中部大学の研究開発グループがアーティストMUSASHIとのコラボで大阪・関西万博に出展
集中力を爆上げするLEDシステムの照射から生まれたMUSASHI作品とは!?

これまでにさまざまな企業や団体、著名人とのコラボを実現してきたアーティストMUSASHIだが、今回は大学の研究開発にも協力させていただいた。中部大学で研究されているLED照明システムと、その実験の結果生まれたMUSASHIのアート作品とでコラボが実現し、大阪・関西万博で7月9・10日に開催する『世界のMUSASHI個展』に中部大学も出展いただく予定だ。
元々このLED照明システムは、認知症の方向けに開発されたもので、施設で生活する高齢者の方がこのシステムを活用することで睡眠障害が軽減されたり、薬物などを使わずに認知症状が改善されたりすることを目的としたもの。そして高齢者に限らず、照射する光の色の波長を調節することで、色温度が変化し、集中力が上がるということがわかっている。
LED照明システムによる概日リズム調節が施設高齢者の睡眠に及ぼす影響

今回の実験では、このLED照明システムによる数種類の光を、MUSASHIが浴びながら作品を創作したらどんな違いが生まれるのかを試してみよう、という狙いで行われた。実際に5種類の違う光を照射しながら描かれた作品はこちら。









具体的にどの光でどのような違いが生まれたのかは明確にはわからないものの、実験では交感神経と副交感神経、心の揺らぎなどを数値化して状態を計測した。その結果、これまでの学生を対象にした実験と比較してもMUSASHIは群を抜いた集中力を発揮していたことがわかった。
万博の個展当日は、このLED照明システムを搭載したスマホ30台を設置し、訪れた方々に体験していただく。このLED照明システムは今後、一般に販売される予定もある。MUSASHIのアートがステッカーとして貼られた万博バージョンのシステムが限定で受注販売されるそうなので、ぜひ注目していただきたい。
《コラボ団体情報》
■名称:中部大学
■所在地:愛知県春日井市松本町1200
■創立年:1938年(名古屋第一工学校、1984年より中部大学に改称)
《事務局情報》
■名称:万博武蔵個展事務局
■代表TEL:06‐6606-9638
■Mail:ishitomi.expoinfo@gmail.com
■住所:〒566-0063 大阪府摂津市鳥飼銘木町1番40号
《企業情報》
■名称:株式会社 石富プロパティー
■代表者:代表取締役 中井 健太
■所在地:〒572-0077 大阪府寝屋川市点野3丁目30番4号
■設立:2015年2月
■資本金:1,700万円
■HP:https://musashi-ishitomi-art.com/
《アーティスト情報》
■名称:MUSASHI/武蔵
■出身:大阪府寝屋川市
■年齢:2003年生まれ
幼少期から立体造形などの制作が好きで、中学生で本格的に絵を描き始める。寝屋川市出身。マーカー、アクリル、顔彩などを巧みに取り入れ、色彩に優れた作品、キャラクターなどを描くことをスタイルとしている。
BeatやLyricから生まれる作品や、花柄などを用い、ポジティブマインドからダークな表現までメッセージ性のある作品をキャンパス、デジタルアート、立体造形などに落とし込むスキル&スタイルに注目いただきたい。
■SNS:https://www.instagram.com/musashi_ishitomi?igsh=M2ZuMTJlY3AxanNh

【世界のMUSASHI個展】
大阪・関西万博の期間中、7月9・10日の2日間に開催する『世界のMUSASHI個展』では、株式会社石富プロパティー所属アーティストMUSASHIの作品に加え、MUSASHIを応援して下さる様々な企業や団体、アーティスト、アスリートとのコラボレーション作品を展示する。また、47都道府県の障がい福祉事業所との合作プロジェクトも進行中で、障がい福祉×アートの可能性を世界に発信し、障がい福祉に対する社会の理解増進にも努めていく。
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