巨大なエンタープライズIT市場の構造変革に挑むEntaar、1.5億円のプレシリーズAの資金調達ラウンドを実施
大企業IT企画向けAI共創型エグゼキューションサービスで“IT人材不足”を解消する「Entaar」が次なるステージへ
株式会社Entaar(読み:エンター、本社:東京都港区、代表取締役:齋藤大和、以下「Entaar」)は、株式会社ジェネシア・ベンチャーズを引受先とする第三者割当増資1.5億円のプレシリーズAラウンドを実施したことをお知らせいたします。これにより累計資金調達額は約2.1億円となり、大手企業(HD子会社含む)を中心に非常に強い引き合いをいただいている、大企業IT企画向けAI共創型エグゼキューションサービスの普及および採用活動を強化します。

事業開発の背景および市場概況
Entaarは「テクノロジー経済圏の再構築」をミッションに掲げ、日本の巨大なエンタープライズIT市場の構造変革に挑むスタートアップです。
国内IT市場は、SIer/コンサル、IT代理店などの既存プレイヤーが古くから市場を独占し、新陳代謝が起きにくい構造にあります。
2020年前後からDX(デジタルトランスフォーメーション)という言葉が飛び交う一方で、エンタープライズITの現場では深刻なIT人材不足による属人的な業務や外注依存による業務推進、システム構成情報のブラックボックス化、レガシーシステムによる足かせが未だに残り続けている状態です。昨今のAIの普及など、急速に技術革新が行われる中、既存の仕組みでは、変化の速度に柔軟に対応することが困難です。
大企業IT企画向けAI共創型エグゼキューションサービスについて
Entaarでは、IT知見人材のシェアード化とAIが共創する、AI時代の新しい支援モデルを構築することで、テクノロジートレンドに対応できるIT人材の供給量を引き上げています。
また自社開発プロダクトを基軸に、顧客ごとにIT関連情報とIT実務ナレッジを蓄積したデータベースを構築することで、ユーザー(顧客企業のIT部門担当者)は外部人材や内部知見者に依存することなく、
IT投資・企画業務の体系化・標準化が可能となります。

資金調達の概要・目的
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既存サービスの強化
足元のアプローチは、IT実務者向けのエグゼキューションサービスの普及に注力していきます。サービス提供を通じて構築されたIT企画業務に特化したAIエージェントを提供していきます。ユーザーは、IT実務に関する壁打ち・相談や自社のIT投資ポートフォリオの分析・評価、RFPやシステム更改計画、ROI試算の自動化、ベンダーへの問い合わせ・見積取得プロセスを半自動化するといった支援を受けることができます。
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採用の強化
事業成長に伴い、開発(全方位※特にPdM)、事業開発、営業責任者の採用を強化していきます。
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他領域への参入
ITエグゼキューションサービスで得た顧客リレーションやデータを活かして、他領域への参入を目指します。「テクノロジー経済圏の再構築」のミッションに基づき、独自リレーションを活用した収益性の高いITマーケットプレイス事業を展開し、旧来から硬直化しているITディストリビューター市場のアップデートにも挑戦していきます。
本ラウンドにおける投資家について(順不同)
新規投資家 : 株式会社ジェネシア・ベンチャーズ
既存投資家 : アスエネ株式会社 代表取締役CEO 西和田 浩平氏
引受先各社からのコメント
株式会社ジェネシア・ベンチャーズ
代表取締役/General Partner 田島 聡一、Investment Manager 黒崎 直樹


この度ジェネシア・ベンチャーズからリード投資をさせて頂きました。国内SaaS市場の数倍・数十倍の規模を誇るエンタープライズIT領域。同領域は複雑な既存システム群の管理難易度が高い中、これからAX(AI-Transfromation)や専門人材の人手不足などの時代変化の波が訪れる中で、新しい事業機会が生まれてくる領域だと捉えています。
代表の齋藤さんはアスエネ・メドレー出身で高い営業実績を残し起業に至った実践派の人物です。エンタープライズ領域知見、高い営業力、そしてその人柄を含めて本事業領域におけるFounder-Market-Fit
を強く感じる起業家です。チームEntaarは今後10年のエンタープライズIT領域の新しい在り方を提示すると信じております。齋藤さん、Entaarの皆様、共に頑張っていきましょう!
アスエネ株式会社
代表取締役CEO 西和田 浩平氏

Entaar社とCEOの齋藤さんが挑戦するIT市場の構造変革は、長期で急成長していく領域であり非常に大きな可能性を秘めています。アスエネの卒業生で、新事業の立ち上げを一緒にやってきた仲間であるCEOの齋藤さんが、その中心で強いオーナーシップを発揮しており、最初の事業のゼロイチ立ち上げが一番難しい中で、短期間で順調に多数のエンタープライズのお客様を獲得できており、今回も追加投資をさせて頂きました。ここから更に大きな視座で突き抜けてもらうべく、Entaar社のさらなる飛躍と急成長をガンガン応援していきます!
弊社代表コメント
株式会社Entaar
代表取締役CEO 齋藤 大和

今後10年のエンタープライズIT領域の新しい在り方を提示する存在として、巨大な産業をデータとテクノロジーで変革していきます。
既に創業1年半で、上場企業を含む複数の大手企業での導入が進んでおり、この仕組みが、今後の大企業AX(AI-Transfromation)やDX(Digital-Transformation)、BPR(Business Process Re-engineering)推進におけるインフラになると信じています。
また既存投資家のSSS Capital、インキュベイトファンド、個人投資家として西和田浩平氏(アスエネCEO)に加え、本ラウンドにて、新たにジェネシア・ベンチャーズにも参画いただき、この歩みをさらに加速できることを大変嬉しく思います。今回の資金調達を活用し、さらなるプロダクト開発と組織強化を進め、業界におけるプレゼンス向上を図っていきます。
採用について
EntaarではAI技術を主軸に事業の成長を図るため、営業、コンサル、PdM、機械学習エンジニアやデータエンジニアを中心にビジネス部門から開発部門まで幅広く採用を行っています。
採用職種一覧:https://herp.careers/v1/entaarinc
株式会社Entaarについて
株式会社 Entaarは「テクノロジー経済圏の再構築」をミッションに掲げ、巨大なエンタープライズIT市場の構造変革に挑むスタートアップです。
所在地:東京都港区虎ノ門2-2-1 住友不動産虎ノ門タワー6F
代表者:代表取締役CEO 齋藤大和
設立日:2024年5月
事業概要:大企業IT企画向けAI共創型エグゼキューションサービスの開発と提供
問い合わせ先:info@entaar.com
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