【子どもが小さいうちに体験させてよかったことランキング】パパ・ママ222人アンケート調査
子どもに体験させてよかったことに関する意識調査
オンラインイラスト教室を運営する株式会社アタム(本社:東京都港区、代表取締役:宮澤惇、以下 アタムアカデミー)は、中学生~大学生のお子さんがいる親御さん222人を対象に「子どもに体験させてよかったことに関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化しました。
「子どもが小さいうちに、将来のためになるような体験をたくさんさせてあげたい」と考える親御さんは多いでしょう。では具体的に、どんな体験をさせてあげたらいいのでしょうか?
今回、オンラインイラスト教室を運営するアタムアカデミー( https://atam-academy.com/ )は、中学生~大学生のお子さんがいる親御さん222人に「子どもに体験させてよかったこと」についてアンケート調査を実施。その結果をランキング形式でまとめました。
調査結果に対して、株式会社R&A代表取締役、AzaleaGroup株式会社取締役の勝山雄太氏からご考察いただいております。
【データの引用・転載についてお願い】
本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、必ず「アタムアカデミー」のURL( https://atam-academy.com/ )へのリンク設置をお願い致します。
【調査概要】
調査対象:中学生~大学生のお子さんがいる親御さん
調査期間:2024年7月10日~27日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:222人(女性142人/男性80人)
回答者の年代:20代 1.4%/30代 20.3%/40代 49.5%/50代以上 28.8%
【調査結果サマリー】
・子どもが小さいうちに多くの体験をさせることを意識していた親は91.8%
・子どもが小さいうちに体験させてよかったこと1位は「運動・スポーツ」
・子どもの頃の体験が成長や性格形成に影響を与えたと思う親は95.4%
・子どもが小さいうちにもっと体験させればよかったことは「運動・スポーツ」
子どもが小さいうちに多くの体験をさせることを意識していた親は91.8%
中学生~大学生のお子さんがいる親御さん222人に「お子さんが小さいうちに多くの体験をさせることを意識していましたか」と聞いたところ、「とても意識した」「まあ意識した」と答えた人が合わせて91.8%となりました。
「子どもの頃に多くの体験をさせると、将来いろいろなかたちで役に立つはず」と考えている人が多いとわかります。習い事やアウトドアなどたくさんの体験をさせて、好きなことを探してほしいという思いもあるでしょう。
子どもが小さいうちに体験させてよかったこと1位は「運動・スポーツ」
子どもが小さいうちに体験させてよかったことの1位は「運動・スポーツ(101人)」で、全体の4割以上を占めました。2位「芸術活動(48人)」、3位「自然に触れる体験(47人)」が続きます。
習い事でできそうなことから、親子で一緒に楽しめそうなものまで、さまざまな体験がランクイン。親子で一緒にできるものだと、一方的にやらされている感じがしないので、小さなお子さんも楽しめそうです。
塾など、いわゆる「学力」や「受験で使う教科」に直接結びつくような回答は比較的少なめ。学力や生活・健康の土台となる体力や集中力、探求心、好奇心といった非認知能力を伸ばせそうな体験が上位にランクインしているのが特徴です。
<1位 運動・スポーツ>
・水泳。着替えや準備などを自分でできるようになり、時間を意識した行動もできるようになった。また体力がついて他のスポーツでも活躍できたことが、本人の自信につながっていた(30代 女性)
・水泳。小学校や中学校の体育の授業で、子どもが苦労しなかったことです(40代 女性)
・サッカー。基礎体力が向上したし、人間関係の構築方法も学べたと思う(50代以上 女性)
運動・スポーツを通じて体力や運動能力が向上するのは大きなメリット。
また「人間関係を学べたと思う」「自信がついたようだ」というコメントも多くなっています。運動系の習い事には、体力向上以外のメリットもあるとわかります。
一方で「水泳を習わせて泳げるようになったのはよかったが、陸上での動きがぎこちないように感じる」という体験談も。特定のスポーツや習い事だけをさせるのではなく、親子でできる公園遊びやアスレチックなども取り入れて、バランスよく能力を伸ばしてあげるのも大切でしょう。
