LVMH メティエ ダール パリのショールームにて日本の伝統素材「和紙」の新たな可能性を提示する特別展を開催
卓越した日本のクラフツマンシップを紹介する「Métiers d'Art du Japon ~ 日本の芸術的な職人技」第二章
このたび LVMH メティエ ダールは、パリのショールーム「La Main(The Hand)」にて、日本の優れたクラフツマンシップに光を当てる特別展「Métiers d'Art du Japon ~ 日本の芸術的な職人技」第二章として、「WASHI ~ the art of crafting paper, where tradition unlocks innovation」を開催いたします。本展では、日本の伝統素材である「和紙」を再解釈し、その新たな可能性を提示します。千年以上にわたり日本文化を支えてきた和紙の過去・現在・未来を見つめ、その魅力と可能性を国際的な視点から紐解きます。

和紙は、越前をはじめとする日本各地の産地で今なお受け継がれている、日本固有の素材です。書画のみならず、建築や工芸など幅広い分野において、日本文化に深く根付いてきました。近年では、和紙糸や異素材との複合、箔加工、デジタル技術との融合といった革新が進み、ファッション、インテリア、パッケージング、建築など多様な分野で新たな価値を生み出す次世代素材として国内外で高い注目を集めています。
本展では、和紙が有する文化的価値と産業的可能性の双方に光を当てながら、LVMH メティエ ダールならではの視点から、その多面的な魅力を紹介します。国内外のアーティスト、アトリエ、ブランドとの協働を通じて、千年以上受け継がれてきた手漉きの技に現代の感性と革新性を響き合わせ、本展のために制作された特別な作品を多数展開します。さらに、京都府の後援のもと、丹後地域をはじめとする京都ゆかりの職人事業者も多数参加し、地域に受け継がれてきた技術と現代的な感性が交差するものづくりを通じて、和紙の新たな表現の可能性を紹介します。

また、和紙表現を牽引するアーティスト 堀木エリ子氏による代表的なアートワークを展示するほか、三菱UFJフィナンシャル・グループが行う、次世代の工芸文化・技術を担う若き作り手を支援する取り組み「KOGEI ARTISTS LEAGUE」の趣旨に賛同し、その第一回ファイナリストを対象に、本展テーマである「和紙」を題材としたコンテストで選ばれた3名による新作も紹介します。これらの展示を通じて、和紙が持つ独自の表現力と可能性を新たな角度から提示いたします。

和紙を活用した現代のプロダクトや素材も紹介し、ファッション、インテリア、テキスタイル企業との協業による製品を実際に手に取って体感いただける機会を設けます。シルク和紙やヘンプ和紙をはじめ、パートナー企業との協働による異素材とのクロスクラフトを通じた革新的な素材開発の取り組みも展開。伝統的な手仕事の風合いを宿す一点物から、量産を見据えた産業的アプローチの素材までを幅広く展示し、和紙の可能性をラグジュアリー市場および国際的なデザインの文脈において提示します。さらに、第12回LVMH プライズ 2025 受賞ブランド「SOSHIOTSUKI」による新素材を用いたデザイン
や、パートナー企業の革なめし技術によって和紙のテクスチャーを表現したレザーも紹介し、和紙を“素材” から“概念” へと拡張する試みを示します。
本展は、2026 年5 月28 日(木)から6月3 日(水)までアポイントメント制にてご覧いただけるほか、5月30日(土)には一般公開を予定しております(5月31 日(日)は休館)。
LVMH メティエ ダールは、本展を通じて、伝統と革新が交差する和紙の多彩な表現を紹介するとともに、日本のクラフツマンシップが持つ可能性を国内外に向けて広く発信してまいります。
LVMH メティエ ダール 特別展「WASHI ~ the art of crafting paper, where tradition unlocks innovation」
会期:2026年5月28日(木)〜 6月3日(水)
一般公開:5月30日(土)のみ
休館日:5月31日(日)
会場:LVMH メティエ ダール ショールーム「La Main (The Hand)」
住所:69 Rue Réaumur, Paris 75002
開館時間:10:00 – 17:00 ※5月30日(土)は11:00 – 17:00
入場料:無料
後援:京都府
特別協賛:日本航空、三菱UFJフィナンシャル・グループ
特別協力:PFI、ミズノ
参加企業/アーティスト
アート: 堀木エリ子アンドアソシエイツ▪MUFG工芸プロジェクト▪民谷螺鈿▪MIKITYPE
ハタノ ワタル▪Sylvain Le Guen x 九代岩野市兵衛
Tony Jouanneau - Atelier Sumbiosis▪Anna Normand
マテリアル: 民谷螺鈿▪創作工房糸あそび▪田勇機業▪宮眞▪クスカファブリック▪PFI▪KUROKI
重要無形文化財技術保持者 九代岩野市兵衛
プロダクト: ミズノ▪SOSHIOTSUKI▪有職組紐 道明▪HOSOO▪輪島キリモト▪小嶋庵
SIWA KOUZO▪香老舗 松栄堂▪祇園・ない藤▪BODHI
LVMH メティエ ダール
2015 年の創設以来、LVMH メティエ ダールは 五大陸にまたがるコミュニティとして活動してきました。 これは、持続可能性に常に重点を置きながらイノベーションを促進し、大幅な排出量削減と生産プロセスの合理化を可能にする、先進的な思考を持つマニュファクチャーと職人のグローバルなネットワークです。ラグジュアリー産業において豊かな伝統と世界トップクラスの専門知識を持つ皮革なめし加工、牧畜、印刷加工、金属加工、繊維やファブリック生産を含む、卓越した技術を誇るサプライヤーの集合体を形成しています。
牛革および羊革に関して言えば、LVMH メティエ ダールはフランス、イタリア、スペインに拠点を築いています。すなわち、原材料供給源となる牧畜についてはドメーヌ・デ・マシーフをパートナーに選び、革なめしと仕上げ加工についてはレ・タンヌリ・ルー、マゾーニ、リバ・ギシャとの提携で、極上のカーフおよびラムスキンの供給を確保しています。レザーのプレタポルテ縫製については、高いノウハウを持つロバンスに投資しています。
エキゾチックレザーに関して同様の取り組みがなされ、LVMH メティエ ダールは、アフリカ、オーストラリア、米国で、「アニマル・ウェルフェア」認証を受けた施設のネットワークを構築することで飼育のトレーサビリティを確保するとともに、クロコダイルレザーの鞣しと仕上げ加工のスペシャリストとして国際的に認知されているヘンローンレザー社(シンガポール、イタリア)を傘下に置きました。またスペインのバレンシアに拠点を置く、リザードやパイソンのなめし加工においてトップクラスの技術を誇るベルデベレーノ社の株式の大部分を取得しました。
LVMH メティエ ダールはまた、欧州やアジアを拠点として、ラグジュアリーメゾンに最高級のメタルピースを供給しているメーカーであるメネガッティ、GBJM、ジェイドをパートナーとして組み入れています。
さらに2022年12月に日本における活動拠点としてLVMH メティエ ダール ジャパンを設立、2023年4月には世界屈指のデニム生産地として知られる岡山県のデニム生地マニュファクチャーであるクロキ株式会社と日本初のパートナーシップを締結しました。
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