Molex、ヒューマノイドロボティクスで大量生産の規模拡大を加速させるMiniMixパワー・信号用ハイブリッドコネクターを発表
· スペースに制約のあるロボットのジョイントとアクチュエータ向けに、15.0Aの電力供給と高速データ通信を業界最小のハイブリッドコネクター内に統合
· 最小5.65mmの開口部を経由した配線が可能で、他のオプションよりも配線領域が最大50%小さくなるため、設計の自由度が向上し、障害点が減少
· ストレートおよびライトアングルの嵌合方向が内部スペースの利用率を最適化し、ケーブルの応力ひずみを最小限に抑え、多様なレイアウト要件に対応
イリノイ州ライル – 2026年8月9日 – 本日、世界的なエレクトロニクスリーダーであり、コネクティビティのイノベーターでもあるMolexが、MiniMixパワー・信号用ハイブリッドコネクターを発表しました。MiniMixは、次世代のヒューマノイドロボティクス、自律走行搬送ロボット(AMR)、および高度な産業オートメーションシステムにおける製造とパッケージングの課題を解決するために設計された専用インターコネクトプラットフォームです。15.0Aの電力と高速イーサネット通信を単一の超コンパクトなインターフェース内に統合するMiniMixは、スペースに制約のあるジョイント、アクチュエータ、ロボット機構内への取り付けを効率化することで配線の複雑性を軽減し、コネクター数と組み立て工数を減らします。
Molexのコンシューマー アンド コマーシャル ソリューションズ(CSS)部門のプレジデント兼SVPであるブライアン・ハウゲは、「ヒューマノイドロボットメーカーは、試作品の構築から商業向けの大量生産へと急速に移行していますが、従来のジョイント配線方法が深刻な製造ボトルネックを生じさせています」と話しています。「MiniMixを使うと、手作業による面倒な組み立てが、電力と信号伝送のための統合ソリューションに置き換わるので、ロボティクス設計者はよりスマートかつ軽量で応答性に優れた自律システムを大規模に構築できるようになりす。」
製造上の課題を克服
ジョイント、アクチュエータ、関節機構はますます小型化しており、性能を犠牲にすることなく電力およびシグナルコネクティビティをそれらの場所に統合することは、ロボティクス産業にとって大きなハードルとなっています。設計エンジニアは、手首、肘、膝、足首、ネックアセンブリーといった多軸多関節部のスペースや組み立てに関して、厳しい制約に直面しています。こうした部位では、アクチュエータモーションシステムが、非常に狭いチャネルを通じて高出力の配線と高速の制御データ伝送を行わなければなりません。
個別のパワー用コネクターと信号用コネクターを使用する従来のアプローチでは、コネクターがかさばって重いため狭いスペース内に収まりきらないことが多く、メーカーは最終組み立て時に裸線を手作業で配線して、端子を手はんだ付けせざるを得ず、潜在的な障害点が発生し、生産性も低下することになります。
Molex MiniMixパワー・信号用ハイブリッドコネクターは、最大15.0Aのパワーコンタクトと1Gbpsの1000BASE-T1イーサネット通信を単一の統合インターフェース内に統合することで、これらの製造上の課題を解決します。超コンパクトな5.65mmの配線プロファイルを備えたMiniMixは業界最小のハイブリッドコネクターであり、必要な配線領域が他のオプションよりも最大50%小さくなります。このため、狭い内部アクチュエータチャネル、多関節四肢、ロボットジョイント、エンドエフェクターでも、終端処理済みのケーブルアセンブリーをスムーズに通過させることができます。
ストレートおよびライトアングルの嵌合方向で提供されるMolex MiniMixパワー・信号用ハイブリッドコネクターは、スペース利用を最適化し、ケーブルの応力ひずみを低減しながら、さまざまなレイアウト要件に対応できます。さらに、耐振性を備えた堅牢な機械的設計によって連続した動作や絶え間ない屈曲に耐えることができるため、反復的な動作サイクルの全体で信頼性の高い電気的性能と長期的な耐久性を実現します。
次世代ロボットに特化した設計
Molex MiniMixパワー・信号用ハイブリッドコネクターは、スペース、重量、信頼性が重要となる進化するロボットアプリケーションにおいて、最適な電線対基板用コネクターおよびケーブルアセンブリーソリューションを提供します。マッキンゼー・アンド・カンパニーが実施した2026年サプライチェーン分析によると、ヒューマノイドロボットの総部品表(BOM)の40~60%をジョイントアクチュエータシステムが占めており、サブアセンブリースペースを最適化し、手作業によるケーブル配線をなくすという要件がますます厳しくなっています。ロボットに約50もの多関節ジョイントアクチュエータが組み込まれるなか、次世代ヒューマノイドロボットアーキテクチャー全体において、プラグアンドプレイ組み立てを推進し、ハーネス重量を削減し、潜在的な障害点を最小限に抑える面で、Molex MiniMixパワー・信号用ハイブリッドコネクターのような統合接続ソリューションが重要な役割を果たすようになるでしょう。
提供状況
現在、お客様のデザインインおよび共同評価向けに、Molex MiniMixパワー・信号用ハイブリッドコネクターファミリーのサンプルと機能評価アセンブリーをご利用いただけます。完全な商業生産への拡大は2026年後半を予定しています。
ヒューマノイドロボットシステムを接続するMolex
MiniMixパワー・信号用ハイブリッドコネクターは、次世代ロボット、AMR、高度な産業オートメーションシステムの需要を満たす最新のMolexソリューションです。Molexは、ヒューマノイドロボットシステム全体でさまざまなエンドツーエンド接続を提供しています。これには、高密度Mirror Mezzメザニンコネクター(NVIDIA Jetson Thorモジュールなどの業界標準AIコンピューティングプラットフォームに電力を供給する主要高速インターフェース)のほか、空間認識、LiDAR、触覚センサーアレイ向けの超小型Quad-Row基板対基板用コネクターや高速FAKRA-Mini(HFM)相互接続システムが含まれます。Molexは、MiniMixコネクターを高電流Mega-FitコネクターおよびEXTreme Ten60高出力コネクターと組み合わせることで、本番稼働に対応した完全なハードウェア基盤をロボティクスOEMに提供し、中央AI処理、センサー知覚、多軸型の機械的動作が互いに連携できるようにします。
モレックスについて
モレックスは、未来の変革とより豊かな生活を実現させるテクノロジーを可能にすることでつながる世界を支えます。40を超える国々に事業所を展開し、コンシューマーデバイス、航空宇宙および防衛、データセンター、クラウド、テレコム、トランスポーテーション、産業オートメーション、およびヘルスケアの各業界での革新的技術によるイノベーションの実現に貢献します。お客様や業界との信頼関係、エンジニアリングに関する卓越した経験と知見、そして製品の品質と信頼性を通して、モレックスは無限の可能性を追求していきます。Creating Connections for Life ― ソリューション開発のその先に、つながる未来を見据えて。詳細に関しては、www.molex.comをご覧ください。

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