<2位 芸術活動>
・ピアノは指先の器用さを育むとともに、音楽的な感性を磨くのに役立ちました。また絵画教室で絵をのびのび描くことでセンスが磨かれ、美術館や博物館では知的好奇心を伸ばせました(40代 女性)
・「きっちりする」「言われたことをする」だけではなく、自分の思いをのびのびと表現することを知っているおかげで、現在表現する方面に進んで、楽しそうにしているから(50代以上 女性)
・小学校のときにピアノ教室に通わせたおかげで、演奏する楽しさを知って、音楽に関わる仕事を目指すようになりました(40代 男性)
具体的には「楽器演奏」「絵画などの美術」「観劇・コンサート」「美術館鑑賞」などです。
小さな頃に芸術活動を行うことで、表現力が身についたと感じている親御さんも多くなりました。発表会や展覧会がある習い事をしている場合は、目標に向けて頑張る力も養われますね。
楽器や絵画は大きくなってからも趣味として続けやすく、お子さんの人生を豊かにすることにもつながるのではないでしょうか。
<3位 自然に触れる体験>
・自然に触れることで、のびのびとおおらかに育ってくれたように思う(40代 女性)
・自然とふれあうことにより、いろいろなアイディアが浮かぶと思うので(40代 男性)
自然の中で遊ぶことで、体力が向上する可能性があります。また好奇心が刺激され、植物や動物に興味をもちやすくなる効果もあるでしょう。キャンプなど泊りがけでの体験なら、都会では見られない星空を見て、天体や宇宙への興味が広がることも。
自然遊びで試行錯誤を繰り返すことで、自分で考える力や集中力、発想力なども伸びると期待できます。
<4位 動物とのふれあい>
・ペットを飼うこと。命について考えるようになったから(30代 男性)
・動物や生き物とのふれあい。動物や生物について調べたり、詳しくなったりして、視野が広がるから(40代 女性)
・ペットを飼うことにより、生き物への優しい気持ちが育まれたと思います(50代以上 女性)
ペットを飼うと「可愛がっていたペットが死んでしまう」など悲しいこともありますが、悲しみを経験することで命の大切さをより感じるお子さんもいるでしょう。動物とのふれあいを通じて、命あるものへの優しい気持ちを育めたと考えている親御さんが多くなりました。
動物の習性などに興味をもつきっかけにもなるでしょう。
家でペットを飼うのが難しい場合には、動物園や牧場、猫カフェなどに行くのも、動物とふれあう機会になります。
<5位 旅行する>
・楽しい思い出をつくってあげれられた(30代 男性)
・日常とは違う体験や遠出をすることで子どものテンションが上がり、お店の人に話しかけられても人見知りすることがなくなった(40代 男性)
・いろんな場所に行って、いろんなものを見られたから(50代以上 女性)
旅行は普段と違う体験をする絶好の機会です。自然豊かな土地への旅行に行き、自然に触れる体験をすることもできます。
「同じ日本でも、方言があって言葉が少し違うなぁ」とか「夏でも涼しいところや、冬でも暖かいところがあるんだなぁ」と感じることも、文化や地理への興味につながります。
もちろん「家族で楽しい時間を過ごした」という思い出をつくることも大切。写真やビデオを残しておくことで、旅行が終わってからやお子さんが大人になってからも、親子のコミュニケーションのきっかけになるでしょう。
<6位 海外・外国語に触れる体験>
・海外旅行はさせてよかった。英語学習のモチベーションにつながっている(20代 男性)
・海外でのショートステイ体験。異なる文化や考え方を体験し、子どもの考え方や視野が広がったと思うからです。自分の将来について、いろいろと可能性を感じたようでした(30代 男性)
・英会話教室。勉強を意識する前に、発音や語学を学ばせられた(50代以上 女性)
海外旅行や海外の学校・幼稚園に通うなど、実際海外に入ったご家族も目立ちました。一方で「留学生を受け入れてホストファミリーになる」「英会話教室に通う」など、国内で海外の文化や外国語に触れる経験をさせたご家庭も。海外の文化や外国人に触れることで、英語・外国語への興味が湧くでしょう。
学校で英語学習が始まってからのアドバンテージを感じている親御さんも多いようです。
<7位 勉強・学習系の習い事>
・学習の習い事。勉強には困らなかったから(30代 女性)
・作文教室に通ったこと。文章を書くことが嫌でなくなった(40代 女性)
・そろばん。計算能力が高くなったと思います。自分自身が小さい頃習っていたので、子どもにもやらせました(40代 男性)
