第一線の気候変動の専門家とギャルが語るCONSEOトークイベント~私たちは、気候変動にどう立ち向かうべきか?~3月25日(火)開催

衛星地球観測コンソーシアム(CONSEO)の6回にわたる気候変動シリーズを総括する「CONSEOステージ2025 Spring」

JAXA 第一宇宙技術部門

産学官が集い衛星地球観測に関する政策提言や共創活動を行う「衛星地球観測コンソーシアム(CONSEO)」(事務局:JAXA)は、「CONSEO気候変動シリーズ」を総括するステージ「CONSEOステージ2025 Spring」を3月25日(火)に泉ガーデンギャラリーで開催します。

2024年度、6回にわたり開催したCONSEO気候変動シリーズでは、気候変動の実態や適応策、衛星地球観測の役割について幅広く学んできました。「CONSEOステージ2025 Spring」では、ストックホルム水大賞を受賞された東京大学の沖大幹教授をお招きし、私たちの生活に欠かせない水資源と気候変動という観点で基調講演を行っていただきます。

加えて、ステージのパネルディスカッションでは、沖大幹教授に加えて、CONSEO気候変動シリーズの第3回「気候変動をギャル式※で考えるワークショップ」でファシリテーターを務めたギャル式ブレスト事業部長 兼 kira☆meki ファンタスティック ディレクターハラミ氏およびMVG(Most Valuable Gal mind)賞を受賞した東京大学の古賀千絵氏、そして、第4回「気候変動の最新科学研究」で講演いただいた東京大学の江守正多教授の4名を迎えて、人類はこれからの気候変動にどう立ち向かうべきかについて、多様な視点で議論します。

※合同会社CGOドットコムが提供するギャル式ブレスト®︎は、ギャルの直感的で忖度のないコミュニケーション方法をベースに、自由闊達な議論を行うことで、新しい意見やアイデアを引き出すプログラムです。

私たちの住む地球では、気候変動の影響が如実に感じられる事象が世界中で頻発しており、問題が複雑化しています。ぜひこの機会に、地球の今を知り、気候変動にどう立ち向かうかを一緒に考えませんか。

第3回「気候変動をギャル式で考えるワークショップ」の様子

第4回「気候変動の最新科学研究」の東京大学 江守正多教授の講演動画

CONSEOステージ2024 Spring トークイベントの様子

先着200名で申し込みを受け付けています。下記の応募サイトからお申し込みください。

■CONSEOステージ2025 Spring:

https://earth.jaxa.jp/conseo/news/20250210-2.html

■「CONSEOステージ2025 Spring」 プログラム

  • 日時:2025年3月25日(火) 13:30 – 15:00

  • 会場:泉ガーデンギャラリー(東京都港区六本木1-5-2、「六本木一丁目駅」北改札徒歩3分(南北線))

  • 参加者:CONSEO会員、一般参加者

  • アジェンダ

  1. CONSEO気候変動シリーズの報告:JAXA地球観測研究センター センター長 沖 理子 10分

  2. 基調講演:東京大学 大学院工学系研究科 教授 沖 大幹氏 20分

  3. 気候変動のこれから:対談 60分

    パネリスト

    ・東京大学 大学院工学系研究科 教授 沖 大幹氏

    ・東京大学 未来ビジョン研究センター 教授 江守 正多氏

    ・東京大学 先端科学技術研究センター 特任助教 古賀 千絵氏

    ・CGO社 ハラミ氏

     司会:JAXA地球観測研究センター 参事 杉田 尚子

■登壇者プロフィール

【司会進行】

杉田 尚子

JAXA地球観測研究センター 参事

専門は公共政策・国際関係論。科学技術と政策の接点を軸に宇宙分野での多様なステークホルダーのコミュニティ形成とその拡大に一貫して携わる。日本の宇宙政策の変遷をテーマに博士号(公共政策分析)取得。

JAXAでは、これまでに新規事業創出を手掛けた他、現在は地球観測衛星から得られるデータを誰もが使えることを目指し、ダッシュボードの開発とCONSEOの事務局を担当。

