7月8日(木) AndTech WEBオンライン3か月連続学習講座「塗布膜乾燥」Zoomセミナー講座を開講予定

本分野の第一人者である徳山大学 福祉情報学部 教授 博士(工学) 鏡 裕行 氏にご講演をいただきます。

AndTech

 株式会社AndTech(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:陶山 正夫、以下 AndTech)は、R&D開発支援向けZoom講座の一環として、塗布膜乾燥プロセスとトラブル対策についてじっくりと解説、第一人者の講師からなる「塗布膜乾燥」3か月連続学習講座を開講いたします。
本講座は、2021年7月8日に第一講を開講予定いたします。 詳細:https://andtech.co.jp/seminar_detail/?id=7115

  • AndTech オンラインLive配信・WEBセミナー オンライン学習講座会 概要
テーマ:塗布膜乾燥プロセスとトラブル対策 入門講座
開催日時:2021年7月8日(木) 13:30-16:30(第2講 8月3日(火)第3講 9月22日(水) )
参 加 費:55,000円(税込) ※ 電子にて資料配布予定(2名受講同額料金)
U R L :https://andtech.co.jp/seminar_detail/?id=7115
WEB配信形式:Zoom(お申し込み後、URLを送付
 
  • セミナー講習会内容構成
ープログラム・講師ー

徳山大学 福祉情報学部 教授 博士(工学) 鏡 裕行 氏


【第1回】塗布膜の乾燥工程における課題と液体・溶液の理論

(日時:07月08日(木) 13:30-16:30 、学習時間:3時間)


【第2回】表面・界面、蒸発速度、溶質・溶媒の動力学の理論と液膜内の分散・凝集挙動と制御

(日時:08月03日(火) 13:30-16:30、学習時間:3時間)


【第3回】塗布膜乾燥プロセスの数理モデルの構築とその数値シミュレーション
 
(日時:09月22日(水) 13:30-16:30 、学習時間:3時間)

 
  • 本セミナーで学べる知識や解決できる技術課題
 塗布膜の乾燥機構の解明は、様々な工学等の分野で求められている重要な課題である。
塗布膜の乾燥においては、例えば乾燥後の膜厚分布が均一になることが求められるが、多くの場合、膜厚分布が均一にならず、また乾燥条件によって膜厚分布が変化することが経験的に知られていた。
均一な乾燥後の膜厚分布を得るためには、塗布膜の乾燥過程の機構を解明することがまず必要で、その解明を経て、必要な制御を系に施すことにより、均一な乾燥後の膜厚分布を得るという目標へ近づくことになる。
均質な膜分布を得る場合も同様である。また、乾燥後の様々な欠陥を克服する際にも、同様のプロセスが必要となる。このあたりの問題を3か月かけて、じっくりを学ぶことができる。
 
  • 本セミナーの受講形式
WEB会議ツール「Zoom」を使ったライブLive配信セミナーとなります。
詳細は、お申し込み後お伝えいたします。
 
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化学、素材、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、医療機器、食品包装、建材など、
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弊社は一流の講師陣をそろえ、「技術講習会・セミナー」に始まり「講師派遣」「出版」「コンサルタント派遣」
「市場動向調査」「ビジネスマッチング」「事業開発コンサル」といった様々なサービスを提供しております。
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株式会社AndTech 広報PR担当 青木
メールアドレス:pr●andtech.co.jp(●を@に変更しご連絡ください)
 
  • 下記プログラム全項目(詳細が気になる方は是非ご覧ください)
【第1回】塗布膜の乾燥工程における課題と液体・溶液の理論

(日時:07月08日(木) 13:30-16:30 、学習時間:3時間)

【講演主旨】
塗布膜の乾燥機構の解明は、様々な工学等の分野で求められている重要な課題である。塗布膜の乾燥においては、例えば乾燥後の膜厚分布が均一になることが求められるが、多くの場合、膜厚分布が均一にならず、また乾燥条件によって膜厚分布が変化することが経験的に知られていた。均一な乾燥後の膜厚分布を得るためには、塗布膜の乾燥過程の機構を解明することがまず必要で、その解明を経て、必要な制御を系に施すことにより、均一な乾燥後の膜厚分布を得るという目標へ近づくことになる。均質な膜分布を得る場合も同様である。また、乾燥後の様々な欠陥を克服する際にも、同様のプロセスが必要となる。
第1回では、塗布膜の乾燥工程の概要と課題を概説した後、本課題を考察するにあたって必要となる液体・溶液の理論を解説する。

【プログラム】
1.塗布膜の乾燥工程の概要と課題
1.1 乾燥させるとは?
1.1.1 乾燥が進行する原理
1.1.2 乾燥を進行させる方法
1.2 レジスト塗布工程の例
1.2.1 塗布方法
1.2.2 乾燥方法
1.3 乾燥後に求められるもの
2.液体の理論
2.1 液体の一般理論
2.1.1 液体中の分子に働く力
2.1.2 液体を固体から乱れた状態としてとらえる
2.1.3 液体を気体論的に考える
2.2 液体論からみた蒸発の理論
2.3 液体の凝集力の起源
2.4 液体の理論のモデルへの導入のポイント
3.溶液の理論
3.1 溶液の一般論
3.1.1 溶液とは
3.1.2 平衡状態の溶液の化学ポテンシャル
3.1.3 非平衡状態の溶液の化学ポテンシャル
3.2 高分子溶液の特徴
3.3 溶液の理論のモデルへの導入のポイント
4.演習

