「スペシャルティコーヒーの祭典 SCAJ 2026」速報 コーヒー 界トップの技の競演、5つの競技会の頂点が決定 「NEW PRODUCTS AWARD 2026」決定
一般社団法人 日本スペシャルティコーヒー協会(所在地:東京都港区、会長:長谷川 勝彦、以下SCAJ)は、2026年10月14日(水)~17日(土)、東京ビッグサイト 南1-4ホールにて、アジア最大規模を誇るスペシャルティコーヒーイベント、「SCAJ ワールド スペシャルティコーヒー カンファレンス アンド エキシビション2026(以下、SCAJ 2026)」を開催中です。本イベント内で開催された、コーヒー界トップの技を競う5つの競技会および、出展各社がエントリーした20の新製品・新商品から、来場者の一般投票とSCAJコンファレンス委員会による審査で「NEW PRODUCTS AWARD 2026」が選出されました。
コーヒー界トップの技の競演、5つの競技会の頂点が決定
■ コーヒー界トップの技の競演、頂点決定の瞬間に立ち会える4日間6つの競技会開催
2026年10月14日(水)~16日(金)の3日間で5つの競技会、4つの日本一と1つの世界一が決定しました。エスプレッソからサイフォン、ハンドドリップ、カッピング、焙煎まで、コーヒーのあらゆる技を極めたトップランナーたちの輝かしい競演の結果をお届けいたします。
【JBC ジャパン バリスタ チャンピオンシップ 2026 準決勝・決勝】

◇ 開催日:準決勝10月14日(水)、決勝10月15日(木)
バリスタの日本一を決める競技会。予選を勝ち上がった14名が世界への切符を懸けて頂点を争いました。競技者は15分間で、エスプレッソ、ミルクビバレッジ、自由な発想で創作する「シグネチャービバレッジ」の3種類を各4杯提供し、味だけでなく一連の所作の正確さや一貫性を評価されました。
1位 伊藤 大貴 猿田彦珈琲株式会社
2位 石谷 貴之 TAKA ISHITANI
3位 安部 潤 猿田彦珈琲株式会社
4位 南條 裕乃 Unir(ウニール)京都店
5位 野澤 隆成 猿田彦珈琲株式会社
6位 衛藤 匠吾 Direct Coffee Kyoto
【JCTC ジャパン カップテイスターズ チャンピオンシップ 2026 準決勝・決勝】

◇ 開催日:10月16日(金)
並べられた3杯のカップ×8セットのうち、味が違うのはどれかを当てる競技。スペシャルティコーヒーのわずかな風味の差を見極める「味覚」の競技会です。制限時間8分で8セットに挑み、1カップを5秒ほどで判断することもあるスピード勝負です。正答数と競技時間によって勝敗が決定するため、正確さと速さ、どちらを取るかの駆け引きも見どころでした。7月の予選に参加した224名から勝ち上がった16名による、日本一の味覚の競演でした。
1位 森明 美穂 Villa Clara
2位 若狭 彩 SHRUB COFFEE
3位 新田 博章 uki
4位 片岡 良介 Single O Japan
【JHDC ジャパン ハンドドリップ チャンピオンシップ 2026 決勝】

家庭で最も親しまれている「ハンドドリップ」に特化した、2012年誕生の日本独自の競技会です。審査には「香味」や「質感」といった日本ならではの表現を取り入れ、日本の文化を色濃く反映したルールで進化を続けています。決勝では全員が共通の焙煎豆と大会指定の器具を使いますが、同じ豆でも淹れ手によって味わいはまったく異なります。最もシンプルな抽出方法だからこそ際立つ工夫と技術を、各地方予選を勝ち抜いた14名が競いました。
1位 新田 千香子 有限会社新田珈琲
2位 保手濱 沙緒里 Knot COFFEE
3位 永吉 彩乃 Green・earth株式会社 /ISLAND STONE COFFEE ROASTERS
4位 安武 輝明 COFFEE COUNTY Kurume
5位 山田 航平 27 COFFEE ROASTERS
6位 水谷 一義 有限会社ペギー / ペギー珈琲店
7位 大樫 信二 REGREEN COFFEE
8位 佃 慎ノ介 有限会社BANZAI CREATIVE /THE COFFEESHOP
【JSC ジャパン サイフォニスト チャンピオンシップ 2026 決勝】

