株式会社テラ・ラボ 南相馬市復興工業団地新工場設立 着工のお知らせ

国内初の無人航空機民間試験研究施設 2021年10月竣工(予定)

株式会社テラ・ラボ(本社:愛知県春日井市、代表取締役・松浦孝英、以下「テラ・ラボ」) は、2021年3月下旬、福島県南相馬市において、国内初の長距離無人航空機を活用した事業化・実用化拠点を着工しましたので、お知らせします。

着工の様子(俯瞰)着工の様子(俯瞰)

新工場外観完成イメージ新工場外観完成イメージ


新工場は、長距離無人航空機(以下、「ドローン」)の整備・製造及びデータ解析試験を行う、世界でも類を見ない民間の研究施設です。

施設は大きく①大規模災害時において各関係機関と連携を図り、重要な意思決定を行う「危機管理対策室」②ドローンの飛行制御及びデータ解析を行う「管制室」③多種多様なドローンを揃えた「格納庫(製造工場)」の3つの機能を持ちます。

管制室のイメージ管制室のイメージ

特に軸となる管制室は、有人機・無人機の運航情報を集約して衝突回避や飛行ルートなどをコントロールする管制システムを備えるほか、ドローンが捉えたリアルタイム映像をいち早く3次元モデルへと再現するデータ解析を行います。
3次元モデルとは、連続写真から被写体の形状を捉え無数の特徴点から3次元データを作る方法と、レーザー光による記録で生成する方法の2通りあります。
被害状況を細かく分析できるのはもちろん、山間部であれば堆積した土砂の量や雨量まで把握することができ、
今後起こり得る二次災害の危険性についても予測が可能です。

長距離無人航空機のイメージ長距離無人航空機のイメージ

無人航空機滑走のイメージ無人航空機滑走のイメージ

ドローンを活用した情報収集は地上調査よりも迅速に対応できるほか、人が立ち入ることが難しい危険エリアにおいても安全かつ広範囲に調査でき、人命救助やその後の復旧作業、各組織の初動や災害対策における意思決定に役立つことが期待されています。
今後は、自治体の要請や緊急地震速報発令と同時に、素早く対応できるシステムを構築するなど、DX(デジタルトランスフォーメーション)にも力を入れるとともに、関係機関と連携を深めながら災害現場の第一線として貢献してまいります。
新工場は、2023年4月頃からの段階的な実用化・事業化を目指します。

□開発経緯
テラ・ラボは、2019年2月から、福島県イノベーション・コースト構想に基づき、県が整備した福島ロボットテストフィールドにおいて、大規模災害に備えた長距離無人航空機の製造ならびに試験研究を進めてきました。
そして、東日本大震災から10年の節目を迎える本年、これまでの研究成果を活かし、今後も予想される自然災害発生時に、最先端技術による固定翼型長距離無人航空機を活用した災害対策情報支援ができるよう、自立・帰還支援雇用創出企業立地補助金(製造・サービス業等立地支援事業)の活用に加えて、日本政策金融公庫、福島銀行、七十七銀行、あぶくま信用金庫、相双五城信用組合等、南相馬市が連携する金融機関の支援を経て、このたび新工場を建設するはこびとなりました。
□施設概要
・所在地:福島県南相馬市原町区萱浜 南相馬市復興工業団地内
・敷地面積:10,754.18㎡(約3,259坪)
・延床面積:1,320.00㎡(約400坪)
・投資額 :2億7700万円※自立・帰還支援雇用創出企業立地補助金制度を活用
・竣工予定:2021年10月頃
□会社概要
・所在地 :愛知県春日井市不二ガ丘3-28
・創立年月:2014年3月24日
・資本金 :3億3910万円(資本準備金含む)
□事業内容
・無人航空機(固定翼、回転翼、VTOL)の設計、開発、コンサルタント業務
・無人航空機の空港施設、設備、運行管理の設計、開発、コンサルタント業務
・無人航空機の各種観測オペレーション、オペレーター養成業務
・情報通信システムの企画、開発、設計、監理及びそれらのコンサルティング等
・URL:https://terra-labo.jp
 
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