ウガンダ共和国より金銭面・人的支援を受けたエネルギー関連事業による戦略的提携の今後のスケジュールについて

この度、株式会社アースインフィニティ（本社：大阪府大阪市、代表取締役社長：濵田幸一、以下「当社」）は、2023年3月29日に発表致しましたとおりウガンダ共和国とエネルギーおよび関連事業に関する戦略的提携を締結致しました。調印式後、今後のスケジュールについて打ち合わせを行い以下の事項について相互協力について合意致しました。今後、日本の技術力をもってウガンダ共和国の発展に寄与できるよう電力安定化やカーボンニュートラルの実現、SDGsの推進を図りつつ持続可能なまちづくりを実現するため事業を開始致しましたことをご報告致します。

【　戦略的提携の背景と内容　】
ウガンダ共和国では、コーヒーやバナナなどの農業生産が経済活動の中心であり1人当たり国内GDPも高くアフリカ各国においては経済成長率の高い国家でありながらも、いまだ一部の地域では安定した電力確保が実現せず数時間の停電が発生するなどの状況あり今後の経済成長の加速化には、安定した電力確保が社会課題であると考えられております。そのため電力供給が不安定なウガンダ共和国の一部の地域の5万世帯に向けた安定的かつコストパフォーマンスの高い太陽光発電設備の設置、その関連する業務として送電線網整備や蓄電システム活用論、民間資本による発電事業を促す政策立案などの電力供給体制への技術提供および専門的助言を求められております。また、当該事業における事業資金においては、ウガンダ共和国政府が全て出資し、別途、日本国内にかかる事業開発資金においては、ウガンダ政府がアフリカ開発銀行および世界銀行への借入申請等の手続きをおこなう事で調達を約束いただいたほか、人的支援も全面的に約束をいただけるというものであります。

【　今後の展望　】
上記、要請を受け基本合意を締結致しました当社としては、ウガンダ共和国政府の急務である事業から着実に結実させるため下記のとおりスケジュールについて調印式後に打ち合わせをおこない、ウガンダ共和国との合意に至りました。

1. ウガンダ共和国でのエネルギー関連事業に関するマイルストーン策定
　各事業における優先順位の整理および予算策定等の検証

2. 電力供給が不安定なウガンダ共和国の5万世帯に向けた安定的かつコストパフォーマンスの高い太陽光発電設備の設置
日照時間が長いウガンダ共和国の気候を活用し大規模太陽光発電設備および夜間電力の安定化のための蓄電システム併用設置の着手

3. 安定した電力供給体制への技術提供および専門的助言
電力安定化において重要な送電線網整備（日本メーカー企業のタイアップ等の提携支援）や蓄電池活用の方法論、民間資本によるVirtual -PPA（民間電力市場）などの発電事業を促す政策立案などの技術提供および助言

当社にとって初のアフリカ地域進出となる重要なビジネス拡大の機会であり今回を機にウガンダ共和国各関係省庁の全面サポートのもと、ウガンダ送電公社と協力し同国の電力安定化およびその先の展望に向けて社会的課題の解決と経済発展に取り組んで参ります。