宮沢賢治 × 三陸鉄道『あなたのイーハトーブを探す旅へ』
宮沢賢治のフレーズをテーマに、全国から募集したイラスト・絵画で構成した2025年カレンダー(10月1日発売)&ギャラリー列車(10月2日~31日:宮古-盛駅間)で、あなたのイーハトーブを探しましょう!
公益社団法人日本広告制作協会(OAC)(理事長 名久井貴詞)では、クリエイティブを用いた社会貢献活動の一環として、今年も三陸鉄道(石川義晃社長)の利用促進と、三陸地方の活性化を目的にカレンダーの制作とギャラリー列車の運行に協力しています。
今回は宮沢賢治のフレーズを各月のテーマに、現代の三陸鉄道や三陸、そして岩手に投影したイラスト・絵画を全国から募集。寄せられた71作品から選考した作品をカレンダーに仕上げました。
宮沢賢治の膨大な作品からのフレーズの選定、応募いただくイラスト・絵画、そしてカレンダーデザインまで、全てがクリエイティブのチカラを活かした、クリイエティブ・ボランティア活動として、東日本大震災、コロナ禍、そして今年も台風など幾多の困難にも負けずに進み続ける三陸鉄道と三陸の支援に繋がることを願っています。
三陸鉄道イーハトーブカレンダー2025 10月1日より発売開始
宮沢賢治のフレーズは、下記の作品から抜粋または全文を採用しました。
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『峠』(春と修羅第二集)より抜粋
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『セロ弾きのゴーシュ』より抜粋
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『眼にて云う』(疾中)より抜粋
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『見よ桜には』(補遺詩篇Ⅱ)
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『小岩井農場パート9』(春と修羅)より抜粋
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『雲を濾し』(文語詩未定稿)
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『楢ノ木大学士の野宿』より抜粋
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『鹿踊りのはじまり』より抜粋
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『黄色のトマト』より抜粋
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『何と云われても』(詩ノート)より
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『きみにならびて野にたてば』(文語詩稿 五十篇より)抜粋
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『雨ニモマケズ』
ゴーシュはアンコールの曲を一人で弾くように指名され『虎狩り』を奏でます。ここでは、三陸の釜石や大槌などの郷土芸能『虎舞』に見立てて描いてもらいました。
楢ノ木大学士は恐竜に出会います…。この物語は1934年(賢治が亡くなった翌年)に発表。それから44年後の1978年岩手県岩泉町茂師で、日本初の恐竜化石が発見され、モシリュウと名付けられました。地質や鉱物好きの賢治には、ありうる話と思っていたのかもしれません。
この『鹿踊りのはじまり』は、花巻まつりで角付けに来た『鹿踊り』の記憶を基に基に創作されたようです。賢治は面白がって、盛大に拍手したようですが、一緒にいた妹のシゲさんは、「拍手なんかして恥ずかしい」と回想しています。
こんな作品が、賢治のフレーズと共に展開されます。
【フレーズを選定したコピーライター氏からのコメント】
私も初めて読んだ作品が多いのですが、賢治の言葉が持つチカラに圧倒されました。その魅力を伝えたく、各月のテーマフレーズは、季節感のあるもの、様々なことが起こる日々の生活の中で勇気や励ましを与えるもの、何かしらか考えるキッカケを与えてくれそうなもの、そして三陸や岩手に足を運ぶ気持ちになれそうなものを選んだつもりです。このテーマに沿った作品が寄せられたわけですが、どれもレベルが非常に高く、賢治のフレーズに最も相応しいものを、三鉄さんと共に選んだ次第です。
ぜひこれを機に取り上げた作品の全文を、そして宮沢賢治の他の作品もお読みください。
【デザインを担当したデザイナー氏からのコメント】
賢治のフレーズが生きるよう、そして全国から応募いただいた方の想いを活かせるようレイアウトしました。また最終ページには、いつの日か三陸を訪れていただけるように三陸・岩手の観光地や食材、お祭りなどのMAPも用意いたしました。
カレンダーを手にする全ての人が、2025年をイキイキと過ごせますように!と、祈っています。
【カレンダー発売場所・仕様】
カレンダーは10月1日(火)より三鉄オンラインショップ「さんてつ屋」https://santetsuya.com/
で発売開始です。1部 1,000円(税込)送料別途。A4/28P(展開時A3)。また、宮古駅隣の「さんてつや」でもご購入できます。部数に限りがありますので、お早めにどうぞ。
応募作品の詳細はコチラ
http://www.oac.or.jp/kuribora/santetsu2024/result.html
三陸鉄道イーハトーブ列車 10月2日(水)~31日(木)宮古ー盛駅間を運行
全国から応募いただいたイラスト・絵画作品を車内に掲載したギャラリー列車を運行いたします。宮沢賢治の世界観と共に、三陸の秋を車窓からお眺めください。なお今回は、台風5号の影響により宮古駅~新田老駅間で列車の運転を見合わせ、代行バスでの運行となっている関係で、宮古ー盛駅間での運行となります。
雨ニモマケズ 風ニモマケズ 走れ三鉄!見つけよう! あなたのイーハトーブ
皆さまのご乗車、お待ちしています。
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