やまびこ、カーボンニュートラルを加速するバイオ燃料(RD)対応発電機および溶接機19機種発表

19機種の発電機および溶接機にて、CO2eを最大90%削減できる欧州規格 EN15940に準拠したバイオ燃料(RD)の使用が可能となります

株式会社やまびこ

株式会社やまびこ(以下、やまびこ)は、建設現場などでのカーボンニュートラルを推し進めるため、クボタ製エンジンを搭載した発電機9機種、溶接機10機種(合計19機種)において、欧州規格 EN15940に準拠したバイオ燃料(RD※)の使用に関する検証試験を完了しました。これにより、新たにご購入いただく機種はもちろんのこと、既にお手持ちの同機種においても、バイオ燃料(RD)が使用可能となります。

※RD=リニューアブルディーゼル


やまびこは、昨年7月に自社開発したShindaiwaバイオ燃料(RD)発電機のコンセプトモデルを初公表し、その後、昨年12月に初めて国内で実証工事※に参画しました。

※2024年2月6日 発表リリース

当社のバイオ燃料発電機が国内初の実証工事に参画しました

https://www.yamabiko-corp.co.jp/news/detail/id=14584


その後、株式会社クボタエンジンジャパンの協力を得るとともに、更なる実験・検証を経て、3kVAから60kVAまでの発電機9機種での対応を確認しました。




溶接機については現場で定評のある Shindaiwa 溶接機において、10機種でのバイオ燃料(RD)対応が可能です。特に Shindaiwa ワンダスティックハイブリッド溶接機 HDW310M-Iが昨年、省エネ大賞を受賞し、既に従来比 ▲60%の温室効果ガス削減を可能としておりましたが、今回のバイオ燃料(RD)対応で、より一層のカーボンニュートラル化を建設現場などで実現します。



今後もやまびこは、あらゆる企業活動を通じてカーボンニュートラル実現に向けた貢献を加速してまいります。



【バイオ燃料(RD)について】

食料と競合しない廃食油や廃動植物油等を原料として製造される次世代型バイオ燃料で、ライフサイクルアセスメントベースでのGHG 排出量で石油由来の軽油と比べて約90%の削減を実現します。HVO(Hydrotreated Vegetable Oil:水素化処理油)の一つであり、既に欧米を中心に広く流通実績があり、国内では伊藤忠エネクス株式会社が欧州規格EN15940に準拠したRD燃料の輸送および給油に係る一連のサプライチェーンの構築を行っております。なお、他の燃料との混合使用は不可となります。


【RD燃料に関するお問い合わせ先】

伊藤忠エネクス株式会社

産業ビジネス部門 環境ビジネス部 次世代燃料開発課

TEL 03-4233-8073

FAX 03-4533-0115

E-mail: enex_hvo@itcenex.com


【株式会社やまびこについて】

KIORITZ, Shindaiwa, ECHOの3つのブランドを有するやまびこは、小型屋外作業機械(刈払機、チェンソーなど)、農業用管理機械(防除機、畦草刈機など)、一般産業用機械(発電機、溶接機など)の3事業における各種製品の開発・製造・販売をグローバルに展開しています。また、省人・省力化や再生可能エネルギー、カーボンニュートラル対応など、市場が抱える課題解決に寄与するために、高い安全性と作業性、環境技術を備えた製品・システムの開発を推進しているとともに、電力サービスやロボット事業等の新規事業創造にも積極的に取り組んでいます。

■本社:東京都青梅市末広町1-7-2

■代表者:代表取締役社長執行役員 久保 浩

■事業内容: 小型屋外作業機械等、各種機械の製造および販売

■URL:https://www.yamabiko-corp.co.jp/

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会社概要

株式会社やまびこ

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URL
https://www.yamabiko-corp.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都青梅市末広町1-7-2
電話番号
0428-32-6111
代表者名
久保 浩
上場
東証プライム
資本金
60億円
設立
2008年12月