨑 誠人氏

(株式会社JR東日本情報システム)

15:30-15:50

ユーザー事例

PagerDuty導入1年目:スモールスタートから運用拡大までのリアル

佐々木 陸氏

(オリックス銀行株式会社)

15:50-16:10

休憩

-

16:10-16:50

基調講演

AIエージェントが導くインシデント解決の最前線

Everaldo Aguiar

山崎 淳一

野口 貴史

(PagerDuty)

16:50-17:10

ユーザー事例

「テクノロジーも、メンバーも、信じていますか?〜属人化オンコールを手放した実話〜

中島 来門氏

横田 健太氏

(楽天ペイメント株式会社)

17:10-17:50

基調講演

なぜあなたの運用は評価されないのか? 〜個人の職人芸から組織のエンジニアリングへ変える、持続可能な運用の再発明

波田野 裕一氏

(運用設計ラボ合同会社)

17:50-18:00

閉会挨拶

-

18:30-20:00

アフターパーティ

-

イベント終了後のアフターパーティーでは、登壇者や参加者同士のネットワーキングが行われ、盛況のうちに幕を閉じました。

PagerDuty株式会社について

PagerDutyは、デジタルオペレーションマネジメントのリーディングカンパニーです。企業のデジタルサービスを常時稼働させ、優れた顧客体験を提供するためのプラットフォームを提供しています。世界中の35,000社以上の企業がPagerDutyを利用し、インシデント対応の迅速化と自動化を実現しています。

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会社概要

PagerDuty株式会社

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URL
https://www.pagerduty.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー18階
電話番号
03-4580-9905
代表者名
​​山根 伸行
上場
未上場
資本金
-
設立
2022年03月