4月19日(水)まで開催中! 徹底的に水木しげるの魅力に迫る、回顧展の決定版!『追悼水木しげる ゲゲゲの人生展』
大丸梅田店15階 大丸ミュージアム<梅田> 2017年4月5日(水)→19日(水)
貴重な漫画や妖怪画の原稿など、卓越した画力とメッセージ性がうかがえる作品130点以上を一堂に展示!
(c)水木プロダクション
【開催概要】
■会 期:2017年4月5日(水)~19日(水)
■会 場:大丸梅田店15階 大丸ミュージアム<梅田>
■入場時間:午前10時~午後7時30分まで(午後8時閉場)*最終日は午後5時30分まで(午後6時閉場)
■入場料<税込>:一般1,000円(800円)、中高大生800円(600円)、小学生300円(200円)*小学生未満無料
*( )内は、10名様以上の団体、大丸・松坂屋のクレジットカード、大丸松坂屋友の会カード、ブライダルサークル会員証をお持ちの方のご優待料金です。*小学生以下のみでの単独入場はご遠慮願います。
■主 催:朝日新聞社 ■企画協力:水木プロダクション
■協 賛:ライブアートブックス ■協 力:テクノネット、クロステック
徹底的に水木しげるの魅力に迫る、回顧展の決定版!
2015年11月30日、日本を代表する漫画家・水木しげるは、93歳で他界しました。激動の時代を生き抜いた生涯は、漫画家としてだけでなく、妖怪研究家としても高く評価され、戦争体験や独自の世界観から生み出された数々の言葉にも注目が集まりました。そうした水木しげるの生涯を回顧する展覧会を開催します。
水木しげるは、1922年(大正11年)に生まれ、鳥取県境港市で育ち、子供のころから好奇心が旺盛で、近所に住む「のんのんばあ」から妖怪やお化けの話を聞かされては、死後の世界や妖怪に興味を持っていました。
1943年に太平洋戦争に召集され、南方前線に赴きラバウルで片腕を失いましたが、奇跡的に生還します。戦後、美術学校を卒業し、貧しい生活をしていく中で、1964年、「ガロ」で漫画家としてデビューし、1965年には、第6回講談社児童まんが賞を受賞、以後、人気作家として「ゲゲゲの鬼太郎」、「悪魔くん」などヒットを連発しました。
2003年には、故郷の境港市に「水木しげる記念館」が開館され、すでに300万人の入館者が来場し、2010年には、妻の武良布枝さんによるエッセイをドラマ化したNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」も放送され、多くの共感を呼んだことは記憶に新しいところです。
本展では、水木プロダクションの全面的な協力のもと、人間・水木しげるが遺したものを徹底的に振り返ります。少年期の習作、戦地で描いたスケッチ、貸本時代から貴重な漫画や妖怪画の原稿など、卓越した画力とメッセージ性がうかがえる作品130点以上を一堂に展示、さらに、その人生経験に裏打ちされた独自の哲学が読み取れる名言紹介、作品が生み出された書斎の再現、愛用していた私物や世界中に収集した妖怪・精霊像コレクション、家族へのインタビュー映像や写真などを通じて「幸福とは何か」を追い求めた人間像に迫ります。
初出品作品も多数出品。まさに水木しげる回顧展の決定版といえるものです。
幼少期から晩年までの、その時代の水木しげるを振り返ります。
~第1章~(少年時代) 「境港の天才少年家」
~第2章~(従軍時代) 「地獄と天国を見た水木に二等兵」
~第3章~(貧乏時代) 「貧乏神との闘い」
~第4章~(多忙時代) 「福の神来たる!!」
~第5章~(妖怪研究家)「妖怪に取り憑かれて」
~第6章~ 「エピローグ~水木しげるは永遠に」
【会場内の様子】
:~第3章~「貧乏神との闘い」では、水木しげるさんが妻の布枝さんと結婚したばかりの頃、貧乏時代を共に
過ごした居間を再現したコーナーを設けています。テーブルの上には、当時の夫妻の数少ない楽しみだったという痛んだバナナ。実際に夫婦で作ったプラモデルや、水木さんが使っていた背広などもこのコーナーに展示されています。
:~第4章~「福の神来たる!!」では、講談社児童まんが章受賞をきっかけに売れっ子漫画家となった水木さんの代表作品を中心に、ジャンルごとに分けてたくさんの漫画原稿を紹介しています。「ゲゲゲの鬼太郎」の漫画原稿を展示しているコーナーが一番人気です。驚くほど綿密に描きこまれた原稿は迫力満点です。
:~第5章~「妖怪に取り憑かれて」では、水木さんが50台を超えた頃から没頭しはじめた妖怪研究の成果をご紹介しています。注目は、水木さんが世界中から集めた妖怪像・精霊像コレクションを展示する「妖怪博物室」。水木さんが自宅に設けた妖怪ギャラリーを再現して展示しています。
~第6章~「エピローグ 水木しげるは永遠に」。水木さんの妻・布枝さんへのロングインタビューや、約50人の著名人からの追悼メッセージを通じて、水木さんが遺したもの、我々に伝えたかったことは何なのかを探ります。
追悼メッセージに記されたイラストや言葉の数々から、水木さんや作品への熱い想いが伝わってきます。
メッセージ執筆者:公式サイトに掲載
http://mizuki-ten.jp/point/
【本展オリジナルグッズ紹介】
展覧会にあわせて開店している特設ショップ「ゲゲゲの百貨店」では、ここしか買えない本展オリジナルグッズや書籍・関連商品計900アイテム以上を用意して、皆様のご来店をお待ちしております。
(c)水木プロダクション
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