鳥取県産業振興機構とっとりバイオフロンティア様に当社「温湿度管理 IoTソリューションシステム」を採用いただきました

株式会社LIMNO

2024年4月8日 14時05分

　株式会社LIMNO（本社：鳥取県鳥取市、代表取締役社長：木村裕一、以下、LIMNO）は、公益財団法人鳥取県産業振興機構（本部：鳥取県鳥取市、代表理事理事長：岡村整諮、以下、鳥取県産業振興機構）　とっとりバイオフロンティアに、温湿度管理IoTソリューションシステムを採用いただきました。

実験用マウス、ラットの環境温度の見える化を通じた、バイオ分野の進歩への貢献

　鳥取県産業振興機構　とっとりバイオフロンティアは、国立大学法人鳥取大学　医学部　米子キャンパス内に立地する産官学連携の研究推進施設であり、遺伝子組換え実験・動物実験が可能なラボ、企業向けのインキュベーションオフィス等を備え、鳥取県のバイオ産業の活性化に取り組まれています。

　実験用マウスやラットの飼育環境の変化は、動物の発育や体調に大きく影響を与えます。そのため、適正な動物実験をおこなうためには、温湿度を、正確に、もれなく収集・管理することが重要になります。このたび、施設内の動物飼育室に停電等の異常発生の際、24時間３６５日いつでも担当者に通知し、迅速なフォローを可能にすべく、LIMNO温湿度管理IoTソリューションシステムを採用いただきました。同システムを利用することで、とっとりバイオフロンティアでは、より精緻な動物実験を継続して実施することが可能になり、バイオ分野の進歩に大きく貢献されています。

▼お客様の声

　鳥取県産業振興機構　総務企画部　バイオフロンティア推進室　人材育成コーディネーター　森山　さやか様

　動物実験における温湿度管理は、実験結果を支える重要な土台部分です。今回の「温湿度管理IoTソリューションシステム」の採用により、飼育室内の温湿度の見える化、そして、緊急時の迅速な対応が可能になり、記録データから異常履歴を追うこともできて利便性も向上しました。導入にあたっては、細かい調整にも応えていただき助かりました。同システムを施設管理維持に活用し、県のバイオ産業の更なる発展に貢献してまいります。

▼森山様のインタビューの様子は、以下動画をご覧下さい。

https://www.limno.co.jp/page-4047/

▼鳥取県産業振興機構　とっとりバイオフロンティア

https://www.bio-frontier.jp/

LIMNO　温湿度管理IoTソリューションシステム

　LIMNO温湿度管理IoTソリューションシステムは、当社製温湿度センサー「LIMNO TEMP-Tag」をキーデバイスに、収集した温湿度情報を、中継機/ゲートウェイを経由して、当社製タブレット「LIMNO Tab Funity」にて可視化するシステムです。管理システムは、東芝情報システム株式会社（本社：神奈川県川崎市、代表取締役：根本健、以下、東芝情報システム）の温度管理システムを採用し、お客様のニーズや用途にそったソリューションをご提供します。

▼東芝情報システム「温度管理システム」

https://www.tjsys.co.jp/embedded/showcase-iot/index_j.htm

●ダッシュボード表示、個別拡大表示、CSVデータダウンロード等、お客様の利便性に応じた表示構成

　　　・当社製タブレット「LIMNO Tab Funity」にデータを取り込み、データ価値を見える化します。

●24時間365日監視や異常情報発報による安心システム

　　　・設定した基準値を逸脱すると、登録していた宛先にメールで異常を知らせることが可能です。

●データはクラウドサーバーにて蓄積・管理

　　　・特別な通信環境が無くても導入できて、データ蓄積、加工、分析も自在に。

●多様な温湿度管理ニーズへ対応可能

　　　・「HACCP温度管理」「室内の空間温度管理」「輸送物温度管理」等でもご利用いただけます。

LIMNO データビジネスインフラシステムのご提供

　LIMNOは、これまで旧鳥取三洋電機における携帯電話事業をはじめ、自販機用決済モジュール等で培った公衆無線回線利用の技術も活用し、センサー・送信ユニット・タブレット、更には、この度、世界初の量産化に成功した「長距離ワイヤレス給電（AirPlug™）技術を活用した高性能の電力送信機（ワイヤレス給電）」を組み合わせたデータビジネスインフラシステムを自社で構築しています。今後も、本システムによって、より安心安全・快適でかつ生産性の高いIoT社会の実現に貢献して参ります。