創出されたインパクトと連動、年間最大1000万円を3年間にわたり助成する新プログラム「アウトカムファンド for IMM」発表フォーラム・記者発表会を開催します

寄付・社会的投資が進む社会の実現を目指す認定特定非営利活動法人日本ファンドレイジング協会(以下、「当協会」)は、韓国SKグループの企業財団であるCenter for Social value Enhancement Studies(以下、「CSES」)との協働により、インパクト志向の事業者を対象に、インパクトの測定と向上のためのインパクト測定・マネジメント(IMM)の導入を支援し、創出されたインパクトに連動した年間最大1000万円のインセンティブを3年間にわたって助成する新しいプログラムを開始します。本プログラムの応募開始にあたり、5月16日に発表フォーラムと記者発表会を開催し、プログラムの説明と募集要項をご紹介します。

   

インパクトの創出を加速する「アウトカムファンド for IMM」プログラム概要
 近年、社会課題がますます深刻化・多様化する中で、事業者や金融機関、行政など、多様な主体が社会課題解決への関心を高めています。そして、「インパクト」はセクターを超えた共通言語となりつつあります。本プログラムでは、インパクトの創出を加速することを目的に、インパクトスタートアップや社会的企業など、インパクト志向の事業者を対象に、「アウトカムファンド」により、事業を通じて創出されたアウトカムに連動したインセンティブを助成します。助成先の事業者に対しては、「インパクト測定・マネジメント(IMM:Impact Measurement & Management)」に関する伴走支援を提供し、事業のインパクトを測定・可視化し、経営戦略や事業改善への活用を進めることにより、インパクトの向上を支援します。当協会は、このプログラムを通じて、日本社会におけるインパクト志向による事業の促進や、インパクト志向の資金循環が拡大されていくことを目指しています。
 
 発表フォーラム・記者発表会
 当協会の代表理事である鵜尾雅隆と、協働パートナーである韓国のCSES院長のナ・ソクグォン氏が、日本・グローバルにおける本プログラムの意義と趣旨について説明します。パネルディスカッションには、一般社団法人インパクトスタートアップ協会から代表理事の星直人氏(ユニファ株式会社 取締役CFO)、同協会・理事の田中はる奈氏(五常・アンド・カンパニー株式会社 経営企画部)、特定非営利活動法人新公益連盟から代表理事の白井智子氏をパネリストとしてお招きし、インパクトスタートアップや社会的企業等の社会課題解決に取り組む事業者において、どのようなエコシステムや資金循環が求められているのか、本プログラムが果たす役割とは何かについて議論します。また、インパクト投資グローバル運営委員会(GSG)会長およびポートランド・トラスト会長であるロナルド・コーエン卿からビデオメッセージが届く予定です。フォーラムの最後には、当協会より助成先事業者の募集要項及び申込方法等についても説明します。
 フォーラム紹介ページはこちら:https://jfra.jp/event/45337
 
 登壇者プロフィール 

ナ·ソクグォン氏(Center for Social value Enhancement Studies(CSES) 院長)

 


 2017年から2019年までSK研究所(韓国)先任研究委員として、2016年から2017年までは韓国統計庁(政府機関)で統計政策局長として勤務。1992年から企画財政部(MOSF、韓国)局長2007~2010年国際通貨基金(IMF、OECDAU)総裁選任顧問を務める。米ミズーリ大学で経済学博士号を取得した国際貿易および経済専門家。現在は国民年金公団が韓国型ESG投資モデル研究のために発足した協議体であるK-ESGイニシ アティブでESG推進民間企業のための経営革新分科の分科長を務める。ソウル大学校ESG専門家課程で講師陣としても活動。



 
 星 直人氏(一般社団法人インパクトスタートアップ協会 代表理事、ユニファ株式会社 取締役CFO)

 


 2007年に、外資系証券会社であるモルガン・スタンレー証券の投資銀行本部に入社。東京・ニューヨークオフィスで約12年間勤務。テクノロジー・金融・コンシューマー領域を中心に、国内の経営統合案件や米国関連のクロスボーダーM&A案件を主導。一般的なM&A業務に加えて、アクティビスト対応や企業価値向上策に関するアドバイザリー業務にも従事。2019年にユニファへ参画し、CFOとして財務戦略や各種戦略的施策を主導。インパクトスタートアップ協会(Impact Startup Association)の設立にも関与し、幹事社として理事も務める。
 
