有床診療所の日記念講演会(WEBライブ配信)開催のお知らせ

公益社団法人日本医師会

2023年11月27日 08時00分

日本医師会では、「かかりつけ医」として地域に密着し、外来医療から入院医療までの役割を果たしている「有床（ゆうしょう）診療所」について、国民の皆様に広く知っていただきたいと考え、全国有床診療所連絡協議会と共催で、「有床診療所の日」記念講演会を2023年12月3日（日）13時より開催し、以下の特設サイト(有床診療所の日記念講演会｜日本医師会 (med.or.jp))にてWEBライブ配信することといたしました。

有床（ゆうしょう）診療所とは、19床以下のベッドを備え、外来診療のみならず、入院して治療を行うことができる小規模な医療施設です。それぞれの診療科によって特徴はありますが、分娩あるいは小手術から高度な手術まで、地域住民に寄り添い、そのニーズに応じた医療を提供しており、患者さんや家族にとって、生活圏の中で医療を受けられる身近な医療機関です。

いざという時には入院もできる、近所の気軽なかかりつけ医、それが有床診療所です。

「有床診療所の日」は、江戸時代に貧しい町民に対して、無償で外来・在宅・入院による医療が提供されていた「小石川養生所」の創設日が1722年12月4日であることから、共催の全国有床診療所連絡協議会によって制定されました。本年はその301周年であることから、前日の12月3日(日)に記念講演会を開催するものです。

テーマは、「歴史から学ぶ有床診療所、その現在と未来を語る」とし、プログラムは以下の通りです。参加（視聴）の費用は無料ですので、ぜひご覧下さい。

有床診療所の日記念講演会｜日本医師会　https://www.med.or.jp/people/yushin/

主なプログラム：

【開会・挨拶・基調講演】13:00～14:05

医学・医療と入院施設の医学史　　― 医療の中心にある医師・患者関係の歴史―

　講師　日本医史学会副理事長　坂井建雄先生（順天堂大学特任教授）

【動画放映（全国の有床診療所の現場から(1)）】

【シンポジウム】14:15～15:15

・テーマ「歴史から学ぶ有床診療所、その現在と未来を語る」

松村誠（広島県医師会長）

髙橋俊雄（NHK解説委員）

佐々木孝治（厚生労働省医政局地域医療計画課長）