ダイビルグループ中⻑期経営計画2035 ‘‘BUILD NEXT.’’ 策定
商船三井グループのダイビル株式会社(⼤阪市北区、代表取締役社⻑執⾏役員丸⼭卓、以下「ダイビル」)は、2023 年度から始まる「ダイビルグループ中⻑期経営計画2035 ‘‘BUILDNEXT.’’ 」を策定しました。
ダイビルは、前中期経営計画「“Design 100”プロジェクト Phase-Ⅱ(2018〜2022 年度)」において、5 つの重点施策、①都⼼⼤型オフィスビルの取得、②投資対象の拡充、③海外事業の推進、④既存アセットの競争⼒維持・強化、⑤ビル管理事業の強化・拡⼤、を掲げ、⼤⼿⾨タワー・ENEOS ビル、⼤⼿町ファーストスクエア等の都⼼優良オフィスビルの取得や、当社初となる札幌エリアへの進出、豪州での開発プロジェクト参画などを果たし、また御堂筋・⼋重洲ダイビル建替計画を順調に推進するなど投資計画を達成しました。
「ダイビルグループ中⻑期経営計画2035 ‘‘BUILD NEXT.’’ 」は、本年10 ⽉にダイビル創⽴100 周年を迎えるにあたり、ダイビルの次なる100 年を⾒据え、2035 年をゴールとする経営ビジョン・⽅向性を⽰すものです。
コロナ禍を機に主業であるオフィスビル事業が⼤きな転換期を迎え、また社会課題の解決を通して企業価値の拡⼤が求められる時代において、創⽴以来100 年にわたって築き上げてきたダイビルグループの強みを活かしながら、「ダイビルグループ中⻑期経営計画2035 ‘‘BUILD NEXT.’’」を通し、当社経営理念「ビルを造り・街を創り・時代を拓く」を体現していきます。
商船三井グループが3 ⽉に策定した新経営計画「BLUE ACTION 2035」※1では、不動産事業はボラティリティの⾼い海運市況をカバーする⾮海運型・安定収益型事業の⼀つとして位置づけられており、本計画の実⾏をもって商船三井グループの企業価値向上・グループビジョンの実現への貢献を図ります。
※1https://www.mol.co.jp/ir/management/plan/
記
1.計画名称 ダイビルグループ中⻑期経営計画2035 “BUILD NEXT.”
〜次なる 100 年に向けた、“ビルを造り・街を創り・時代を拓く”の深化と挑戦〜
2.基本⽅針
2035 年(およそ10 年後)のビジョン・ありたい姿を以下(1)・(2)の通り定め、その実現を図る。
【2035 年のビジョン・ありたい姿】
(1) オフィス賃貸事業の安定的な成⻑に加えて、アセットタイプの多様化や事業の多⾓化による⼀層の成⻑を実現し、⼈々がもっと愉しさと誇りを感じる“街創り”を推進していきたい。
(2) 街創りや新たな価値創造により、顧客やグローバル・ローカル社会とともに社会課題の解決に向けて“時代を拓いて”いきたい。
3.定量⽬標(ターゲットKPI) 添付資料P.2 ご参照。
2035 年度税引前利益250 億円
総資産⽬安1兆円(計画期間中の総投資額⽬安7,000 億円)
4.全体戦略添付資料P.3 ご参照。
(1)事業戦略
①国内事業戦略
(ⅰ)新規物件取得、(ⅱ)既存物件建替・RN 推進、(ⅲ)アセットタイプ拡充検討、
(ⅳ)再開発・街創り
②海外事業戦略
(ⅰ)既投資国への投資拡⼤、(ⅱ)新規投資国への投資、(ⅲ)海外新規投資(⼿法・取り組み)、
(ⅳ)商船三井との協業
③新規事業戦略
(ⅰ)新規ビジネス、(ⅱ)ノンアセット事業、(ⅲ)ビジネスモデル多⾓化
(2)戦略促進のための触媒
①商船三井グループとのシナジー、②環境・サスティナビリティ、③DX
(3)事業基盤
①テナントリレーション(営業⼒)、②安⼼・安全の追求、③財務、④組織・制度・ガバナンス、
⑤⼈材開発・育成
以上
【お問合せ先】
ダイビル株式会社経営企画部
TEL:06-6441-1937
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