【東北が“女性に選ばれる地域”へ】東北電力グループ主催「CONNECT MEET UP-東北で描く女性の未来-」開催しました！

東北が女性にとって「働きたい・住みたい」と思える地域になるには？様々な問いのもと、ディスカッションを行いました。

トークネット

2025年6月16日 09時00分

東北電力グループ、株式会社トークネット（本社：宮城県仙台市、代表：紀野國文康）は、2025年5月27日(火)によりそう東北コネクト主催イベント「CONNECT MEET UP -東北で描く女性の未来- 」を開催いたしました。

本イベントは、東北における女性のビジネス環境を考えることを目的に開催し、企業で働く女性、フリーランスとして活躍する女性、そしてこれらを支援する立場にある方々など、総勢30名が参加しました。

講演やパネルディスカッションでは、「東北が“女性に選ばれる地域”となるためには何が必要か」をテーマに、柔軟な働き方の推進や地域コミュニティへの積極的な参加について議論が展開されました。参加者間で「働きやすい環境整備や男性を含めた包括的な支援が、地域全体の活性化につながる」という共通認識が共有される一方、地域コミュニティ内のハラスメント防止や支援体制に関する課題も浮き彫りになりました。多様な視点が交わった本イベントは、東北が女性にとって魅力的な地域となるための第一歩となりました。

イベントの詳細・当日の様子

「CONNECT MEET UP　-東北で描く女性の未来-」イベント概要

【プログラム】

① オープニング

② 講演

③ パネルディスカッション

④ クロージング

⑤ ネットワーキング

【当日のイベント内容】

・株式会社Pallet　羽山暁子氏講演

　-東北で働く女性たちが直面する課題や現状について、データに基づき分かりやすく解説していただきました。また、幸せに働くためのヒントを具体的な事例とともにご紹介いただきました。

・パネルディスカッション

　 -羽山氏に加え、OWB株式会社の和田智行氏（ファシリテーター）と一般社団法人フィッシャーマン・ジャパンの安達日向子氏にご登壇いただきました。地域や企業が女性に選ばれる存在となるための具体策として、柔軟な働き方の推進や地域コミュニティの活性化など、具体的な提案を交えた議論が行われました。実体験とデータに基づくディスカッションは非常に活発で、参加者からも多くの質問や意見が寄せられ、大きな盛り上がりを見せました。

議論で特に注目された内容

地域や企業が「女性に選ばれる存在」になるための具体策
家庭と仕事のバランスを取る柔軟な働き方の推進
地域コミュニティへの参加とその課題

イベントを通じて、主催者側も「問を持ち続け、具体策を考え続けることの重要性」を改めて実感しました。開催後のアンケートでは、参加者全員から「次回も参加したい」との声が寄せられ、同テーマでの継続的なイベント開催を求める意見が多数届きました。

よりそう東北コネクトでは、デジタルとリアルの双方を活用した取り組みを通じて、東北・新潟の課題解決に向けた活動を進めています。法人間のオンラインネットワーク構築や対面での交流イベントなど、共創の輪を広げるための取り組みを今後も展開していきます。

東北をさらに魅力的な地域にするために、皆さまのご参加やご意見をお待ちしております。ぜひ会員登録をよろしくお願いいたします。

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【登壇者紹介】

株式会社Pallet 代表取締役 / 東北はたらく幸せ研究所所長

羽山暁子氏

国際基督教大学（ICU）卒業後、インテリジェンス（現パーソルキャリア）で法人営業・人事を経験し、ブレインパッドでは人事マネージャーとして上場を支援。

人事領域での豊富な経験とアドラー心理学に基づくコーチングを活かし、中小からグローバル企業までの組織開発・風土変革を支援。採用・制度設計・人材育成・エンゲージメント向上まで一気通貫の支援に強み。

人事機能のBPO事業「あっぱれHR」では、スキル研修と「スクラムワーク」による就労機会を通じて、女性の経済的自立と企業の人事機能強化、双方の支援に取り組んでいる。

OWB株式会社代表取締役

和田智行氏

南相馬市小高区（旧小高町）生まれ、在住。2005年よりリモートワークで東京のベンチャーの役員に就任。2011年3月の原発事故により家族とともに約6年間の避難生活を余儀なくされる。2014年、居住が認められない避難指示区域にて創業。「地域の100の課題から100のビジネスを創出する」をミッションに掲げ、一度は住民ゼロとなった町に20以上の事業を創出。多様なローカルビジネスの創出を通じた自立的で持続可能な地域づくりを目指している。

一般社団法人フィッシャーマン・ジャパンクリエイティブディレクター

安達日向子氏

武蔵野美術大学在学中に東日本大震災にあう。メディアから流れてくる表面的な情報に疑問を抱き被災地に通い、現地の人々によりそったドキュメンタリーやアート作品を制作。大学卒業後、宮城に移住。

2015年、水産業をカッコよくて、稼げて、革新的な「新3K」に変えることを目指す漁師団体「フィッシャーマン・ジャパン」にジョイン、2018年には水産業に特化したクリエイティブチーム「さかなデザイン」を立ち上げ。

クリエイティブの領域を超えて、海の環境保全やダイバーシティ化などにも取り組む。