進化を続ける街・名古屋大曽根に、“次世代の神話”を描く静電場朔（D!an）氏の作品がエントランスを彩る新築マンション

今回コラボしたのは、人の内面世界＝“内宇宙”をテーマに創作を続けるアーティスト・静電場朔（D!an）氏。作品が放つ繊細な存在感が、住まいにやさしい深みを添えています。

株式会社メイクス

2025年6月25日 11時00分

自社ブランドマンションの企画・開発・販売などを手がけているメイクスグループ（本社：東京都渋谷区）が、「メイクスアート大曽根」を愛知県名古屋市の大曽根エリアに完成させました。
アーティスト・静電場朔（D!an）氏とのアートコラボレーションにより、エントランスホールには描き下ろしのアート作品2点が展示され、日々の暮らしの中でアートと出会える住まいを実現しています。

▶株式会社メイクス公式ウェブサイト：https://makes-g.co.jp/

■再開発が進む、注目の「大曽根エリア」に誕生した新築アートマンション

名古屋市北区・大曽根エリアに誕生した「メイクスアート大曽根」は、3路線が交わる利便性の高い「大曽根」駅から徒歩圏内に位置し、栄エリアにも隣接する通勤・生活に便利な立地が特長です。近年はバンテリンドームの開業や商店街の再開発が進み、街全体が活気を増しており、今後のさらなる発展も期待されています。

外観は、落ち着きのあるモノトーンのカラーリングを基調に、建物側面のストライプが印象的なアクセントを添えています。正面ファサードにはホワイトのラインを配し、バルコニー手摺のデザインにも変化を持たせることで、クールで洗練された印象を演出。感性に響くデザイン性と、ファミリーマンションにも劣らないグレード感を兼ね備えた、メイクスアートシリーズの最新作です。

■人の“内宇宙”を描き出す、アーティスト・静電場朔（D!an）氏

本マンションのエントランスには、北京生まれ・東京在住のアーティスト、静電場朔（D!an）氏による描き下ろし作品を2点展示しています。

静電場朔氏は、アートディレクター／ミュージシャンとしても活動しており、幼少期にアメリカやヨーロッパ、中東・アフリカに滞在した経験から、文化や言語の枠を越えた表現世界を展開。
人間の内面を“内宇宙”と捉え、絵画・彫刻・映像・音楽といったメディアを融合しながら、観る人の深層に問いかける作品を制作しています。

「Dawn of the Dreamland/夢の国の夜明け」

この作品は、夢と現実が交錯する一瞬を捉えています。立方体は新たな始まりを象徴し、夢が無形から有形へと変化する過程を映し出します。その中で、天使は静かに目覚め、光が優しく差し込みます。ディスコボールは音楽の始まりを暗示し、夢が芽吹き、成長する瞬間を感じさせます。無限の可能性と輝く未来が広がる、希望に満ちた情景が表現されています。

「Homeward Over the Rainbow /虹を越えて帰る」

この作品は、心の中の探索を描き出しています。宇宙を越え、星河を渡り、虹の彼方へと進む旅路は、まるで魂の揺らぎのように、無限の広がりを感じさせます。深い夜の静けさの中で、無数の星々がその輝きを放ち、広大な空に浮かぶ天使が、優雅に羽を休める瞬間を切り取ったような情景が広がります。まるで時間と空間を超えて、内面の平穏と共鳴するかのような、そんな心温まるひとときが感じられます。

■静電場朔（D!an）氏プロフィール

-次世代の神話を築くアーティスト-

幼少期をアメリカ、ヨーロッパ、中東、アフリカなど複数国で過ごし、多文化的な背景が作品に反映されている。繊細な観察力と豊かな想像力を用いて、音楽と絵画の両面から独自の"宇宙"を描く。
人間の内心を「内宇宙」と定義し、非生命体を擬人化して自分と世界、人と人とのつながりを象徴的に表現する。数多くの個展を開催し、国内外のアートプロジェクトにも参加。修士課程修了後、東京でクリエイティブワークの会社「XL-UNIVERS」設立。2022年には東京原宿にアートユニット兼ギャラリーの「SOMSOC GALLERY」を仲間とスタートさせ、独自のカルチャーを発信している。
ミュージシャンとしては、パックマン40周年記念の楽曲提供、『陰陽師』などのアニメ作品の主題歌も担当するなど、個性的な楽曲を多数発表している。また、国内外の音楽フェスに出演し、彼女ならではのパフォーマンススタイルでファンを魅了し続けている。

■静電場朔（D!an）氏インタビュー
Q. はじめてこのお話を受けた時はどのように思いましたか？

A. 住宅のためにアート作品を制作するのは、私にとって初めての経験でした。だからこそ、このプロジェクトにはとても大きな責任を感じました。
私は、建築という存在は人の暮らしを大きく変える力を持っていると考えています。
この空間に入居される方々に、少しでも「特別さ」や「安心感」を感じてもらえたら嬉しいですし、何より、自分の作品を通じて皆さんとつながりを築けたらと思っています。
この場所が、皆さんの人生の中で大切な記憶のひとつとなることを願っています。

Q. これから入居する方に向けて、どのように過ごしてほしいかなどメッセージをお願いします。
A. この空間が、昼も夜もあなたに寄り添う「心の住処」となりますように。