【登壇者】

沖 理子

JAXA地球観測研究センター センター長

専門は気象・気候学。博士論文のテーマが宇宙からの雨の観測だったことから当時の宇宙開発事業団(NASDA)入社。以来一貫して地球観測の研究に携わる。熱帯降雨観測衛星(TRMM)のデータ解析・検証研究や全球降水観測計画(GMP)主衛星の立ち上げなど、複数の日米共同プロジェクトに従事し、2024年に打ち上げが成功した日欧協力による雲エアロゾル放射ミッション(EarthCARE)の立ち上げに携わる。

沖 大幹氏

東京大学 大学院工学系研究科 教授

1964年東京生まれ、西宮育ち。1993年博士(工学、東京大学)、1994年気象予報士。1989年東京大学助手、1995年同講師、2001年総合地球環境学研究所助教授等を経て2006年より生産技術研究所教授。2016年より21年まで国連大学上級副学長、国際連合事務次長補を兼務。2017年より総長特別参与、2020年より現職。専門は水文学(すいもんがく)で、地球規模の水循環と世界の水資源に関する研究。気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第5次評価報告書統括執筆責任者、国土審議会委員、水文・水資源学会会長ほかを務めた。書籍に『水の未来』(岩波新書)、『水危機ほんとうの話』(新潮選書)など。生態学琵琶湖賞、日経地球環境技術賞、日本学士院学術奨励賞、アメリカ地球物理学連合(AGU)フェロー(2014年)、2021年国際水文学賞Doogeメダル、2023年ヨーロッパ地球科学連合(EGU)John Dalton Medal受賞。2024年ストックホルム水大賞、紫綬褒章。日本学術会議第三部・部長、ローマクラブ正会員。

江守 正多氏

東京大学 未来ビジョン研究センター 教授

1970年神奈川県生まれ。1997年に東京大学大学院 総合文化研究科 博士課程にて博士号(学術)を取得後、国立環境研究所に勤務。同研究所 気候変動リスク評価研究室長、地球システム領域 副領域長等を経て、2022年より現職。東京大学大学院 総合文化研究科で学生指導も行う。専門は気候科学。IPCC(気候変動に関する政府間パネル)第5次および第6次評価報告書 主執筆者。著書に「異常気象と人類の選択」「地球温暖化の予測は『正しい』か?」、共著書に「地球温暖化はどれくらい『怖い』か?」、監修に「最近、地球が暑くてクマってます。」等。記事やコメントは個人の見解であり、所属組織を代表するものではありません。

古賀 千絵氏

東京大学 先端科学技術研究センター 特任助教

千葉大学大学院医学薬学府先進予防医学共同専攻修了、博士(医学)。シャリテ医科大学(ベルリン)研究員、千葉大学予防医学センター特任研究員を得て現職。専門は社会疫学で、健康の社会的決定要因や暴力の社会的決定要因の解明を進めている。現在は、都市と健康、ウェルビーイング、暴力、ストレスとの関連について研究を展開している。

ハラミ氏

合同会社CGOドットコム ギャル式ブレスト事業部長 兼 kira☆meki ファンタスティック ディレクター

ギャルと参加者の架け橋🌈として、ギャルマインドを活用したプログラムの設計/運営、ファシリテーターを務める⤴️

小学生の時にギャルの存在に衝撃を受けて以来、ギャルカルチャーを追い続けている、生粋のギャルオタク🌺✌️

好きな言葉は「じゃあお前ゼブラ柄のネイルやったことあんの?」(🔗:https://cgo-gal.com/

■CONSEO Webサイト

https://earth.jaxa.jp/conseo/

■CONSEO(衛星地球観測コンソーシアム)について

CONSEOは、「地球まるごと、より良い未来へ。」とのビジョンの下、衛星地球観測分野でのイノベーションの創出、産業競争力の強化、科学的知見の獲得により、安心安全で持続可能な豊かな社会を実現することを目指し、産学官が衛星地球観測の未来を考えるためのコミュニティとして、設立されました(2022年9月)。2024年11月現在、281の法人・団体が所属し、日本の地球観測衛星にかかる戦略や国への提言、衛星地球観測のエコシステムを構築するための共創活動を推進しています。

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会社概要

URL
https://www.satnavi.jaxa.jp/ja/
業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
茨城県つくば市千現2-1-1
電話番号
-
代表者名
佐藤 寿晃
上場
-
資本金
-
設立
2003年10月