学習塾のほか、タブレット学習やそろばんなどが該当します。小さなうちから学習習慣を身につけておくことで、学校に入ったあとも苦労しなかったと感じた親御さんも多いようです。
幼児期の場合、知識を詰め込むような教育ではなく、学習意欲や学習態度を育てるような体験が好ましいと考えられます。
子どもの頃の体験が成長や性格形成に影響を与えたと感じている親は95.4%
「子どもの頃の体験がお子さんの成長や性格形成に影響を与えたと思うか」という問いには、「とても思う」「まあ思う」回答した人が合わせて95.4%と、圧倒的多数になりました。
「子どもの頃の経験は大事だし、人生に影響するよね」と言われて、感覚的にあるいは経験則で同意できる人は多いでしょう。
習い事の場合も、体の動かし方がうまくなったり、ピアノが上手に弾けるようになったりと、成長が見えやすいのではないでしょうか。
子どもが小さいうちにもっと体験させればよかったことは「運動・スポーツ」
「子どもが小さいうちにもっと体験させればよかったこと」を聞いたところ、1位は「運動・スポーツ(73人)」でした。以下は2位「海外・外国語に触れる体験(34人)」、3位「芸術活動(18人)」となっています。
「運動・スポーツ」は「やらせてよかった」でも1位だったので、幼少期に身体を動かすことの重要性を感じている親御さんが多いとわかります。
またお子さんに何かしらの習い事をさせていたものの、もっと長く続けさせたらよかったと後悔している人もいました。長く続けることで成果が出たり、自信が生まれたり、継続力が身についたりするからでしょう。
<1位 運動・スポーツ>
・スポーツ少年団。運動をする中でチームワークを学ばせたかったから(30代 男性)
・運動の習い事。公園で親と一緒に運動をすれば十分だと思っていたが、基本的な体の動かし方などは専門的に教えてもらっておいたほうがよかったと思う(40代 女性)
・水泳ですね。まったく泳げず苦労しています(50代以上 男性)
チームスポーツや水泳など「特定のスポーツ」をさせたかったという親御さんもいた一方で、いろいろなスポーツをさせたらよかったという人も。複数のスポーツをやることで、バランスよく能力を伸ばせるからでしょう。
習い事は子どもが興味をもったスポーツにして、休日には親が好きなスポーツや親が学生時代にやっていたスポーツを親子で楽しむのもいいかもしれません。
幼児期は全身をバランスよく使って運動の基礎動作をマスターできる「運動教室」に通い、少し大きくなってきてからスポーツを始めるのも良いですね。
<2位 海外・外国語に触れる体験>
・英語教育。思っていた以上に、中学生の英語は難しくなっている(30代 女性)
・本人はやりたがらなかったけれど、英語に触れさせる機会をもっともっておけばよかったと思います(40代 男性)
・海外旅行をもっとすればよかった。国際的な感覚を身につけさせたかった(50代以上 男性)
英語の発音に慣れたり、英語を話すことに抵抗を感じないように、小さいうちに英語に触れさせたらよかったと後悔している人も多いとわかりました。
親としてはやってほしかったものの、お子さんにやる気がなかったという口コミも。何らかの目標や興味がないと、「大人になったとき役立つから、英語を勉強しなさい」と言われても、やる気が出ないお子さんも多いでしょう。海外旅行や国際交流イベントなどで外国の文化などに触れると、興味が湧いてくるかもしれません。
<3位 芸術活動>
・美術や音楽など、芸術の鑑賞(40代 男性)
・もっと芸術に触れる機会を多くしたら、創造力や発想力が豊かになったかなと思います(50代以上 女性)
・お絵描きや書道教室。絵は自由にさせていましたが、小学校高学年頃から急にコンプレックスになってしまったため。字も一生ものなので、もう少し自信をつけてあげたかった(50代以上 女性)
芸術系の習い事をさせることで、表現力や自信を身につけさせてあげたかったという親御さんが目立ちます。
音楽も美術も学校の授業で取り組みますので、素養があることで自信をもって授業に参加したり、発表したりできるでしょう。観劇やコンサートなど非日常の体験をすることで、発想力や共感力が伸びることも期待できます。
<4位 勉強・学習系の習い事>
・勉強に興味がもてるような体験をさせておけばよかった(40代 女性)
・塾に通ってもらいたかった(50代以上 男性)
・暗算できることは社会人になっても役立つと思えるので、そろばん(50代以上 女性)
