bitBiome、R&DテクニカルディレクターとしてAhir Pushpanath博士が参画
生体触媒の研究開発と欧州顧客への対応をさらに強化
bitBiome株式会社は、地球の微生物の可能性を引き出し、バイオエコノミーの未来を築くバイオテクノロジー企業として、7月1日付でAhir Pushpanath博士がR&Dテクニカルディレクターとして入社したことを発表します。
ロンドン在住のPushpanath博士はコンピュータ技術を活用した酵素工学の博士号を保持し、これまでJohnson MattheyやBasecamp Researchで10年以上にわたる業界経験を有しています。これまでのキャリアで一貫して酵素開発および生体触媒開発を主導してきたPushpanath博士は、化学業界や製薬業界における「バイオ革命」を牽引することをモチベーションにしており、Unlock the full potential of microbesというbitBiomeのパーパスに強く共感しています。
Pushpanath博士がもたらすバイオものづくりや生体触媒の知識と経験を活用して、当社は独自のバイオインフォマティクスおよび酵素開発のノウハウをさらに強化し、化学や製薬をはじめとしてバイオ産業や生体触媒が関与しうる様々な業界でより多くのクライアントに貢献していきます。また、同博士の参画によるチーム拡大に伴い、欧州においてもより緊密なクライアント対応が可能になりました。
参画に当たってPushpanath博士は「生体触媒の普及を推進するには、新規の生体触媒の発見と最適化を迅速かつ経済的に進める必要があります。bitBiomeの最先端のゲノムシーケンス技術、20億の微生物遺伝子データベース、また高効率のウエットラボ運営は、このビジョンを実現する上での決定打となります」と抱負を述べています。
当社のCEO、鈴木悠司のコメントは以下のとおりです。
「Pushpanath博士の参画により、当社の技術的な専門知識・ノウハウがさらに強化されることを大変嬉しく思います。博士は生体触媒およびバイオ産業におけるインフォマティクスおよび酵素設計の豊富な経験を持っており、これにより当社は重要な市場でのサービス提供と市場拡大を図りつつ、バイオエコノミーの実現に貢献することが可能となります。」
■bitBiome株式会社 概要
bitBiome株式会社は、世界最大規模の微生物ゲノムデータベース bit-GEMを作り上げ、バイオものづくりに貢献する酵素探索・改変プラットフォームbit-QEDを展開しています。bit-GEMには、従来は解析できなかった微生物の遺伝子情報を正確に読める世界初の「微生物シングルセルゲノミクス技術bit-MAP®」が活用されています。bitBiomeは微生物シングルセルゲノミクス技術と世界最大の微生物ゲノムデータベースをテコに、脱炭素や循環型社会、医療イノベーションへの貢献を通じたバイオエコノミーの実現に貢献していきます。詳細については、https://bitbiome.co.jp/をご覧ください。
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