キャリアコンサルティングを代替するマッチングシステムの開発を開始

機械学習とクローリング技術でWeb上すべての求人からキャリアを提案する「Matching Intelligence」を今夏にリリース予定

LAPRAS株式会社(所在地：東京都渋谷区、代表取締役：島田 寛基)は、2020年2月26日に機械学習技術を活用した人と職業のマッチングシステム「Matching Intelligence(マッチングインテリジェンス)」の開発を開始しました。
https://corp.lapras.com/company/

Matching Intelligenceは、従来転職エージェントによって行われていたキャリアコンサルティングをWeb上で受けることができるシステムです。LAPRASが保有する機械学習とクローリングの技術を活用し、Web上のすべての求人から転職先の候補を提案します。

既存の転職エージェントが抱えるミスマッチの問題
従来の転職エージェントサービスでは、エージェントが契約している企業の採用募集しか取り扱いできないため、求職者へ提案される企業の選択肢は限定的で、求職者にマッチしている採用募集があっても紹介できないことがありました。
また、成果報酬型が一般的な業界慣習の影響もあり、一部のエージェントでは本人の志向性を考慮せず給料が高い企業に無理やり求職者を押し込むという利益至上型の傾向も見られます。

これらの結果として、時間を割いて転職エージェントにキャリアコンサルティングを依頼しても結果としてミスマッチな転職が生まれることがあります。


2つの特長によるミスマッチ解決
Matching Intelligenceでは転職エージェントによるキャリアコンサルティングが抱える問題を、これまでにLAPRASが培った機械学習による解析とクローリング技術を活用して解決することを目指しています。

① Web上に公開されているすべての求人情報とマッチング
LAPRASのクローリングシステムを求人情報の収集にも転用し、Web上に公開されているすべての求人情報とのマッチングを行います。

② LAPRASポートフォリオを活用したスキル・志向性マッチング
機械学習などを活用し、LAPRASポートフォリオ上のスキル・志向性情報も参考にした求人の提案を可能にします。また、マッチングの結果を学習し、使用するほどに精度の向上も期待できます。

＜Matching Intelligenceの仕組み＞
個人のスキル・志向性情報の可視化ポートフォリオサービス「LAPRAS」に蓄積された情報と、キャリアやスキルに関するいくつかの質問への回答を解析することで、Web上に公開されているすべての求人情報の中から自身にマッチした転職先を提案します。


今後の開発計画
2月26日 開発開始
3〜4月 実証実験
6〜8月 提供開始

※開発計画は変更になる可能性があります。


LAPRAS株式会社について
「あらゆる事象を必然化し、世の中のミスマッチをなくす」というミッションの基、個人向けのスキル可視化サービス「LAPRAS」と企業向けのヘッドハンティングサービス「LAPRAS SCOUT」、フリーランス・副業エンジニア採用サービスの「LAPRAS Freelance」を運営しています。
 

＜会社概要＞
会社名 ： LAPRAS株式会社
代表者 ： 代表取締役 島田 寛基
所在地 ： 東京都渋谷区円山町28-1 渋谷道玄坂スカイビル2F
設立 ： 2016年5月11日
資本金 ： 4億1,440万円(資本準備金含む)
URL ： https://corp.lapras.com/


LAPRASによる個人情報の取扱について
当社は、個人情報保護法第23条第2項に従って個人情報保護委員会に届出た上で、採用候補者の個人情報の第三者提供を行っています。