コリニア株式会社: 自律型データ分析プロダクト「autoBI (auto Business Insight)」のトライアル提供

コリニア株式会社（旧　コストサイエンス株式会社）

2023年9月1日 12時40分

　コリニア株式会社（千代田区、代表取締役：小倉朗、以下「当社」）は、「あらゆる人がデータと共に次世代の意思決定へ」というコンセプトの元、自律型データ分析プロダクト「autoBI (auto Business Insight)」のトライアル提供を開始しました。

　autoBIは、データ分析のスキル（分析手法の検討、プログラミング、分析結果の解釈等）が十分でないビジネス担当者の方でも容易に、手元のデータからビジネス目的に応じたインサイトの導出を可能にし、意思決定の質とスピードを向上させるツールです。

「autoBI」サービスサイト：https://lp.autobi.org

背景

　近年の需要の高まりから、AI人材（≒データサイエンティスト）の採用は難化しており、2020年時点での不足数が約4.5万人であるのに対して、2025年には9.7万人、2030年時点で14.5万人と、拡大していく見解が発表*され、人材不足の課題はますます深刻化すると考えられています。(出典: 経済産業省: 「IT人材需給に関する調査」2019年3月)

　そのため、企業が意思決定の質とスピードを向上させ、競争力を担保するためには、データ分析のスキルが十分でないビジネス担当者の方でもインサイトが導出できる仕組みが必要となります。

　市場には、ノーコードBIツールやOpenAI社のChatGPTのcode interpreterをはじめとした様々な分析ツールが供給されていますが、ビジネス担当者の方がご自身で分析を実行し、インサイトを導出するには、1. 分析手法の検討、2. プログラミング、3. 分析結果の解釈、の課題があり、これらを同時に解決するツールが必要であると考えています。

　このような背景から、あらゆる人がデータと共に次世代の意思決定ができる社会を目指し、AI人材の需給環境課題への解決策のひとつとして、本autoBIの開発に着手しました。

autoBIの特徴

　autoBIにはデータ分析のよくある3つの課題を解決する機能を搭載しております。

エージェント主導での分析設計
autoBIでは、入力されたデータと目的に応じて、成果物と分析の流れを自動で定義します。
そのため、「ビジネス的に達成したい事項を満たす分析方法があるか分からない」、「どのような手法をどのように組み合わせるべきか判断できない」といった分析手法の検討に関する課題を解決することができます。
チャットでの操作
autoBIでは、チャットインターフェースを採用しています。どなたでも、プログラミング不要で、分析を実行することができます。
インサイトの自動導出
autoBIでは、システム内部で、客観的に主張できる/できない示唆を選別し、分析結果を数値やグラフのみではなく言語として、また、専門用語を用いない形で提示します。
そのため、「分析結果をどのように解釈すれば良いか分からない」といった統計知識の不足による分析結果の解釈の課題を解決することができます。