「カーテンが当たり前」は日本だけ? 英国発・Tuissが世界6カ国の窓装飾トレンドを公開
イギリス、スウェーデン、デンマーク、スペイン、アメリカ、オーストラリアの担当者に聞いた、住まい・気候・ライフスタイルで変わる窓まわりトレンド

英国発のオーダーメイド・ブラインド/カーテンブランド「Tuiss(チューイッシュ)」(運営:TUISS DÉCOR株式会社、本社:東京都港区/代表取締役社長 早嵜英二)は8月5日(水)、世界15カ国で展開するグローバルブランドとしての知見をもとに、イギリス、スウェーデン、デンマーク、スペイン、アメリカ、オーストラリアの窓まわりトレンドをまとめた「世界の窓辺レポート」を公開します。
日本では、遮光カーテンとレースカーテンを組み合わせるスタイルが一般的ですが、ブラインドやロールスクリーン、シェードが人気カテゴリーの上位を占めるなど、窓装飾の選び方は国によって大きく異なります。
古い住宅に木製ブラインドを合わせるイギリス、限られた自然光を大切にするスウェーデン、心地よさを表す“hygge(ヒュッゲ)”を重視するデンマーク、強い日差しを外側で遮るスペイン、カーテンを装飾として使いながらハニカムシェードなど機能性の高い商品を選ぶアメリカ、住み替えを見据えて白やニュートラルカラーを好むオーストラリア。それぞれの窓辺には、気候、住宅事情、インテリア文化、暮らし方が反映されています。
本レポートでは、各国担当者へのヒアリングをもとに、各国で人気の窓装飾カテゴリーや、近年注目されている色・素材・機能、さらにその背景にあるライフスタイルについて紹介します。
世界6カ国で違う、人気カテゴリーTOP3


|
国 |
人気カテゴリー |
|---|---|
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イギリス |
1. ウッドブラインド |
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スウェーデン |
1. ロールスクリーン |
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デンマーク |
1. ロールスクリーン |
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スペイン |
1. ロールスクリーン |
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アメリカ |
1. ハニカムシェード |
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オーストラリア |
1. ロールスクリーン |
各国で異なる、窓辺のデザイン・ライフスタイルトレンド
イギリス:古い住宅に馴染む、木の質感と温かなニュートラル

イギリスでは、最も人気の高いカテゴリーはウッドブラインドです。その背景には、築年数を重ねた住宅が多いというイギリスならではの住まいの特徴があります。
華やかな装飾が特徴のビクトリアン様式やエドワーディアン様式の住宅では、縦長のサッシ窓に木製ブラインドの水平スラット(羽根)や木の質感が美しく調和し、空間の格式を引き立てます。一方、クラシックで均整の取れたジョージアン様式の住まいでは、やわらかなドレープを描くローマンシェードが建築の上品な雰囲気によく馴染みます。
近年のカラーや素材のトレンドにも変化が見られます。以前はクールグレーなどの無機質な色合いが人気でしたが、現在はオートミールやウォームホワイトといった色味や、リネン調の風合い、ナチュラルな織り感のあるファブリックなど、温もりを感じられるオーガニックなテイストへと人気が移っています。また、北欧デザインのミニマルさと日本の自然素材を取り入れた“Japandi”スタイルも、イギリスのインテリアトレンドに大きな影響を与えています。
担当者コメント:
「イギリスでは、いつも十分な日差しが得られるわけではありません。だからこそ、よい光が入る日は、人々がその光にとても敏感になります。私たちのブランドは、限られた光を最大限に楽しむという考え方を大切にしています。窓辺のブラインドは、外の景色を美しく切り取りながら、自分にとって心地よい光の中で暮らすための存在なのです。」
スウェーデン:光を失わずにコントロールする、淡色ミニマルな窓辺

スウェーデンでは、オフホワイト、アラバスター、オートミール、ベージュなど、やわらかく自然なトーンの窓装飾が人気です。デザイン面では、淡い色やシンプルなラインを好むスウェーデンらしいインテリアの影響が強く表れています。
スウェーデンの窓まわりを考えるうえで欠かせないのが、季節による日照時間の大きな変化です。冬は日照時間が短く、限られた自然光をできるだけ室内に取り込みたい一方、夏は日が長く、睡眠やプライバシーのために遮光が必要になります。そのため、シンプルで操作しやすいロールスクリーンを中心に、遮光タイプ、電動タイプ、簡単に取り付けられる商品が支持されています。
また、スウェーデンでは集合住宅が住居の半数以上を占め、都市部では賃貸住宅に住む人も多いことから、プライバシーを確保でき、部屋を圧迫しにくい窓装飾が選ばれやすい傾向があります。スウェーデン語の“mys(ミース)”に表されるような、心地よく落ち着いた住まいづくりへの意識も、淡い色や自然な素材感を好む背景にあります。
担当者コメント:
「スウェーデンの窓辺づくりは、光を失わずにコントロールすることが大切です。冬の自然光はとても貴重なため、多くの人は部屋に溶け込むような淡くミニマルなブラインドを選びます。そのうえで、睡眠、プライバシー、断熱が必要な場面では、遮光タイプ、ハニカムタイプ、電動タイプを取り入れています。」
デンマーク:実用性と“hygge”を両立する、あたたかな窓辺

