目の前の生徒に向き合い、次につながる力を育てたい
一般社団法人デジタルアート天草所属(令和6年5月1日着任)河野颯詩郎
新たな地域おこし協力隊員、地域おこし協力隊インターン参加者を募集しています!
募集情報は天草市HPのほか、毎週火曜日13:30~放送の「みつばちラジオ(FM88.8MHz)」や天草市ふるさと住民登録者に対しても随時配信中です。
<地域おこし協力隊員>
(1)【3/31(火)申込〆】(一社)デジタルアート天草所属1人
(2)【4/30(木)申込〆】市民環境課所属(イルカの調査員)1人
詳しくはコチラ➡https://www.city.amakusa.kumamoto.jp/kiji00314056/index.html
<地域おこし協力隊インターン参加者>
(1)【随時募集】牛深ライフ遊学18人程度
詳しくはコチラ➡https://www.city.amakusa.kumamoto.jp/kiji00313863/index.html
(2)【4/30(木)申込〆】インディーゲームインターン参加者5人
詳しくはコチラ➡https://www.city.amakusa.kumamoto.jp/kiji00314088/index.html
(3)【4/30(木)申込〆】御所浦地域おこし協力隊インターン参加者4人程度
詳しくはコチラ➡https://www.city.amakusa.kumamoto.jp/kiji00314097/index.html

自分より若い世代に3DCGの世界を広げてほしい
-天草の高校で、3DCGに取り組んでいる理由はなんですか。
天草市は「デジタルアートの島創造事業」を掲げ、その中のひとつとして「コンテンツ産業で働ける人材の育成」を推進しています。
令和5年度からは、天草工業高校情報技術科にコンピュータグラフィックスを学べる「CG系列」が新設され、一般社団法人デジタルアート天草では、協力隊員をCGクリエイター講師として派遣し、実践的な指導を行っています。
河野さんは、「ゲーム・アニメ等のコンテンツ産業の創出による若年人口の流出抑制」というミッションのもと、一般社団法人デジタルアート天草に所属し、天草工業高校で授業や部活動の指導に携わっています。協力隊員が学校現場で3DCGを教える取り組みは全国的にも珍しく、現場の最前線で“学びの場づくり”を担っています。
-天草に来られた経緯を教えてください。
協力隊として天草に来る前、デザイン系専門学校のメディア映像学科で映像や3DCGを学んでいました。応募のきっかけは、就職活動中に、当時お世話になっていた先生から天草市の地域おこし協力隊募集の話を聞き、「天草工業高校で授業の講師補助という内容を目にした時、3DCGの魅力を自分より若い世代に教えて、自分がそうであったように世界を広げてほしい。」と思ったことでした。
日々の活動は学生とともに
-1日の授業の流れを教えてください。
天草工業高校では、週1回3コマの授業で講師を務め、授業資料の作成も行っています。
さらに週5日、放課後の部活動「CG部」を担当し、1日2時間の指導を続けています。
教える中で大切にしているのは、専門用語をできるだけ分かりやすくかみ砕くこと。
「生徒から『専門用語が分からない』と言われた時は、分かりやすい例をあげて説明をするようにしています。質問に答えて『分かりました!』と言ってもらえた時は、特にやりがいを感じます。」
と明るい声で語る河野さんの言葉からは、生徒に寄り添う姿勢が伝わります。
部活動には天草工業高校の生徒20数名が参加し、コンテスト応募やチーム制作にも積極的に取り組んでいます。
生徒たちからは「とても楽しい。さらにレベルアップしていい作品を作りたい。」といった声もあがってきています。
また、自身の高校時代の経験から、技術だけでなく学校で過ごす時間そのものも大切にしてほしいという思いを持っています。
「私が高校生だった頃はコロナ禍で休校になったり、行事が削られたりしました。社会人になったら味わえない時間だからこそ、メリハリをつけて全力で楽しんでほしいです。」

中学校でも3DCG講座を実施
-中学生向けの3DCG講座では、どんなことに取り組んでいますか?
高校生だけでなく、より早い段階から3DCGに触れてもらえるよう、地元の中学校でも3DCG講座を行っており、学校から支給されているタブレットに3DCGソフト「Blender(ブレンダー)」を導入し、授業内でリアルなグラス制作に挑戦してもらっています。
「CGの基礎から制作まで、分かりやすくコンパクトにまとめるよう心掛けており、みなさん積極的に取り組んでくれています。」と手応えを語ってくれました。


講座の運営も担い、学びの場を地域に増やす
-企業講座では、どんな役割で関わっていますか?
活動は学校の授業以外に、天草に進出している企業が実施するCG講座の運営にも携わり、準備から当日の設営、講師補助までを担当しています。
直近の講座は定員15名が満席となり、アンケートでも「CGに興味が湧いた」「もっと学んでみたい」といった前向きな声が多く寄せられました。学びの入口を増やし、地域に“新しい選択肢”をつくる取り組みが着実に広がっています。

人混みが少なく、景色の中で暮らせるのが心地いい
-天草に移住した感想は?
熊本市出身の河野さんは、これまで市街地での暮らしが中心でした。
一方で、人混みが多い環境は得意ではなく、「活動場所が天草でよかった」と話します。
「趣味がドライブなので、一本道で信号も混雑も少なく、景色の良い天草の道路を走るのが好きです」と語り、日々の暮らしの中でも天草らしさを実感しています。

日々インプットし、進学・就職までサポートしたい
-これからの展望について教えてください
残りの任期について、次のように語ってくれました。
「任期中は、今目の前にいる生徒一人ひとりのサポートに全力で向き合いたいです。そして、CGの世界は進化が早く日進月歩なので、常に最新の情報や技術を学び続けながら、進学や就職のサポートにも力を入れていきたいと思っています。」
退任後は、まず天草に進出しているエンタメ企業への就職も視野に入れ、より専門的・実践的な経験を積みたいと考えています。そのうえで、将来的には天草で独立し、小学生から高校生を対象とした3DCG講座やイベントを開き、3DCGの面白さを伝えていきたいという長期的なビジョンも描いています。
取材・文/一般社団法人くまもと地域おこし協力隊ネットワーク 伊藤徳彦
※記載の内容は取材時(令和7年11月)のものです。
天草市地域おこし協力隊
河野 颯詩郎(かわの そうしろう)
出身 熊本県熊本市
着任 令和6年5月1日
所管課 産業政策課
雇用形態 企業派遣研修型(一般社団法人デジタルアート天草)
活動ミッション ゲーム・アニメ等のコンテンツ産業の創出による若年人口の流出抑制
主な業務 ゲーム・アニメ ・映像等の制作会社の誘致 ・デジタルアート人材の育成・CG制作
Instagram 一般社団法人デジタルアート天草 天草のCG屋さん(@digital_art_amakusa)
https://www.instagram.com/digital_art_amakusa/

熊本県立天草工業高等学校情報技術科CG系列 CM「みんなで創る、学ぶ、広がるCGの世界」編 30秒/
一般社団法人デジタルアート天草(@digi-ama)
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