◇ 開催日:10月14日(水)
日本のコーヒーショップや家庭で長く親しまれてきたサイフォンに特化した日本一決定戦です。2003年にJBCのサイフォン部門として誕生し、2007年に独立しました。5月の予選会を勝ち抜いた6名が決勝に挑み、優勝者は世界大会(WSC)への日本代表出場権を獲得しました。
1位 清水 兼聖 株式会社嗜好品研究所
2位 近藤 寛之 Kondo Coffee Stand
3位 萩原 明東 マーメイドコーヒーロースターズ
4位 曽田 朋希 有限会社 とむとむ
5位 田澤 李梨 マーメイドコーヒーロースターズ 札幌店
6位 山﨑 睦子 マーメイドコーヒーロースターズ 池袋本店
【WSC ワールド サイフォニスト チャンピオンシップ 2026】

◇ 開催日:10月15日(木)
日本のサイフォン競技を起点に、2009年に世界初のサイフォン競技の世界大会として誕生した国際大会が、今年もSCAJの舞台で開催されました。14回目となる今大会まで、日本をはじめ、香港、台湾、シンガポールなどから世界王者が誕生してきました。選手はハロゲン式のサイフォンを操り、15分間でブレンドコーヒーと創作ドリンクを各3杯提供します。各国・地域の代表たちによる個性豊かなプレゼンテーションが繰り広げられました。
1位 Fu Ya 中国
2位 Ling Chieh Chen 台湾
3位 Yosuke Chida 日本
4位 Lok Mok マカオ
5位 Bryan Lo 香港
NEW PRODUCTS AWARD 2026決定
<一般投票部門>
「SCAJ2026」展示会場にて一般投票を行い、最も得票の多かったプロダクトにアワードが贈られました。
■ Good Product賞(一般投票部門)
「SCAJ2026」展示会場にて一般投票を行い、最も得票の多かったプロダクトにアワードが贈られます

アイテム名:TG-X3 / “FEEL”
カテゴリー:パッケージ・容器
出品者: ジオパック株式会社(ブースNo. 2102)
コメント:コーヒーを選ぶように、パッケージの紙も選ぶ。
産地や品種によって、一杯の個性を楽しむスペシャルティコーヒー。そのコーヒーを包むパッケージにも、もっと自由な選択肢があっていいと私たちは考えました。最大の特徴は、これまで両立が難しかった「紙そのものの豊かな質感」と「極めて高いバリア性能」を、一つの袋で実現したこと。
重量の約62%を紙が占める、自然由来素材を主体とした構成。TG-X3 / “FEEL”には独特の凹凸とやわらかな手触りを持つ晒クレープ紙を採用し、触れた瞬間にも紙そのものの質感を感じられるパッケージに仕上げました。それでいて、コーヒーの品質を守る酸素・水蒸気バリア性を備えつつ、その性能をアルミ箔やアルミ蒸着に頼ることなく実現しました。
そしてTG-X3は、コーヒーやブランドの個性に合わせて選べる、新たなラインナップへと広がります。
TG-X3 / “SMOOTH” ― 滑らかで繊細な紙の表情。
TG-X3 / “ROUGH” ― クラフト感の力強く自然な風合い。
TG-X3 / “SHAPE” ― 型抜きによる自由なシルエット。
包装の可能性を、もっと自由に。
引き続き、この自然由来の紙という素材を活かして、コーヒー文化の発展に寄与し続けられるように、パッケージづくりを進めていきます。
<審査部門>
「SCAJコンファレンス委員会」にて審査を行い、各部門で最も得票の多かったプロダクトにアワードが贈られます。
■ Good Product賞(審査部門)

アイテム名:Acaia Horizon
カテゴリー:コーヒー関連器具・アクセサリ
出品者:Acaia(ブースNo.1710)
コメント:最高の一杯は、抽出が終わった瞬間に"完成"するとは限りません。
Acaia Horizonは、抽出が終わってから一口目を迎えるまでの「数分間」に初めて着目した、世界初のポストブリューモジュレーターです。抽出直後のコーヒーは、脱気や酸化によって香りや味わいが刻々と変化します。Horizonは、カップ内を制御された低圧環境に導くことで、香りや味わいの変化そのものをコントロール。コーヒーが持つ繊細な香りを保ちながら、より滑らかな口当たり、丸みのある酸味、自然な甘さと透明感を引き出します。
抽出プロセス自体に手を加えることなく、"仕上げ"だけを引き受けます。
抽出後の時間を「待つ」のではなく「コントロールする」という新しい発想で、Horizonは、コーヒー本来の個性をより深く味わうための、新しい"完成"のかたちを提案します。
このAcaia Horizonの本体とカップの中のコーヒーの液面の間の空気に、私たちが何かを仕掛けていくというのが、いちばんおもしろい観点だったかと思います。
■ Sustainable Product賞