【演習回答・内容への質疑応答】


【第2回】表面・界面、蒸発速度、溶質・溶媒の動力学の理論と液膜内の分散・凝集挙動と制御

(日時:08月03日(火) 13:30-16:30、学習時間:3時間)

【講演主旨】
第2回では、塗布膜乾燥プロセスにおいてポイントとなる表面・界面の理論、溶媒の蒸発速度の理論、溶液中の溶質・溶媒の動力学、塗布・乾燥に伴う膜中微粒子の分散・凝集挙動と制御について順に解説する。塗布膜乾燥プロセスのような流れのほとんどない流体において本質的なのは拡散であるが、その拡散が生じる機構について詳しく解説する。また、所望の膜質を得るための乾燥が進行するには、乾燥完了まで溶液(分散系)は凝集せず分散性が保たれなければならない。この問題についても解説する

【プログラム】
1.表面・界面の理論
1.1 表面張力
1.2 界面のぬれ
1.3 界面のゆらぎ
1.4 表面張力波と緩和時間
1.5 表面・界面の理論のモデルへの導入のポイント
2.溶媒の蒸発速度の理論
2.1 蒸発速度の式
3.溶液中の溶質・溶媒の動力学
3.1 拡散方程式
3.2 流体方程式
3.3 揮発中という非平衡状態での動力学
3.3.1 化学ポテンシャルからの拡散係数の導出(平衡系)
3.3.2 化学ポテンシャルからの拡散係数の導出(非平衡系)
4.塗布・乾燥に伴う膜中微粒子の分散・凝集挙動と制御
4.1 膜中微粒子の分散・凝集挙動の扱い
4.2 微粒子分散系の安定性
4.3 微粒子分散系のモデル
4.4 微粒子分散系の粒子の沈降・浮上との関係
4.5 微粒子分散系の凝集速度
4.6 微粒子分散系の凝集挙動の制御
4.6.1 微粒子分散系の凝集挙動の制御の考え方
4.6.2 静電的な反発による凝集挙動の制御
4.6.3 立体障害効果による凝集挙動の制御
4.7 塗布中の膜中微粒子の分散・凝集挙動
4.8 乾燥中の膜中微粒子の分散・凝集挙動
4.9 モデルにおける膜中微粒子の分散・凝集挙動
5.演習

【演習回答・内容への質疑応答】


【第3回】塗布膜乾燥プロセスの数理モデルの構築とその数値シミュレーション
 
(日時:09月22日(水) 13:30-16:30 、学習時間:3時間)

【講演主旨】
第3回では、これまで学んだ知識に基づき、平坦な基板上に塗布された高分子(微粒子分散)溶液の乾燥過程の数理モデル化を行う。また、モデルの数値シミュレーション結果に基づき、塗布膜乾燥機構の本質を理解する。また、モデルの様々な改良等による考察に基づき、乾燥後の膜の様々な欠陥の原因を明らかにし、所望の膜質を得るための方法について考察する。また、今後の乾燥後の膜厚・膜質の制御方法の展望についても考察する。

【プログラム】
1.平坦な基板上に塗布された高分子溶液の揮発過程
1.1 レイリー数とマランゴニ数
1.2 最もシンプルなモデル化
1.3 シンプルなモデルの改良
1.4 精密なモデル
1.5 数値シミュレーション結果の例
1.5.1 膜厚分布の時間発展
1.5.2 乾燥後の膜厚分布の乾燥速度依存性
1.5.3 乾燥後の膜厚分布の塗布膜厚依存性
1.5.4 乾燥後の膜厚分布の濃度の拡散係数依存性
1.5.5 乾燥後の膜厚分布の溶媒の拡散係数依存性
1.5.6 乾燥後の膜厚分布の固有粘性率依存性
1.5.7 乾燥後の膜厚分布の蒸発潜熱依存性
1.5.8 乾燥後の膜厚分布に対する高分子溶液特有の蒸気圧変化の効果
1.5.9 液膜の表層と内部の乾燥の時間発展の違い
2.シミュレーション技術
2.1 拡散方程式の解法
2.2 流体方程式の解法
3.実験によるモデルの検証
4.モデルの発展
4.1 3次元モデル
4.2 溶質の種類が複数ある場合
4.3 溶媒の種類が複数ある場合
4.4 具体的な現象へのモデルの応用(様々なムラ等)
4.5 マランゴニ効果の考慮
5.膜厚制御の実際、今後
5.1 様々なムラ等の制御の例
5.2 端部の凹凸の制御の例1:温度管理
5.3 端部の凹凸の制御の例2:気圧管理
5.4 端部の凹凸の制御の例3:濃度管理
6.様々な形状への応用
6.1 基板の側面への塗布の影響
6.2 球状体への塗布膜の場合
7.塗布膜の設計における留意点
8.演習
【演習回答・内容への質疑応答】
 

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以 上

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神奈川県川崎市多摩区登戸2833-2 パークサイドヴィラ102
電話番号
044-455-5720
代表者名
陶山 正夫
上場
未上場
資本金
300万円
設立
2009年08月