【会社員に調査】来年の仕事の目標第1位は? 〜日本人が今一番仕事に求めているものは給与アップか、それとも休暇か〜

Preply Inc.

今年も残りわずかとなりました。年末は仕事について一年を振り返ったり、来年の目標について考える時期でもあります。「働きもの」というイメージが強い日本人は、来年の仕事の目標として何を掲げているのでしょうか。また、現在のキャリアについて何を一番不安に感じ、何を求めているのでしょうか。給与アップを目指したいのか、それとも休暇を増やしてワークライフバランスを重視したいのか。また、そのような仕事における価値観は、世代によって違いがあるのでしょうか?

世界中のオンライン英会話講師と生徒をつなぎ、ビジネス英語などのマンツーマンレッスンを提供するPreply(プレプリー)は、ビジネスパーソンの語学力の向上とキャリアアップを支援しています。今回、私たちは日本の働く人々の価値観を深く理解するため、20歳〜59歳の会社員を対象に「来年の仕事の目標」や「仕事に対する意識」について調査を実施しました。


調査結果の概要

  • 現在仕事で一番求めているもの・来年の目標第1位はともに「給料アップ」

    「あなたが今一番仕事において求めているものは?」という質問に対して「今より高い給料」と回答した人が約4割で最も多く、「もっと休暇が欲しい」という人よりも「給料を増やしたい」という人の方が多いことがわかりました。また、来年2025年の仕事の目標第1位は「給与アップを達成する」でした。特に30代は「給与アップ」「転職」を目標に掲げる人が多い傾向にあり、50代は「現状維持」を目標とする人が多いことが特徴的です。

  • 今後のキャリアに対しての不安第1位は、「給与面」

    今後のキャリアに対しての不安、第1位は「給与面」。特に30代は「給与面」と回答した人が半数以上で、お金に不安を感じている世代であることがうかがえます。

  • 仕事とプライベートは、「プライベート重視」

    仕事とプライベートではどちらを重視していますか?という質問に対し、「プライベート」と回答した人が多く、「仕事」を大きく上回る結果となりました。

  • 20代は、感謝されると仕事のモチベーションにネガティブな影響があるという意見もある

    「自分の働きについて感謝されると、仕事のモチベーションにどう影響するか?」という質問に対して、20代は「モチベーションが高まる」と回答した割合が比較的少なく、逆に「ネガティブな影響がある」という意見も多いことが分かりました。

  • 仕事で言われたい言葉第1位:「あなたがいてくれて助かりました」

    仕事への感謝の言葉として言われたい言葉、第1位は「あなたがいてくれて助かりました」で、シンプルな「いつもありがとう」よりも言われて嬉しいと感じる人が多いようです。




今一番仕事において求めているもの・来年の目標、第1位はともに「給料アップ」

仕事において今一番求めているものは何ですか?と尋ねたところ、第1位は「今より高い給料(39.7%)」でした。続いて第2位が「休日の増加 - 週休3日など(16.5%)」で、休みが欲しいという人よりも、もっと稼ぎたいと考えている人の方が多いことが判明しました。

年代別に見てみると、30代と40代が特に今より高い給料を求めていることが分かりました。30〜40代は、家族の生活費や子どもの教育費、ライフステージの変化や老後について考えるタイミングも多くなり、より高い給料を求める割合が特に高いのかもしれません。

20代を見てみると、今一番求めているものとして「リモートワーク」「フレックスタイム制度」と回答している人の割合が、他の年代よりも多いことが分かります。20代の若い世代は、より多様で自由な働き方を求めている傾向にあるようです。50代は特にワークライフバランスを求める割合が比較的高く、プライベートも重要と考える人も多いようです。

また、来年2025年の仕事の目標を尋ねたところ、第1位は「給与アップを達成する(32.7%)」でした。続いて第2位は「新しいスキルや資格を取得する(21.2%)」、第3位は僅差で「転職する(12.3%)」でした。


世代別に見ると、30代が特に「給与アップ(40.0%)」や「転職(15.3%)」と回答した割合が比較的高いことが分かりました。前の質問で30代は今後のキャリアにおいて、給与面に不安に感じている割合が高かったため、現職での給与アップや、転職先での給与アップに積極的な可能性があります。

対して20代は「新しいスキルや資格を取得する(28.7%)」と回答した割合が高いことが分かりました。給与アップや転職よりも、まずは新しいスキルを習得して自分の市場価値を伸ばしていこうと考える傾向が強いようです。

また、50代は「現状維持(20.7%)」と回答した割合が、他世代と比較して非常に高いことが分かります。長年キャリア形成をしてきたと考えられる50代なので、現状に満足している人も多いようです。

今後のキャリアの不安、第1位は「給与面」

今後のキャリアに対して何に不安を感じるかという質問に対して、45%が「給与面」と回答しました。日本の給与が上がらないと叫ばれている背景もあり、今後の自分の給与がどうなっていくのか不安を感じる人が多いようです。

