資生堂子ども財団、社会的養護下の中高生向け自立支援「未来デザインプログラム」を福岡・東京で開催

〜リアルな仕事体験や資生堂社員との対話を通じ、将来を描くキャリア支援を実施〜

資生堂子ども財団

公益財団法人 資生堂子ども財団は、社会的養護のもとで暮らす中高生を対象とした自立支援「未来デザインプログラム」を、本年7月22日に(株)資生堂 福岡久留米工場にて、8月26日に(株)資生堂 汐留オフィス(東京)にて開催いたしました。

社会的養護のもとで暮らす多くの子どもたちが、親の支援を十分に得られないまま18歳で自立の時を迎えます。本プログラムは、そうした子どもたちが在学中から自身の強みや可能性を発見し、前向きに将来のキャリアを描くきっかけを届けるため、昨年から開始し、これまでに計4回実施いたしました。

株式会社リクルートが提供する自己理解ワークや、資生堂でのお仕事体験、社員との対話セッションを通じ、実践的なキャリア支援を行いました。

汐留オフィス(東京会場)に集まった子どもたちと社員

■ 各会場の参加概要

【福岡会場】(株)資生堂 福岡久留米工場

開催日:7月22日

参加者:計44名(児童26名、職員18名)/ 九州ブロック7県より参加(福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島)

【東京会場】(株)資生堂 本社(汐留オフィス)

開催日:8月26日

参加者:計73名(児童53名、職員20名)/ 関東ブロック1都7県より参加(茨城、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、長野、静岡)

■ プログラムのハイライト

両会場において、共通のキャリア支援プログラムと、各会場の特性を活かした独自の体験プログラムを実施しました。

【両会場共通プログラム】

1. 可能性発見プログラム(株式会社リクルート提供)

「文化祭でドーナツ屋さんを出店するならどの役割を希望するか」という身近な題材をもとに、グループで楽しく意見交換を行いました。他者との対話を通じて「自分にはどんな強みや可能性があるのか」といった自己理解を深め、将来の職業選択の際にも活用できる自身の適性を多角的に学ぶ貴重な機会となりました。

身近なテーマから適性を解き明かす、リクルート講師によるレクチャー
自己分析を深める子どもたちを、資生堂社員がサポート
グループ内で分析結果を共有し、他者との対話を通じて自身の強みを再発見

2. 社員との対話セッション「働く大人と話してみよう!」

様々な経験を持つ資生堂社員が、自身の「失敗談」やこれまでのキャリアをありのままに語り、子どもたちからの率直な質問に答えました。子どもたちが将来に対して漠然と抱いている不安に対し、大人たちのリアルな経験談を聞いてもらうことで、それを自信へと置き換え、前向きに将来を捉えられるきっかけを提供しました。

社員の「失敗談」やリアルなキャリアに耳を傾ける子どもたち
社員に率直な質問を投げかけ、働くことへの理解を深める子どもたち

【各会場の独自プログラム】

● 福岡会場:工場でのモノづくりに関わるお仕事体験

実際の工場での業務をもとにした、原料を混ぜ合わせる「中味製造」、五感を使って品質を調べる「官能検査」、不良品をチェックする「外観検査」、工場見学や生産を支える「サポート業務」を体験。また、IoT技術を取り入れた最先端の工場を見学しました。

商品のわずかな変化を見逃さないよう真剣にチェックする「外観検査」体験
保護メガネや手袋を着用し原料を調合する「中味製造」体験

● 東京会場:資生堂本社でのブランドに関わるお仕事体験

資生堂の化粧品ブランド「クレ・ド・ポー ボーテ」に関わる5つのお仕事(体験イベント企画、ポスターデザイン、販売員チャレンジ、異業種とのコラボレーション企画、パッケージデザイン)から一つを選んで体験しました。

化粧品販売員にチャレンジ。お客さま役の児童へ丁寧にスキンケアを塗布
子どもたちがアイデアを出し合い、ひとつの企画を創り上げる白熱のワークショップ

■ 参加した子どもたちの声(アンケートより抜粋)

  • 色々な人の色々な経験を聞くことができて、もっとポジティブに考えようと思った

  • 生きていく上で、何が必要なのか、大切なのかを知ることができた

  • 化粧品販売員は、丁寧に話さないといけないから難しいと思っていたけれど、体験してみたら楽しくてやりたくなった

  • 色々な人の話を聞いて、初めてのことにチャレンジしている人がかっこいいと思った

  • 自分の将来の夢をかなえたいと強く思った

  • 色々な考えを持った人と一緒にやる事で、1人ではできない作品が完成した

  • たくさん失敗して、たくさん成功したいと思いました!

本プログラムを通じ、自身の可能性に気づき、将来への視野や選択肢を広げるきっかけを提供することができました。

資生堂子ども財団は、長年にわたり児童福祉に向き合ってきた使命を胸に、今後も本プログラムの継続的な開催を進め、社会的養護下の子どもたちが希望を持って自立できる社会の実現を目指してまいります。

資生堂子ども財団とは

資生堂子ども財団は、1972年4月に株式会社資生堂の創業100周年記念事業として社会への利益還元を目的に設立されました。「すべての子どもが笑顔にあふれ、自分らしく輝く社会へ」というビジョン、「志を共にする仲間とつながり、子どもたちの生きる力を支援する」というミッションのもと、3本の柱で独自の活動に取り組んでいます。

1.「子どもへの支援」

社会的養護のもとで暮らす子どもたちが、自分らしく将来に向けて歩むことができるよう、自立支援や高等教育進学支援を通じて、彼らの未来を後押しします。

2.「子どもを育む職員への支援」

社会的養護のもとで暮らす子どもたちの育ちを支える施設職員や里親など、児童福祉に携わる方々の専門性を高めるための研修機会の提供や活動への助成を行います。

3.「広く一般に向けた情報発信・共有」

すべての子どもの健やかな成長のため、地域の子育て家庭をサポートする活動や児童虐待防止の啓発活動に助成を行います。

概要

法人名:公益財団法人 資生堂子ども財団

設立日:1972年4月8日

代表者:理事長 塩島 義浩

所在地:〒104-0061 東京都中央区銀座7-5-5

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会社概要

URL
https://www.shiseido-zaidan.or.jp/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都中央区銀座 7-5-5
電話番号
-
代表者名
塩島義浩
上場
-
資本金
-
設立
1972年04月