アイテム名:tomte.(トムテ)DB1 卓上ドリップバッグ包装機
カテゴリー:包装機械
出品者:株式会社ナサ(ブースNo. 3604)
コメント:tomte.(トムテ)― 卓上型ドリップバッグ製造機 「うちのコーヒーを、うちの店でオリジナル商品に。」 tomte.は、コーヒー粉の計量・封入を自動化する卓上サイズのドリップバッグ包装機です。W700×D415×H590mmとコンパクトながら、タッチパネル操作で誰でも簡単・安定した生産が可能。工場のような大規模設備は不要で、電源ひとつで店舗内に設置できます。 最大の特長は「必要な時に、必要な数だけ」作れること。大ロット発注や長い納品期間、過剰在庫といった従来の外注生産の悩みを解消し、手詰め作業にかかる人件費・時間も大幅に削減します。 自家焙煎店やスペシャルティコーヒー店、ホテル・宿泊施設、飲食店など、店舗オリジナルのドリップバッグやギフト・土産商品を展開したい事業者に最適。仕入れ品では出せない自社ブランドの鮮度と個性を、店頭で手軽に商品化できます。 小ロット・多品種対応で在庫リスクを抑えながら、オリジナル商品による付加価値と差別化を実現する一台です。
■ Good Design Product賞

アイテム名:EHWDU:ホットウォーターディスペンサー カフェエディション アンダーカウンタータイプ
カテゴリー:コーヒー関連機器
出品者:株式会社日本イトミック(ブースNo.2404)
コメント:
「お湯を出す」から、「コーヒーを淹れる空間をデザインする」へ。
EHWDUは、スペシャルティコーヒーを提供するカフェ店のために、給湯機能と店舗デザインを一体で考えたホットウォーターディスペンサーです。
従来、カウンター上に設置していた給湯器本体をカウンター下へ収納し、表に出すのは洗練された専用スパウトだけ。限られたカウンタースペースを有効活用しながら、店舗の世界観を損なわない美しい給湯環境を実現しました。さらに、70~99℃を1℃刻みで設定でき、特許取得の「ステップボイル」により連続使用時の湯温低下を抑制。設定した湯量をワンプッシュで繰り返し出湯できるため、抽出に必要な湯温と湯量を安定させ、コーヒーを提供する高品質なオペレーションの再現性を高めます。「見せる給湯」から「空間に溶け込む給湯」へ。
EHWDUは、コーヒーの品質、店舗デザイン、オペレーションを一つにつなぎ、これからのカフェカウンターの新しいスタンダードを提案します。水栓だけをカウンターに出すことによって、カウンター内やカフェ空間になじんでいただけると思います。
SPECIAL THANKS
SCAJは設立より23年目を迎え、本年も様々なテーマをもとに、最新の情報や製品の紹介を通じて、スペシャルティコーヒーの素晴らしさ、その魅力、多様性を発信する場として、21回目の展示会開催を迎えることができました。本年の来場者数は10万人に届く勢いです。SCAJの設立当初から三代にわたり会長を歴任し、長年にわたりSCAJの発展にご尽力いただいた以下の3名の方々に感謝状が贈られました。
*UCCジャパン株式会社 代表取締役会長 上島 達司 様
*林コーヒー研究所 代表 林 秀豪 様
*株式会社バッハコーヒー 代表取締役 田口 護 様
■ SCAJ 2026 開催概要

名 称:SCAJ ワールド スペシャルティコーヒー カンファレンス アンド エキシビション2026(略称:SCAJ 2026)
テーマ:Brew the Future (コーヒーの未来を、共に創ろう)
会 場:東京ビッグサイト 南展示棟1-4ホール
会 期:南1-2ホール 2026年10月14日(水)〜16日(金) 10:00~17:00 (最終日は16:00まで)
南3-4ホール 2026年10月14日(水)〜17日(土) 10:00~17:00
入場料:事前登録 税込2,000円/当日 税込3,000円、招待状持参者 無料 ※4日間共通
■ 日本スペシャルティコーヒー協会とは

日本スペシャルティコーヒー協会は、「スペシャルティコーヒー」に対する日本の消費者および世界のコーヒー生産者の認識を高め理解を深めることを目的とした協会です。コーヒーの栽培からカップのコーヒーに至るまでの体系的知識や技術の普及、啓蒙を図り、消費増大を目指します。また、これにより日本の「コーヒー文化」のさらなる醸成、世界のスペシャルティコーヒー運動への貢献、およびコーヒー生産国の自然環境や生活レベルの向上を図っていくことを活動の基本構想としています。
名称:一般社団法人 日本スペシャルティコーヒー協会
会長:長谷川 勝彦
住所:東京都港区赤坂8-5-26 住友不動産青山ビル西館7階
設立:2003年
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