年代別にみると、30代の半数以上が給与面に不安を感じていることが分かりました。また「ワークライフバランス(21.3%)」と回答した人も比較的多く、30代は特にライフステージの変化が激しい世代のため、金銭面やプライベートとの両立について特に不安を感じている世代のようです。

逆に20代は給与面と回答した人が35.3%で他の世代と比較すると少なく、スキル不足や昇進の機会の有無などにも不安を感じているようです。

50代は「年齢によるキャリア制限(22.7%)」と回答している人が比較的多く、定年の歳がどんどん引き上げられる可能性がある中、高齢になっても活躍できるのかについて不安を覚える人も多いようです。


仕事よりプライベート重視な人が約66%と半数以上を占める

現時点において、仕事とプライベートではどちらを重視していますか?という質問に対して、全体では「プライベート・どちらかといえばプライベート」と回答した人が約66%でした。対して「仕事・どちらかといえば仕事」と回答した人は22.0%で、プライベート重視の割合が大きく上回っています。


世代別に見ると、20〜40代が「プライベート・どちらかといえばプライベート」と回答した人が多い傾向で、50代は仕事重視の人の割合が他世代に比べてやや高いことが分かります。以前は仕事に人生を捧げるという意識の人も比較的多かったため、年齢を重ねた現在も仕事重視の人の割合が高いのかもしれません。

20代は仕事で感謝されることに対して「ネガティブな影響がある」という意見もある

仕事で労ってもらったり、感謝を感じると、仕事のモチベーションにどう影響するか?という質問に対して、全体では「モチベーションが高まる・少し高まる」と回答した割合が64.5%と多い傾向にありました。一方で、「特に何も変わらない」と回答した人が28.5%存在することが分かりました。


世代別に見てみると、「モチベーションが高まる・少し高まる」と回答した割合が、若い世代になるにつれて少なくなることが判明しました。20代は逆に「ネガティブな影響がある」と回答した割合が他の世代と比較すると高く、感謝の言葉をプレッシャーに感じてしまう場面もあるのかもしれません。逆に50代はネガティブに感じる人が2%とかなり少数派であることが判明しました。

仕事への感謝の言葉として言われたい言葉、第1位は「あなたがいてくれて助かりました」

仕事への感謝の言葉として言われたい言葉の第1位は、「あなたがいてくれて助かりました(40.7%)」でした。「いつもありがとう(34.2%)」は第2位となり、シンプルな感謝の言葉よりも具体的に誰かの役に立てたと感じるような言葉を言ってもらいたい人が多いようです。第3位は「仕事の質がいつも高いですね(24.0%)」、第4位は「この仕事はあなたのおかげで成功しました(21.5%)」でした。具体的な褒め言葉もビジネスパーソンの心に刺さる傾向にあるようです。

まとめ

今回の調査から、日本人は「今仕事において一番求めているもの」、また「来年の仕事の目標」に給与アップを挙げている人が多数いることが判明しました。

日本とは異なる仕事の価値観や文化を持つアメリカや韓国など、他国の考え方に触れることは、新しい視点を得る良い機会です。また、自分自身の仕事の目標を見直し、グローバルに活躍できるスキルを磨く一助にもなるでしょう。

私たちPreply(プレプリー)は、英語韓国語中国語などの言語学習クラスを提供しており、各国でのコミュニケーションや感謝の言葉の伝え方を学ぶことができます。初心者向け英会話からビジネス英会話まで、幅広いニーズに対応したオンラインレッスンをご活用ください。


調査概要

調査期間:2024年11月8日

サンプル数:600

調査対象者:日本在住の20歳〜59歳(会社員)

調査方法:インターネット調査


引用・転載の際のお願い

調査結果を引用・転載される際には、以下2点のご対応をお願い申し上げます。

・「オンライン英会話レッスン Preply(プレプリー)調べ」の記載

・URL https://preply.com/ja/online/english-tutors の記載 

Preply(プレプリー)について

プレプリーは、世界180カ国で50カ国語を教える32,000人以上の家庭教師と、数十万人の学習者をつなぐオンライン語学学習のマーケットプレイスです。機械学習のアルゴリズムによって生徒と家庭教師をマッチングし、選ばれた家庭教師は、学習者の予算、スケジュール、現在の知識に合わせてカスタマイズされたレッスンプランを作成します。

プレプリーは2012年にウクライナのKirill Bigai、Serge Lukyanov、Dmytro Voloshynのチームによって設立され、現在、58カ国の国籍からなる400人以上の従業員がいます。米国を拠点に、ヨーロッパ、米国、アフリカ、アジア、ラテンアメリカの30カ国に従業員がいます。

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業種
教育・学習支援業
本社所在地
1309 Beacon Street, Suite 300, Brookline, MA, 02446, USA
電話番号
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代表者名
Sylvia Johnson
上場
未上場
資本金
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設立
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