お子さんが中学生以上になっても勉強習慣がしっかりついていないのか、「勉強の習慣をつけるための習い事をすればよかった」と後悔している親御さんも多数。お子さんを学習塾に通わせていた親御さんからも、「もっと早めに始めたらよかった」というコメントが寄せられました。
あまり勉強熱心でないお子さんの場合には、勉強の動機づけになるような体験をさせたほうがよかったと後悔しているケースもありました。
<5位 自然に触れる体験>
・自然に触れること。自然を感じること(30代 女性)
・自然と関わる体験。成長すると、保護者から声かけしても未知の体験には飛び込まなくなります。興味があるうちにいろいろなことを体験して、考えの幅を広げてあげたかったです(40代 女性)
「自然が身近にない」「防犯の観点から、外で遊ばせるのが不安」「習い事で忙しい」などの理由で、子どもが自然に触れる機会が減っていると言われています。親御さんが仕事などで忙しいと、泊りがけでキャンプなどに行くのも一苦労でしょう。
しかし、小さいうちだけでも自然にしっかり触れさせてあげたらよかったでと後悔している人も多いとわかりました。
まとめ
幼少期の体験が豊かだと、自己肯定感が高まり、発想力や探求力などの非認知能力が伸びやすいと言われています。とくに自然の中で運動ができるキャンプや川遊びなどは、お子さんに大きな影響を与えるでしょう。
無理強いはよくありませんが、上手な声掛けでお子さんの興味を引いて、親子でいろんな体験を楽しみたいですね。
お子さんが中学生くらいになると勉強面の心配をする親御さんも多いですが、勉強の動機づけが「学習系の習い事」だけとは限りません。夢中になれることを見つけることで、「好きなことを仕事にするために勉強を頑張る」という動機付けもできます。
上記のような意味でも、幼少期の体験の豊かさが重要になると考えられます。
アタムアカデミーでは、イラストレッスンを無料で体験することができます。 プロのイラスト講師による指導を無料体験できますので、ぜひ、ご利用ください。
◯参考URL オンライン無料体験レッスン申込み
https://atam-academy.com/contact/free/
▽勝山雄太氏の考察
子供の運動環境、学習環境、生活環境の設定を、将来社会において自立できる様に、幼少期より整える必要性を感じます。
子供達の成長の為には、時に視覚面において興味や関心を高める工夫が必要であり、やってみたいと思う動機付けが重要になります。例えば、運動面ではトランポリンやボールを使った運動等で、ルールを守る、周りと強調するなど日常生活における活動につながる感覚を身に付けられます。
勿論、大人によるケアも必要となります。保護者が最も関心の高かった運動・スポーツに限らず、ご家庭でのコミュニケーションから、全ての子供の可能性が開かれていると思います。
幼少期に豊富な経験をする事により、人間関係・社会性を育む事が可能になり、英語等言語・コミュニケーションスキルを身に付ける事により、子供達の自己肯定感を高める事にも繋がります。
■監修者紹介
勝山雄太
立教大学コミュニティ福祉学部コミュニティ福祉学科卒業(社会福祉主事任用資格取得)
慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科医療マネジメント専修修士課程修了
米国商業銀行Citi Bank N.A.在日支店入行
学校法人上智学院上智大学学事局学事センター法学部担当・財務局管財施設管理担当
Azalea Group株式会社取締役 株式会社R&A代表取締役( https://r-a-with.com/ )
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■アタムアカデミーについて
アタムアカデミーは、子供の創造性を育てるオンラインイラスト教室です。2020年5月よりオンラインのイラスト教室としてサービス提供開始し、2023年7月現在、小中学生を中心に日本全国から生徒が通う日本最大級のイラスト教室にまで成長しています。
サービスサイト:https://atam-academy.com/online/
■株式会社アタムについて
株式会社アタムは、「イラスト教育により子供の可能性を最大化する」をビジョンにオンラインイラスト教室を運営するスタートアップです。
所在地:東京都港区
代表者:代表取締役 宮澤惇
コーポレートサイト:https://atam-academy.com/
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