 
 田中 はる奈氏(一般社団法人インパクトスタートアップ協会 理事、五常・アンド・カンパニー株式会社 経営企画部)

 


 2021年4月より五常の経営企画部所属。IPOプロジェクトをリードする傍ら、ソーシャルパフォーマンス管理、インパクト測定、ステークホルダー・インパクトマネジメント、コーポレート・ガバナンスなどを担当。前職の楽天株式会社では、主に社長室で全社戦略を担当する傍ら、テクノロジーを活用し社会起業家を支援する楽天ソーシャルアクセラレータを立ち上げ。プライベートでは社会起業家を支援するSVP東京のパートナーであり二児の母。五常財団事務局として運営に携わっている。インパクトスタートアップ協会の幹事社。
 
 
 白井 智子氏(特定非営利活動法人新公益連盟 代表理事)

 


 東京大学法学部卒業後、松下政経塾に16期生として入塾。1999年沖縄にフリースクールを立ち上げ、校長をつとめる。2003年大阪府池田市教育委員会から委託を受け、不登校・ひきこもり・発達障がい等課題を抱える子どものための全国初の公設民営のフリースクール「スマイルファクトリー」を設立。東日本大震災後は福島県南相馬市に「みなみそうまラーニングセンター」「原町にこにこ保育園」「錦町放課後児童クラブ」を開設。現在はコレクティブインパクトによる様々な社会課題の解決・新しい社会の創造を目指す新公益連盟の代表理事も務める。
 
 
 鵜尾 雅隆 (認定特定非営利活動法人日本ファンドレイジング協会 代表理事)

 


 GSG国内諮問委員会委員長代理、大学院大学至善館特任教授なども務める。JICA、外務省、NPOなどを経て2008年NPO向け戦略コンサルティング企業株式会社ファンドレックスを創業、2009年日本ファンドレイジング協会を創設し、2012年から現職。認定ファンドレイザー資格の創設、寄付白書の発行、社会貢献教育の全国展開など、寄付・社会的投資促進への取り組み等を進める。
 
 
 
 
 鴨崎 貴泰(認定特定非営利活動法人日本ファンドレイジング協会 常務理事)

 


 グロービス経営大学院卒業(MBA)。環境コンサルティング会社を経て、2009年公益財団法人信頼資本財団に設立時より参画し事務局長を務め、社会起業家に対する無利子・無担保融資事業やNPOのファンドレイジング支援事業を行う。 2014年日本ファンドレイジング協会へ入職し事務局長を務め、2019年からは常務理事も兼務。2020年5月からは合同会社シッカイヤを創業して代表に就任。 SIBの日本導入や社会的インパクト評価・マネジメントの推進などに従事。
 
 
 
  

ビデオメッセージ
 ロナルド・コーエン卿(インパクト投資グローバル運営委員会(GSG)会長、ポートランド・トラスト会長)
 
 開催概要
 ■日時:2023年5月16日(火)
 記者発表会:13時45分~14時15分(会場のみ)
 フォーラム:14時30分~16時00分(会場、オンライン)
 ■開催形式:対面(会場)とオンライン(Zoomウェビナー)によるハイブリッド開催
 ■ 定員:会場80名(先着順)/オンライン100名
 ■参加費:無料
 ■ オンライン:Zoomウェビナー(お申し込みいただいた方にURLをお送りします)
 ■ 会場名:日比谷国際ビル コンファレンススクエア 8C
 (住所:東京都千代田区内幸町2丁目2-3日比谷国際ビル8階)
 ■お申込:https://business.form-mailer.jp/fms/0daf2462126026


 
 本件に関するお問い合わせ
 認定特定非営利活動法人日本ファンドレイジング協会
 アウトカムファンド事業 事務局(担当:田代・松島)
 TEL:03-6809-2590 Email:impact@jfra.jp
 
 プレスリリース・記者発表会に関するお問い合わせ
 認定特定非営利活動法人日本ファンドレイジング協会
 事務局次長 宮下 真美
 TEL:070-4167-1657 Email:pr@jfra.jp


※登壇者の肩書の一部に誤りがあり、修正を行いました。(2023年4月27日)

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会社概要

URL
https://jfra.jp/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都港区赤坂8-4-14 青山タワープレイス8F fabbit青山内
電話番号
050-5799-4521
代表者名
鵜尾 雅隆
上場
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資本金
-
設立
2009年02月