6/20世界難民の日に合わせ「Voices of Strength」特設サイト公開。世界中から集まるRobo Co-op難民メンバーの多種多様なストーリーを紹介。
6people 6stories. デジタル技術を自ら学びその力で「伝える」までを実現した、Robo Co-opの難民メンバー主体の広報プロジェクトが公開。

ノーコード・ローコードのデジタルスキルのナレッジ提供により、難民やシングルマザーの教育・雇用機会の拡大に取り組んでいる一般社団法人Robo Co-op(代表理事:金 辰泰)は、今年の2025年6月20日「世界難民の日」に合わせ、難民メンバーが主体となって進めた「Voices of Strength」の特設ページを公開しました。世界中からRobo Co-opに参加し、短期間でデジタルスキルを身につけて前向きに働く難民メンバーたちのリアルなストーリーを、すべてAI生成されたナレーション動画とともに紹介しています。
顔や名前を公にすることで、自身や家族が危険にさらされるリスクのある難民たちにとって、AIは“安心して自分のストーリーを語る手段”とも言えます。デジタル技術を自ら学び、その力で「伝える」までを実現したこのプロジェクトは、これからの時代のテクノロジーの可能性と社会的意義の両方を体現しています。
Robo Co-opの難民メンバーが主体となって完成させた、彼らのストーリーをぜひご覧ください。
At Robo Co-op, we believe in the power of diversity, resilience, and shared purpose.
This World Refugee Day, we are proud to present a special collection of stories from our incredible team — individuals from different backgrounds, countries, and experiences, all united by one mission: to build a better future through technology, creativity, and community.
困難な環境の中で“働く力”を培った難民メンバーの声を、社会に届けたい
Robo Co-opではこれまでに、50名以上の難民やシングルマザーに対して、ノーコード、ローコード、デザイン、データ整備などのオンラインスキルトレーニングを提供してきました。彼らの多くは、数ヶ月でスキルを身につけ、リモートでの案件受注を実現。現在では、世界20カ国以上の出身メンバーが、Robo Co-opの一員として日本や海外のプロジェクトに参画しています。
今回の世界難民の日に合わせたプロジェクト「Voices of Strength」では、紛争・迫害・避難先での不安定な生活といった厳しい背景を乗り越え、今まさに“働くこと”を通じて未来を切り開いているRobo Co-opの難民メンバーの一人一人の声を紹介しています。
「なぜ学び始めたのか」「Robo Co-opでの経験」「将来の夢」など、6名それぞれの視点から語られるストーリーは、難民というラベルでは語りきれない“ひとりの人間としての強さ”に触れる内容となっています(英語音声、日本語字幕付き)。
ミャンマー出身 Mのストーリー
アフガニスタン出身 RZのストーリー
シリア出身 Mのストーリー
もっとみる▷https://bit.ly/RoboCo-op-wrd
難民の中にいる優秀な人材たち。Robo Co-opをきっかけに知って欲しい真実。
Robo Co-opが支援する難民たちは、本来ならば自国の大学や企業で活躍していた若き優秀な人材です。しかし、戦争や政治的迫害など、自らの意志とは無関係の理由で国を離れ教育もキャリアも一度は断たれた人がほとんどです。
日本では、難民たち=かわいそう・治安を脅かす人など誤解や先入観を持たれることがまだまだあります。今回の特設サイト「Voice of Strengh」を通じて、彼ら・彼女自らの声により、Robo Co-opで働く若き難民メンバーの学ぶ力・働く力・未来を選ぶ意志などを少しでも感じていただき、彼らが助けを待つだけの存在ではないという事実を知るきっかけになればと考えています。
世界難民の日に寄せて Robo Co-op CEO・金 辰泰(Kim JIntae)ご挨拶
https://www.youtube.com/watch?v=gd-4oVHWbBQ
Robo Co-opとは

Robo Co-opは、世界中の難民や日本のシングルマザーと共に「コープ」による社会的連帯の中でデジタルのリスキルとIT案件の就労、そして当事者による民主的な経営を行う共同体です。5人1組のチームを作り、グループ学習でモチベーションを高め合い、現場で求められるチームワークを磨きながら就労機会に繋げています。
Robo Co-opは、困難な状況にある人々にこそ“プロとして働く力”を届けたいという想いから設立されたソーシャルスタートアップです。 DE&Iに向けて女性や外国人、特に深刻性を抱えるシングルマザーと難民へデジタルスキルを提供し、国や性別にかかわらず、柔軟な働き方をベースとした雇用機会を拡大することをミッションとしています。
Robo Co-opでは、あらゆる形でのご支援を募集します
難民やシングルマザーをはじめとする多様な人材の業務委託によるプロジェクト推進や事業成長を通じた社会貢献に協力いただける企業を広く募集します。本取り組みにご関心のある方は、Robo Co-opまでお問い合わせください。
1.Robo Co-opへのアウトソース: AI開発や研修案件をRobo Co-opにアウトソースするインパクトソーシングを通じて、難民の背景を持つメンバーの就労機会に貢献できます。
インパクトソーシングとは?▷https://gisc.group/jp
2.Robo Co-opのメンバーによるリスキル: すでに難民の背景を持つ人々を雇用している場合、Robo Co-opのメンバーにリスキルの研修を依頼できます。
3.私たちのストーリーの発信: Robo Co-opのメンバーは、難民による「デジタル・インクルージョン」を自分たちの手で広げようと努力しています。彼らのストーリーや取り組みを広めてくださるメディア・報道関係者の皆様のお力添えにも感謝します。
公式サイト:https://roboco-op.org/jp
問い合わせ先:info@roboco-op.org
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