デンマークでは、ロールスクリーン、ハニカムシェード、ローマンシェードが人気カテゴリーとして挙げられます。スウェーデンと同じ北欧圏らしいシンプルで落ち着いた窓辺が好まれますが、デンマークではより実用性を重視する傾向も見られます。
デンマークの住まいづくりを語るうえで欠かせないのが、居心地のよさや温かみを表す“hygge(ヒュッゲ)”の感覚です。窓装飾も、空間の主役として強く主張するものより、自然光やプライバシーを調整しながら、部屋全体の落ち着いた雰囲気を支えるものとして選ばれています。上質でシンプルなインテリアを大切にしてきたデンマークでは、ブラインドにもその価値観が反映されています。
ハニカムシェードは、すっきりとした見た目に加え、遮熱・断熱性の面でも支持されています。都市部では、集合住宅や賃貸住宅でプライバシーを確保できる実用的な商品が選ばれやすい一方、一軒家ではローマンシェードなどを取り入れた、柔らかくレイヤードされた窓辺も好まれる傾向があります。
担当者コメント:
「デンマークの窓辺は、実用的で、温かみがあり、控えめであることが特徴です。人々はやわらかな自然光とプライバシーを求める一方で、部屋全体が落ち着いた“hygge(ヒュッゲ)”な雰囲気になることも大切にしています。そのため、ニュートラルなロールスクリーンやプリーツブラインドが、デンマークの暮らしに自然に馴染んでいます。」
スペイン:強い日差しは外で止め、室内では明るさとやわらかさを整える

スペインでは、白やベージュなどのニュートラルカラーが好まれますが、特に重視されるのは、部屋を明るく、やわらかく見せることです。人気カテゴリーとしては、ロールスクリーン、窓貼り・穴あけ不要タイプ、夏場の網戸が挙げられます。
強い日差しと暑い夏があるスペインでは、多くの住宅に外付けシャッターが備わっており、日差しや熱をまず外側で遮るという考え方が根付いています。そのため、室内側のブラインドには、強い遮光性能だけでなく、プライバシーの確保、光の質の調整、インテリアとしてのなじみやすさが求められます。
近年は、SNSでの広がりもあり、穴あけ不要で簡単に取り付けられる窓貼りタイプの商品が大きな人気を集めています。工具なしで取り付けられる手軽さが、住まいを大がかりに変えずに窓辺を整えたい層に受け入れられています。また、古い住宅では網戸が標準で付いていないことも多く、春夏には後付けできる網戸のニーズも高まります。
担当者コメント:
「スペインでは、デザイン性とシンプルさを兼ね備えた商品への明確なシフトを感じています。スペインのお客様は、オーダーメイドで、自分でも簡単に取り付けられ、豊かな自然光をより快適に活かせるソリューションをますます重視するようになっています。」
アメリカ:カーテンは装飾、窓まわりは機能で選ぶ

アメリカでは、ハニカムシェード、ロールスクリーン、ローマンシェードが人気カテゴリーとして挙げられます。日本では、遮光カーテンとレースカーテンを組み合わせるスタイルが一般的ですが、アメリカではカーテンは、窓まわりの主役というよりも、空間をやわらかく見せる装飾的なアクセントとして使われることが多いとされています。一方で、日常的なプライバシーの確保、光の調整、省エネ性には、ブラインドやシェードが使われる傾向があります。
なかでも、ハニカムシェードはアメリカらしい人気商品のひとつです。断熱性のあるハニカム構造により、住まいの快適性を高め、冷暖房コストを抑える商品として支持されています。アメリカは国土が広く、暑く日差しの強い南西部から寒さの厳しい北東部まで気候差が大きいため、窓まわりには採光やプライバシーだけでなく、断熱性、遮熱性、UV対策といった機能が求められます。
また、大きな窓や手の届きにくい窓を備えた住宅も多く、電動・スマートブラインドへの関心も高まっています。アメリカでは、窓辺を「布で飾る場所」としてだけでなく、光、室温、プライバシーを効率よくコントロールする場所として捉える傾向が強いといえます。
担当者コメント:
「アメリカ市場の特徴は、窓装飾に複数の役割が求められることです。お客様は、オーダーサイズで、簡単に取り付けられ、省エネ性があり、スマートホームにも対応し、さらに近年のやわらかなインテリアトレンドにも合う商品を求めています。大きな窓や地域ごとに大きく異なる気候にも対応できることが重要です。」
オーストラリア:白を基調に、レイヤードと普遍性を重視する窓辺

