MR(複合現実)プラットフォーム”Auris(オーリス)”を開発するGATARI、東京都が行う「行政課題解決型スタートアップ支援事業」の「新商品等の生産・提供により新たな事業分野の開拓を図る者」に認定
ピッチイベント「UPGRADE with TOKYO」第11回で優勝し、2021年10月から2024年3月まで、認定をもとに行政課題の解決に資する最先端技術サービスを提供
Mixed Reality(ミックスドリアリティ:複合現実、以下「MR」) スタートアップの株式会社GATARI(ガタリ、本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:竹下俊一、以下「GATARI」)は、この度東京都より「行政課題解決型スタートアップ支援事業」における「新商品等の生産・提供により新たな事業分野の開拓を図る者」に認定されたことをお知らせいたします。
2021年2月に東京都が主催したピッチイベント「UPGRADE with TOKYO」第11回(募集テーマ:通信技術・デジタル機器を活用した都立文化施設のアクセシビリティ向上)でGATARIが優勝したことをきっかけに本認定に至りました。認定期間中、東京都の機関が競争入札によらずにGATARIの開発するMRプラットフォーム”Auris(オーリス)”を購入・使用することができるようになります。2021年10月から2024年3月までが認定期間で、都と連携して事業を検討してまいります。
2021年2月に東京都が主催したピッチイベント「UPGRADE with TOKYO」第11回(募集テーマ:通信技術・デジタル機器を活用した都立文化施設のアクセシビリティ向上)でGATARIが優勝したことをきっかけに本認定に至りました。認定期間中、東京都の機関が競争入札によらずにGATARIの開発するMRプラットフォーム”Auris(オーリス)”を購入・使用することができるようになります。2021年10月から2024年3月までが認定期間で、都と連携して事業を検討してまいります。
2016年に創業したGATARIは、リアル空間とデジタル空間がシームレスに融合し(ミックスされ)、リアルなモノとバーチャルな情報とを等価に表示・操作することができるMixed Reality※1 社会の実現に取り組むスタートアップです。視覚を拡張するARグラスの開発・普及に先駆け、すでに世間に浸透しつつある6軸センサー搭載のウェアラブルデバイスや空間オーディオ技術の発展、さらにデジタルツインを構築しARcloud技術※2 を活用することで聴覚からMRを実現させるべく『Auris(オーリス)』という空間プラットフォームを開発・提供しています。「今までにないエンターテインメントから未来のインフラを創る」をミッションに掲げ、これまでに神奈川県や東北楽天ゴールデンイーグルスとウィズコロナにおける観光エンタメイベントを企画したほか、東京メトロ・鹿島建設・乃村工藝社とともに空間ビジネスのDXや施設アクセシビリティの向上に取り組んでまいりました。
2021年2月には東京都が主催したピッチイベント「UPGRADE with TOKYO」第11回(募集テーマ:通信技術・デジタル機器を活用した都立文化施設のアクセシビリティ向上)に代表・竹下が参加し、「既存の設備に一切干渉せずに空間の文化価値を高めるデジタル世界の構築」のプロポーザルで優勝しました。そして、この度「行政課題解決型スタートアップ支援事業」における「新商品等の生産・提供により新たな事業分野の開拓を図る者」に認定されました。本認定により、2021年10月から2024年3月までの間、東京の機関は競争入札によらずにGATARIの開発するMRプラットフォーム”Auris(オーリス)”を購入・使用することができるようになります。
Aurisは空間のスキャンから空間編集(トリガーとアクションの配置)、クラウドへの保存、 マルチプレイヤーでの復元・体験までをスマートフォンのアプリケーション上でワンストップで実現可能なアプリケーションです (iOS11 以降、iPhone6s 以降に対応)。スマートフォンのカメラで捉えた現実の風景と、該当する空間のデジタルツイン※3 とを照合して位置測位を行うため、Aurisが編集対象とする場は屋内外を問わず、さらに物理的な施工を行う必要なく、文化財なども傷付けずに、既存設備を生かした状態で空間の体験価値を向上させることが可能です。従来より都内施設(美術館・博物館・図書館・市民ホール・体育館等)におけるインクルーシブ性の向上やメンテナンスのコスト削減に期待も寄せられ、フィジカルとデジタルの双方の良さを活かした持続可能な施設運営とインフラ整備を推進します。
