「バーチャルキャンパス」を導入する学校が2倍に
コロナ禍で大学や専門学校、高校などの教育機関が、講義や研究室、学会などでバーチャル空間利用が広がっています。
oVice株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:ジョン・セーヒョン)が提供する、自由に動いて話しかけられるバーチャル空間「oVice(オヴィス)」を利用し、授業やゼミなどを行う学校が急増しています。1月の緊急事態宣言発令により、学校関係からの申し込みがこれまでの2倍以上に増えています。
◆加速する学校のオンライン化。学生同士の自由な交流に重点。
コロナ禍により多くの学校でオンライン化が進みましたが、ビデオ会議ツールを使った「一方的な授業の配信」だけでなく、学生が自由に交流してコミュニケーションを行えるツールを探す学校が急増しています。バーチャル空間でアバターを使い、講師の話を聞きながらグループディスカッションを行ったり、研究室のチームのやり取りで使ったりと、さまざまな場面での活用が広がっています。教育機関からの今年1月の申し込みは、これまでの2倍以上に増えており、学校のオンライン化が進んでいます。
◆大学の講義での導入事例:兵庫県内の私立大学の一コマで利用
兵庫県内の私立大学では、外部講師によるゼミの授業の1コマで利用されました。講義では「AIとコミュニケーション」というテーマで、現在の生活で既にAIを利用しているか、AIとの共存は可能だと思うかについて、講師の話を聞きながら学生がグループディスカッションを行ったり、問いに対してアバターを動かして回答したりしました。
講師からの問いにアバターを使って回答している様子(A.B.Cを各学生が選択)
与えられた議題について、テーブルごとにグループディスカッションを行っている様子
◆研究室のやり取りや学会での導入事例も
講義だけでなく、研究室で教授と学生同士のやり取りを行う目的でもoViceが使われ始めています。ちょっとした研究内容のやり取りをアバターを介して行うことで、より学生がスムーズに情報交換できるよう工夫している学校も増えています。また、学会などでは研究発表と交流会を同時に開催できるレイアウトを利用し、研究者同士が集まり各自の発表をするとともに、ネットワーキングなども行われました。
四隅で各自が研究発表を行い、真ん中で自由な交流ができる、学会開催に最適なレイアウト
◆利用大学からの声
文科省は次年度の講義の主体を対面授業に置くように要請をしており、今後のリアルとオンラインのすみわけ方法については各校が検討しているところです。講義で使ってみて、授業料に見合った講義環境の提供を提供するだけでなく、学生が自由に交流して友人を作れような場所づくりにも役立つのではないかと感じました。また、そうした居場所を作ることで学生に学校の楽しさを知ってもらい、中退対策の一環としても活用できると考えています。
◆oViceとは?アバターを使い交流する2次元のバーチャル空間。
ウェブサイト上で自分のアバターを自由に動かし、相手のアバターに近づけることで簡単に話しかけられる2次元のバーチャル空間です。自分のアバターに近い声は大きく、遠い声は小さく聞こえ、まるで現実の空間で話しているような感覚を味わうことができます。偶然聞こえてきた会話に簡単に参加でき、会話する中で生まれた新たなアイデアを形にしやすい環境を整えています。必要に応じてその場で画面共有やビデオ通話することも可能です。
画面共有をしながらビデオ通話している様子
◆会社概要
「オンラインでのコミュニケーションを最大化する」ことをミッションに掲げ作られた、自由に動いて自由に話しかけられるバーチャル空間「oVice(オヴィス)」を開発・提供しています。2020年にはTechCrunch Startup Battle OnlineやLAUNCHPAD SaaSに出場。oViceはサービスリリースから半年で2000件以上利用されています。
- 社 名 :oVice株式会社
- 所在地 :東京都港区西新橋1丁目2-9 日比谷セントラルビル14F
- 代表者 :代表取締役 ジョン・セーヒョン
- 設 立 :2020年2月
- URL : https://ovice.in/ja/
- 事業内容:バーチャルオフィス、オンラインイベントで使えるバーチャル空間の開発・提供
◆本件の問い合わせ先
oVice株式会社広報担当:media@ovice.co
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