オーストラリアでは、ロールスクリーン、ローマンシェード、カーテンが人気カテゴリーとして挙げられます。なかでも白のロールスクリーンは長年にわたり定番として支持されており、近年はオフホワイト、ウォームベージュ、グレーなど、よりソフトなニュートラルカラーも人気を集めています。織物感のある生地や自然なテクスチャーも、温かみのあるインテリアトレンドと相性がよく、ニュートラルでありながら表情のある窓辺づくりに取り入れられています。
また、近年のオーストラリアで特徴的なのが、ウェーブカーテンを取り入れたレイヤードスタイルです。人気リノベーション番組やインテリアインフルエンサーの影響もあり、ウェーブカーテンはここ数年で支持を広げています。レースのウェーブカーテンとロールスクリーンを組み合わせることで、やわらかな見た目と実用性を両立できる点が評価されています。
それ以外のウッドシャッターは、ロールスクリーンより高価な選択肢でありながら高級感と普遍的な美しさを備えた商品として支持されています。こうした背景には、明るくクリーンで、幅広いインテリアに合わせやすい窓辺を好む傾向があります。不動産の売買が盛んなこともあり、個性が強すぎるデザインよりも、将来の住み替えや再販価値を意識したニュートラルなスタイルが選ばれやすいと考えられます。
担当者コメント:
「オーストラリアのお客様は、スタイルと実用性のバランスが取れた窓装飾を求めています。タイムレスなニュートラルカラーは今も最も人気のある選択肢ですが、近年はレイヤードスタイル、自然なテクスチャー、そして現代のオーストラリアの住まいに調和しながら快適性や省エネ性を高める商品への関心が高まっています。」
各国で共通する変化:窓まわりは“飾る場所”から、住まいの快適性を整える場所へ
今回のヒアリングで見えてきたのは、窓装飾が単なるインテリアではなく、住まいの快適性を整える要素として見直されていることです。各国で好まれる色や商品は異なる一方で、「暑さ・寒さをどう和らげるか」「自然光をどう取り入れるか」「大がかりな工事をせず、住まいをどう快適にするか」という共通した課題が見られました。
特に、暑さ・寒さ対策や省エネへの関心は各国で高まっています。イギリスではエネルギーコストの上昇や夏の暑さ、スウェーデンでは長い冬と明るい夏という季節差、アメリカでは地域による気候差を背景に、断熱性・遮熱性・光のコントロールといった機能が重視されています。ハニカムシェードや電動・スマートブラインドへの関心も、こうした住まいの快適性を高める流れの一部といえます。
また、穴あけ不要商品への関心も広がっています。オーストラリアではDIY意識の高まりを背景に、住まいを手軽にアップデートできる商品が注目されている一方、スペインでは工具を使わず簡単に取り付けられること自体が大きな価値になっています。
こうした動きは、日本の住まいにも共通するヒントを与えてくれます。猛暑、冬の冷え、電気代、賃貸住宅での設置のしやすさなど、窓まわりの悩みは日本でも身近なテーマです。世界の窓辺の好みを知ることは、海外のインテリアを眺めるだけでなく、毎日の暮らしをより快適にする選択肢を知ることにもつながります。
日本の住まいへ:海外の“窓辺の好み”は、暮らしのヒントになる
各国の窓まわりトレンドを見ていくと、人気の商品や色は違っていても、その背景には共通する住まいの課題があります。強い日差しをどう遮るか、冬の寒さや夏の暑さをどう和らげるか、限られた自然光をどう活かすか、賃貸住宅でもどのように快適で美しい窓辺をつくるか。これらは、日本の住まいにも共通するテーマです。
Tuissは、世界各国で培ってきた窓装飾の知見をもとに、日本の住まいにも取り入れやすいオーダーメイドのブラインド、カーテン、シェードを展開しています。1mm単位でオーダーできる商品や、穴あけ不要で取り付けられる商品、断熱性や遮光性を備えた商品など、デザイン性と機能性を両立する窓まわりの選択肢を提案してまいります。
ご紹介した商品は日本でもTuiss公式サイトからご購入いただけます。
Tuiss公式サイト:https://www.tuiss.co.jp/
Tuiss公式ブログで、国別トレンドを順次公開
Tuiss公式ブログでは、8月5日より「世界の窓辺レポート」特集として、イギリス、スウェーデン、デンマーク、スペイン、アメリカ、オーストラリアの窓まわりトレンドを国別に順次公開予定です。各国担当者のコメントや、住まい・気候・ライフスタイルの背景をより詳しく紹介しながら、日本の住まいにも取り入れやすい窓辺づくりのヒントをお届けします。
Tuiss公式ブログ:https://blog.tuiss.co.jp/
Tuissについて
Tuiss(チューイッシュ)は、2000年に英国で設立したオーダーメイドブラインド・カーテン通販で、これまで世界で1,500万本以上を供給してきました。ウッドブラインドやバーチカルブラインド、ハニカムシェードなどさまざまな窓装飾商品を展開し、V&Aウィリアム・モリスコレクションや英国リバティ社とのコラボレーション商品まで、2,500種類以上の製品を取り揃えています。測定と設置に関するガイドや無料生地サンプルサービスを提供することで、誰でも簡単にDIYできるオーダーメイドスタイルのオンライン販売を可能にしています。
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