接触感染予防に効果を発揮！「Hシールド技術」の開発に成功

ハドラスで安心・安全の取り組み

ハドラスホールディングス株式会社（本社：東京都江東区、代表：山本英明）は長年研究開発の末、ナノレベルのガラス皮膜に抗ウイルス・抗菌成分を定着させる独自テクノロジー「Hシールド技術」の開発に成功しました（2021年5月）。

 

「Hシールド技術」搭載のコーティングを施した試験片へ、新型コロナウイルス（SARS-Cov-2）に対する効果確認のための評価試験を行なったところ、99.9％以上のウイルスを不活性化したことが試験結果により確認されました。尚、本評価は日本繊維製品品質技術センター 神戸試験センターで実施しました。

【抗ウイルス試験　評価概要】
（1）評価試験方法：ISO21702
[Measurement of antiviral activity on plastics and other non-porous surfaces]
（「プラスチック及びその他の非多孔質表面の抗ウイルス活性の測定」準用）
「Hシールド技術」を搭載したコーティング剤を塗布したアクリル試験片に、SARS-CoV-2液を滴下しました。その上にフィルムを被せて密着させ、25℃で24時間静置。その後、試験片から新型コロナウイルスを洗い出し、そのウイルス感染価を測定することで不活化効果を確認しました。
（2）評価試験結果
99.9％以上の新型コロナウイルス不活性化が認められました。

※本試験で使用の新型コロナウイルス株：SARS-CoV-2 JPN/TY/WK-521(国立感染症研究所より分与)
※本試験で使用の細胞：VeroE6/TMPRSS2 JCRB1819
※本試験で使用のSARS-CoV-2液：0.4mLのウイルス液（濃度:107PFU/ml）
※なお、本実証は、試験室での評価であり、当社の抗ウイルスコーティング剤を用いた実使用環境での効果を示すものではありません。また、新型コロナウイルス感染症予防に対する有効性を確認するものではありません。
 
新型コロナウイルスを始め、様々なウイルス、菌に対して効果を発揮する「Hシールド技術」は、国際標準規格ISOに準じて試験・評価され、また第三者機関SIAAの基準もクリアしています。

「Hシールド技術」は、産学連携体制で研究、誕生したハドラス独自の新技術です。現在、変異株の一種「デルタ株」についても評価試験を行っています。今後未来に向けてウイルス・菌の脅威からヒトを守る「Hシールド技術」で、様々な分野への可能性を拡げてまいります。

【ハドラスホールディングス株式会社】
代表者：山本 英明
本　社：〒135-0064　東京都江東区青海2-4-10 東京都立産業技術研究センター 製品開発ラボ304
設　立：平成12年2月12日
資本金：5,680万円
Tel：[phone]
URL：https://www.hardolass.com/
事業内容：ガラスコーティング剤の研究開発及び製造販売

2003年　特殊塗料研究開発スタート
2014年　第18回千葉県ベンチャー企業経営者表彰「優秀社長賞」受賞
2017年　東京都立産業技術センター製品開発支援ラボ入居
2017年　ハドラスガラスコーティング剤完成
2018年　木更津高専との共同研究を開始
2018年　ベンチャークラブちば第34回ビジネスプラン発表会「優秀賞」受賞
2019年　早稲田大学との共同研究を開始
2019年　新製品「Dr.ハドラス」販売開始
2020年　ゴルフクラブへハドラス塗布での空気抵抗軽減特許所得
2020年　新製品「Dr.ハドラスプレミアム」販売開始
2021年　東北大学との流体科学研究を開始
2021年　「Hシールド技術」の新型コロナウイルス減少率99.9％のエビデンス所得
2021年　高度・成長研究開発助成金採択
2021年　新製品「Dr.ハドラスEX」販売開始