QB HOUSE、働く人のニーズ変化や働き⽅の多様性に対応するため、研修スペースを増床。

理美容師の資格は持っているもの、様々な理由でヘアカット技術を習得する前に業界を離れた方や子育てで長期間ブランクのある方の業界復帰のサポートを一層と注力するため、本社の研修スペースを増床します。

キュービーネットホールディングス株式会社

2023年6月27日 10時00分

ヘアカット専⾨店「QB HOUSE」の経営⺟体であるキュービーネットホールディングス株式会社（本社：東京都渋⾕区、代表取締役：北野泰男）は、社内カットスクール「ロジスカットプロフェッショナルスタイリストスクール」における⼊社希望者のニーズや働き方への価値観の変化・多様性に対応すべく、現・中期経営計画に基づく⼈的資本の強化策の⼀環として、本社を移転して研修スペースを増床します。

「大人だって成長したい！」

「カット技術を学び直したい」「いっそ一から学びたい」という理美容師のニーズに応えるべく、2012年9月にスタートさせた社内カットスクール「ロジスカットプロフェッショナルスタイリストスクール」は、研修拠点、採用人数を年々増やし、11年目にして累計700名の理美容師の方々の業界復帰をサポートしてきました。

実はこのスクール、カリキュラムは当初は海外進出国で出会った理美容師の方に日本の技術を伝承することを目的に2006年に作られたものであり、のちにカリキュラムを日本に持ち帰り、沢山の教える人と教わる人の対話の中で幾重にも磨きをかけていきました。その中で分かったことは【人は何歳になっても成長できる】ということ。ただ一つ条件があるとすれば、それは育つ環境があるかどうかということなのです。

日本における理美容業界の実情として、修行期間が長くて辛いということをよく耳にします。夢をもって期待に胸膨らませてこの業界に入った若い世代が、修行時代に洗髪やカラー、パーマ業務による手荒れで業界を辞めなければならなかったり、学べる環境を持てずに業界を諦めて去っていくことは非常にもったいないことです。そこで当社では、手荒れの心配のないヘアカット専門店ならば、長く理美容業界で活躍していただけるだろうと考え定年制をなくし、もう一つの課題である人が育ちやすい環境をつくることに、10年以上も前から重点をおいてきました。

そして2023年11月、さらに成長したいという人をより多くサポートしていくために、本社内の研修スペースを倍増することとしました。

人は育てるものではない、人は育つものです。

私たちにできることは、これまでもこれからも、人が育つ環境を作り続けることなのかもしれません。

▶時代の変化に合わせた育成環境の整備を推進

　いわゆる理美容師の見習いと言われるアシスタント職のほか、子育てを終えた40代主婦層や異業種からの転職者の方々を受け入れてきましたが、時代の変化に合わせて働くニーズや働き方の価値観にも幅が生まれています。特にここ数年のリカレント（学び直し）や働き方の多様性に対し、期待に応える環境を一層整えてまいります。