今後、東京都とGATARIは、約1400万人が暮らす都市、東京から世界に先駆けてMR社会を実現するべく、連携を強化してまいります。
※1 Mixed Reality(MR、複合現実):リアル空間とデジタル空間がシームレスに融合し(ミックスされ)、リアルなモノとバーチャルな情報を等価に表示・操作することができる状態のこと
※2 ARcloud:現実空間のスキャンデータを活用し、様々なデジタルデータを現実空間上に保存・共有することを可能にする技術※3 デジタルツイン:物理世界を同スケールでデジタル空間に再現した 3D データ
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2021年2月26日実施「UPGRADE with TOKYO」第11回(募集テーマ:通信技術・デジタル機器を活用した都立文化施設のアクセシビリティ向上)開催レポート|UPGRADE with TOKYO 公式note
https://note.com/upgrade_tokyo/n/n0c6b3a490960
■株式会社GATARI
株式会社GATARIは新しいエンターテインメントを切り口に、デジタルとリアルの融け合う未来のインフラづくりを目指すMixed Realityスタートアップです。「人とインターネットの融け合う世界を創る」というビジョンを掲げ、東京大学を拠点とした日本最大のVR学生団体UT-virtual(https://utvirtual.tech)創設者である代表の竹下によって2016年に設立されました。これまで、ゲームエンジンを活用しリアルとデジタルを融合させることで生まれる様々な空間サービスの開拓や研究開発を行ってきました。現在、Mixed Realityエンジニアリングと音響の専門家が在籍するチームで、それぞれの専門領域を生かして既存フォーマットの100+1の体験ではない未来の音声体験を生み出し続けています。
所在地:東京都千代田区神田松永町16 ダイキビル4F
代表者:代表取締役CEO 竹下俊一
設立日:2016年4月5日
資本金:6010万円
事業内容:Mixed Realityプラットフォーム『Auris』の開発、MRコンテンツ制作ほか
GATARI公式HP:https://gatari.co.jp/
■Aurisについて
『Auris』は空間のスキャンから空間編集(トリガーとアクションの配置)、クラウドへの保存、 マルチプレイヤーでの復元・体験までをスマートフォンのアプリケーション上でワンストップで実現可能な世界初の Mixed Reality プラットフォームです(iOS アプリケーション/ iOS11 以降、iPhone6s 以降に対応)。 スキャンした施設のデジタルツインとカメラで取得した現実の風景を照合して位置測位を行うため、屋内外を問わず、環境にビーコンやセンサーの設置などを行う必要がなく、文化財なども傷付けずに、既存設備を生かした状態で空間の体験価値を向上させることができます。また、カメラからユーザーの位置情報を三次元的に高精度で取得することで、 自身の視線の向きや「椅子に座る」など自然な体の動作に合わせて音響演出が変わるといった細やかなインタラクティブ性を実現し、現実にいながらまるでゲームや映画の主人公になったような没入型の一人称音楽体験を届けます。
多様なユーザーの一人ひとりに合わせて内容や言語をパーソナルに提供することで、施設のアクセシビリティ向上に寄与し、空間を回遊する中で偶発的・受動的に情報が得られる、という探索型の体験を提供いたします。既存施設では鹿島建設と協働したHANEDA INNOVATION CITYの「HICity AR」アプリに採用されており、ほかにも神奈川県・乃村工藝社・東京メトロ・東北楽天ゴールデンイーグルス・湘南ベルマーレとの協業に取り組んでいます。
『Auris』公式 HP:https://auris-ar.com/
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