県庁の屋上で、魚が野菜を育てる?神奈川県庁東庁舎11階テラスに共生型コミュニティ農園「ともいきファーム」が2026年8月に誕生
― 魚と野菜と人が、県庁屋上でともに生きる。「アクアポニックス」が生み出す、新しい共生の風景 ―
2026年8月、神奈川県庁屋上に、ちょっと不思議でちょっと温かい新しい“共生”の風景が生まれます。
株式会社AGRIKO(本社:東京都渋谷区、代表取締役:小林涼子)は、神奈川県の事業を受託し、2026年8月、神奈川県庁東庁舎11階テラス(神奈川県横浜市中区日本大通5-1)に共生型コミュニティ農園「ともいきファーム」を開園予定であることをお知らせいたします。
神奈川県が県民とともに育てていく本プロジェクトは、魚と野菜が共生する循環型農法「アクアポニックス」を軸に、食育・農福連携・地域コミュニティ形成を一体的に推進するものです。県庁舎の屋上という県民共有の象徴的な場所から、「ともに生きる社会かながわ憲章」の理念を、日常の風景として育てていきます。

■なぜ今「ともいきファーム」なのか
―人と自然を柔らかにつなぎなおす場所の必要性―
2027年に開催される国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)を前に、「人と植物・自然との共生」というテーマが、かつてないほど社会的な関心を集めています。しかし現実の都市生活では、人と自然、人と食、人と地域の距離はじわじわと広がり続けてきました。魚が泳ぐ姿も、野菜が育つ土も、季節の移ろいも…日常の視界から遠ざかって久しいのが現代の都市の姿です。「ともいきファーム」は、そうした分断をやわらかくほどく場所として生まれます。魚と植物が互いに育ちあうアクアポニックスの循環は、人と人、人と自然が「ともに生きる」関係性の、小さくて力強いモデルです。
■「ともいきファーム」とは
―県庁屋上から始まる、“ともに育てる”新しい公共空間―
「ともいきファーム」は、アクアポニックスを核に、農業・教育・福祉が交差する共生型のプラットフォームです。
県庁舎の屋上という、これまで日常的な農の場とは距離があった空間に、食料生産、福祉、地域がゆるやかにつながる場をつくります。ひとつの場所から複数の社会課題に向き合う、都市における公共空間活用の新しい実践です。
開園後は、アクアポニックスによる食料生産をはじめ、農福連携による地域工賃向上、子どもたちが循環の仕組みを見学・体験できる機会の創出、農産物を活かした加工品開発などを順次展開予定です。
アクアポニックスという「見える循環」を通じて、県民が地域の農業や食に多様な形で関わり、産業や地域への興味・関心を育む取り組みを広げてまいります。


1|魚が野菜を育てる「小さな地球」
―アクアポニックス―
魚の排浄物を微生物が分解し、その栄養で野菜が育ち、浄化された水が再び魚へと戻る――。「小さな地球」と呼ばれるように自然界の循環を小さく再現したアクアポニックスは、水産養殖と水耕栽培を掛け合わせることで食用のハーブや野菜と食用魚を同時に生産できる、都市型の持続可能な食料生産モデルです。AGRIKOオリジナルモデルである竹害対策型のアクアポニックスでは、栽培台には竹害に悩む竹林の竹、土台には建築で使用できなかった節や割れのある木材を使用しています。「ともいきファーム」では、このアクアポニックスを県庁屋上に実装。都市生活者が人と自然の循環を日常のなかで感じられる環境を整えます。

2|ともに育て、ともに地域をつくる
―農福連携と地域工賃向上と新しい共生のかたち―
「ともいきファーム」の運営には、県内の障がい者施設の利用者の方々に担い手として参画いただく予定です。
種まきから芽出し、育苗、農作業、収穫、日々の管理業務まで、多様な工程に関わる就労機会を創出することで、地域工賃向上につながる持続可能な仕組みづくりを目指します。
「支援する・される」という一方向の関係ではなく、それぞれが役割を持ちながら、一緒に育て、一緒に地域をつくっていく。
年齢、性別、国籍、障がいの有無を越えて、多様な人々が自然に関わり、共に育ちあう関係性を、県庁屋上という公共の場から育んでまいります。
■施設概要
施設名: ともいきファーム
開園予定日: 2026年8月
場所: 神奈川県庁東庁舎11階テラス(神奈川県横浜市中区日本大通5-1)
開園時間:平日 (県庁の営業時間に準ずる)/土日祝 イベント時のみ開放
運営:AGRIKO
事業委託元:神奈川県(福祉子どもみらい局共生推進本部室)
■AGRIKOについて
AGRIKOは、アクアポニックスをはじめとした農業を軸に、社会課題の解決に挑戦するソーシャルテック・カンパニーです。年齢、性別、国籍、障がいの有無に関わらず、誰もが今日と変わらずおいしいものを食べ、楽しくやりがいを持って働くことができる未来を目指しています。
現在、展開している主な事業内容は以下の通りです。
【事業内容】
1. アグリテック・グリーンインフラ事業
・アクアポニックスを活用した農園の設計・設置・施工
・企業・自治体・行政向け都市農村交流パッケージ「Foodjoy」の導入支援
2. ソーシャリティ&ウェルビーイング事業
・企業の障がい者雇用を活用した事業構想・伴走型運営支援
・アートのサブスクリプションサービスを用いた法人向け空間コーディネート
・アグリヒーリングを活用したストレス・免疫の測定・改善
(順天堂大学 緩和医療研究室 千葉先生との共創)
3. 教育・体験コンテンツ事業
・農と食を切り口にした体験コンテンツの企画・開発・運営
・農を活用した未就学児~高校生対象教育カリキュラムの企画・開発・運営
(慶應義塾大学 名誉教授 田中先生/菅生学園高等学校との共創)
4. 地域共創・事業開発コンサルティング事業
・農と食が循環するまちづくりのコンサルティング
・特産物等のプロダクト企画・制作、パッケージデザイン
・企業・大学などとの連携による事業共創研究
公式サイト:https://www.agriko.net/

<プレス関係者お問合せ>
「AGRIKO」PR事務局 担当:中川
support@agriko.net
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