【開催レポート】札幌市清田区と共催 ネイチャーツアー「夏」第2弾

〜 昆虫を観察し、森の大切さを考えるきっかけに 〜

株式会社アミノアップ

株式会社アミノアップ(北海道札幌市、代表取締役会長 小砂憲一、代表取締役社長 北舘健太郎)は、2024年8月3日に札幌市清田区との共催で『清田区ネイチャーツアー「夏」第2弾』を開催し、公募によって集まった札幌市民がハイテクヒル真栄緑地で昆虫の観察と、株式会社アミノアップの工場見学を行いました。2022年春にスタートしたこのツアーは、季節ごとに年3〜4回行われ、3年目を迎えました。

セミの抜け殻ゲット!
虫取りは大漁!

ネイチャーツアーの詳細

<ツアーの名称>

清田区ネイチャーツアー「夏」第2弾 〜真栄の昆虫を観察しよう!〜

<開催日時>

2024年8月3日(土)午前の部10:00〜12:30、午後の部14:00〜16:30

<開催目的>

身近な緑地で暮らす動植物の観察や専門家によるレクチャーを通じ、緑地の保全が生態系維持や生物多様性の保全につながることを参加者に伝え、市民の環境保護へ向けた意識の醸成を目指す。同時に株式会社アミノアップの環境活動についても理解を深めてもらう。

<主催>

札幌市清田区役所、株式会社アミノアップ

<ツアーガイド>

株式会社エコニクス

<参加者>

一般公募した札幌市民50名(抽選)

<ツアー内容>

株式会社アミノアップに集合し、周辺で見られる昆虫の解説や森に入る際の注意事項等のレクチャーを受けた後、敷地裏に広がるハイテクヒル真栄緑地へ入りました(事前のレクチャー講師や観察中のガイドは、株式会社エコニクスのネイチャーガイドが勤めてくれました)。最初にネイチャーガイドが前日から仕掛けておいたトラップ(ピットフォールトラップ、ライトトラップ)にかかった昆虫の観察を行いました。ピットフォールトラップは、地面を徘徊する昆虫たちを捕まえる方法で、釣り餌の入ったコップを地面に埋めておくと匂いにつられて寄ってきた虫たちがコップに落ちて捕まります。よく見るアリから普段はなかなか見ることのない昆虫やカエルまで、たくさんの生き物を観察できました。ライトトラップは光に寄ってくる虫を捕まえる方法で、クワガタやカブトムシなど走光性の昆虫を観察できました。その後、草原へ移動しバッタやトンボ、チョウなどを虫取り網を使って採取しました。数多くの昆虫を観察したことで、環境によって生息する昆虫が違うことを学びました。最後は社屋に戻り、独自の培養方法で製造するAHCC®︎の工場を中心に見学ツアーを行い終了となりました。

株式会社エコニクスのツアーガイドによる事前レクチャー。危険な虫、植物の解説も。
ハイテクヒル真栄緑地の散策路
トラップにかかった昆虫を観察・・・カブトムシの姿も
エゾトタテグモ?
ライトトラップの解説
走光性の昆虫たち・・・クワガタの姿も
これから羽化を始めようとするセミの幼虫(貴重な現場!)
アオカナブン
草原ではバッタを追いかけ回す!
トノサマバッタ
キリギリス
工場見学の途中で・・・

<ツアーの成果>

夏休み期間の開催ということもあり、参加した小学生からは昆虫を見つけるたびに歓声が上がりました。昆虫の棲む環境を間近に感じてもらい、森の大切さにも気づいてもらえました。また、動物の死骸や糞を食べる昆虫がいることで森の中がきれいに保たれていることや、外来種によって環境が変わってしまうこともツアーガイドから解説を受け、環境の保全についても学んでもらうことができました。

昆虫と森の関係をお勉強
アズマヒキガエル(国内外来種/北海道指定外来種)

<参加者のコメント>

「昆虫の習性など色々教えてもらえた」、「たくさんのトラップが仕掛けられていて、ガイドさんの話も面白く充実した内容だった」、「なんでも答えてくるガイドさんがスゴイ」と、専門家と一緒のツアーは毎回高評価をいただきます。また工場見学では「札幌にこんな会社があるのは知らなかった」と驚かれる方が多く、会社を知っていただける良い機会になっています。

次回のネイチャーツアー秋は、10/5(土)「森を知り、樹名板を作ろう!」です。専門家を迎え、樹名板の制作・設置と森の観察を行います。

ネイチャーツアー開催の背景

2011年に株式会社アミノアップの現在の社屋(エコハウス棟)と工場(AHCC棟)を増築した際、周辺環境に配慮した様々な仕組みを取り入れ竣工しました。同時に増築とその後の企業活動による周辺環境への影響を確認するため、敷地周辺の環境調査を竣工直後から定期的に行いました。比較の結果、調査期間の10年間で動植物の生息状況に大きな変化はなく、社屋や工場が周辺環境に馴染んでいることがわかりました。また、この調査期間中、調査を依頼している株式会社エコニクスの調査員による報告会や自然観察ツアーが社員向けに行われ、社員が自然環境に目を向けるキッカケとなりました。そこで地域貢献活動の一環として、地域住民にも清田区の自然環境に目を向けてもらい、環境保全の大切さを伝えようと札幌市清田区役所と連携し2022年春にネイチャーツアーという形で実施しました。以来、季節ごとに春・夏・秋・冬と開催しています。1年目は清田区在住の小学生を持つ家族限定で開催していましたが、少しずつ参加者の幅を広げ、2024年からは、住所・年代に関わらず、どなたでも参加できるツアーとして開催しています。


株式会社アミノアップ

株式会社アミノアップは、1984年設立以来、北海道に拠点を置きグローバル展開する機能性食品・農業資材開発メーカー。独自開発した機能性食品「AHCC®」(担子菌培養抽出物)をはじめとする食品素材や、バイオスティミュラント「Dr. アミノアップ」などのアグリ事業を展開し、特許取得と論文発表に重きを置く。社内では医学・薬学・農学・理学・獣医学・工学など幅広い分野を専門とする研究チームが新製品の開発や科学的根拠の検証を続けていると同時に、世界100以上の医療機関や大学などとの共同研究を行なっている。さらに研究の促進、研究機関同士の連携などを目的として、統合医療機能性食品国際学会(ICNIM)を後援するなど、自社独自のグローバルネットワークの構築・交流にも精力的に取り組んでいる。環境対策にも力を入れており、自社製品の製造1トン当たりのCO2排出量 を10年前と比較して40%削減した。

株式会社アミノアップ 全景

商 号 :株式会社アミノアップ

所在地 :北海道札幌市清田区真栄363番地32

代表者 :代表取締役会長 小砂 憲一

     代表取締役社長 北舘 健太郎

資本金 :3億6900万円

事業内容:機能性食品・サプリメント原料および植物活力資材の自社開発・製造・販売

【本件に関するお問い合わせ先】

株式会社アミノアップ

営業部広報担当:関野・藤堂・岩松

TEL: 011-889-2555   FAX: 011-889-2375

Mail : au_pr@aminoup.jp

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会社概要

株式会社アミノアップ

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URL
http://www.aminoup.jp
業種
製造業
本社所在地
北海道札幌市清田区真栄363番地32
電話番号
011-889-2277
代表者名
北舘健太郎
上場
未上場
資本金
3億6900万円
設立
1985年06月