海外の親子支援から、子どもも支援者も孤立しない地域を考える講演会を開催
フランス・ベルギー・カナダの実践から、子どもの権利を支える地域の仕組みを学ぶ対話型講演会を8月12日、京都・下鴨で開催

子どもの「困った」に気づいたとき、地域の大人はどう行動すればいいのでしょうか。
子ども食堂や地域の居場所づくりなど、子どもを支える活動が全国で広がる一方、「子どもの声をどう受け止めればいいのか」「支援が必要だと感じても、どこへつなげればよいのか分からない」と悩む支援者は少なくありません。また、支援者自身が相談できる相手や学びの機会が限られていることも、地域の子ども支援における課題の一つとなっています。
一般社団法人はぐくみ共同体nalba(京都市左京区)は、特定非営利活動法人happinessとの共催により、2026年8月12日(水)、フランスの子ども家庭福祉研究者・安發(あわ)明子氏を講師に迎えた講演会「親も子も、もっと幸せに生きられる社会へ!~みんなの子どもをみんなで育てる、地域づくりを考える~」を開催します。
本講演会では、フランス・ベルギー・カナダで実践されている子ども家庭福祉や地域支援の取り組みを紹介しながら、「子どもの権利を尊重する社会」「子どもも支援者も孤立しない地域づくり」「行政と民間が連携して子どもを支える仕組み」について、参加者との対話を通して考えます。
開催の背景
本講演会は、一般社団法人はぐくみ共同体nalba代表が、安發氏の講演を別会場で聴講したことがきっかけとなりました。
海外では、子育てを家庭だけの責任と捉えず、行政、専門職、地域、民間団体がそれぞれの役割を担いながら、親子を支える仕組みが整えられています。特にフランスでは、子どもが必要な支援につながらなかった場合、「家庭だけの問題」ではなく、「制度や地域の支援体制に改善すべき点はなかったか」という視点から検証し、関係機関が連携しながら再発防止につなげています。
一方、日本では子ども食堂や地域の居場所など、民間による子ども支援が広がる一方で、現場では「子どものSOSをどの機関につなげればよいのか分からない」「児童相談所へ相談すべきか迷う」「支援者自身が孤立してしまう」といった課題も少なくありません。
「京都でも、この学びを地域の保護者や子どもに関わる専門職、地域住民と共有したい。」
その思いから、本講演会の開催が決定しました。
海外の実践を知るだけでなく、日本の地域で子どもの権利を守りながら、誰もが安心して支援できる地域づくりについて参加者とともに考える機会を目指します。
本イベントの特徴
本講演会は、一方向に話を聞くだけのセミナーではありません。
講師による講演に加え、参加者との対話を通して、それぞれの地域や現場で抱える課題を共有しながら学びを深める参加型のプログラムです。
当日は、次のようなテーマについて海外の実践を交えながら考えます。
・子どもの意見や権利を尊重する関わり方
・子ども食堂や地域の居場所が果たせる役割
・行政と民間が協働する地域支援のあり方
保護者、教育・保育・福祉・医療関係者、子ども食堂や居場所の運営者、地域住民など、多様な立場の参加者が交流し、それぞれの現場で実践できるヒントを持ち帰ることを目指します。

講師プロフィール

安發(あわ)明子 氏
人間科学博士(社会学)。
国際こども家庭福祉研究所研究員、東京大学情報学環客員研究員、フランス国立児童保護監察機関研究員。フランスのソーシャルワーカー養成機関や児童保護団体の学術委員としても活動し、子ども家庭福祉や子どもの権利、親をすることへの支援について研究・政策提言を行っています。
フランス国立社会科学高等研究院修士課程修了、立命館大学大学院博士課程修了。2025年にはUNESCO関連団体であるユニバーサル公益連盟銀賞、社会福祉学会『社会福祉学評論』奨励賞を受賞。国内外で講演・研究活動を続けています。

開催概要
イベント名
親も子も、もっと幸せに生きられる社会へ!
~みんなの子どもをみんなで育てる、地域づくりを考える~
日時
2026年8月12日(水)
10:00~12:00
会場
自学自炊コミュニティnalba
(京都市左京区下鴨北野々神町19-6 南山2階)
参加費
無料(当日カンパ歓迎)
定員
40名(先着順)
対象
・子育て中の保護者
・保育・教育・福祉・医療など子どもに関わる方
・子ども食堂や居場所づくりに関わる方
・海外の子育て支援や地域づくりに関心のある方
主催
一般社団法人 はぐくみ共同体nalba
共催
特定非営利活動法人 happiness
後援
一般社団法人子どもアドボカシーセンターKYOTO
一般社団法人社会的養育地域支援ネットワーク(しゃちねっと)
左京区社会福祉協議会
京都市里親会ゆりかもめ
一般社団法人はぐくみ共同体nalbaについて
一般社団法人はぐくみ共同体nalbaは、京都市左京区を拠点に、「食べることは生きること。一緒に食べることは一緒に生きていくこと。」を理念に活動する一般社団法人です。「食と農」をベースに、子どもから高齢者までが世代を超えて学び合い、育ち合う地域コミュニティづくりに取り組んでいます。放課後の子どもの居場所や体験活動、自学自炊を通した学びの場を運営し、地域の多様な大人と子どもたちがつながる環境づくりを推進しています。
特定非営利活動法人happinessについて
特定非営利活動法人happinessは、「子どもたちに関わるすべての人にハピネスを」を理念に、京都市南区を拠点として活動する認定NPO法人です。子ども食堂を原点に、コミュニティカフェ・まちライブラリー、若年女性のための自立援助ホーム・シェルターなどを運営し、子どもや若者、保護者が安心して地域とつながれる居場所づくりに取り組んでいます。また、地域や行政、関係機関と連携しながら、子どもや家庭が孤立しない地域社会の実現を目指しています。
取材のお願い
当日は講演に加え、参加者との対話の時間も予定しています。海外の先進事例を日本の地域でどのように生かせるのかを、子ども支援に携わる実践者や地域住民とともに考える機会です。子どもの権利、地域共生、子育て支援に関心を持つ多くの方々へ本取り組みを届けるため、ぜひご取材・ご掲載をご検討いただけますと幸いです。
お問い合わせ先
一般社団法人はぐくみ共同体nalba
担当:楠本(事務局担当)
TEL:090-9611-1252
E-mail:nalba.school@gmail.com
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
