品川区、ふるさと納税制度を活用したガバメントクラウドファンディングで「子どもの食の支援事業」

～食の支援から、子どもたちに元気な未来を～

品川区は現在、ふるさと納税制度を活用したガバメントクラウドファンディングで「子どもの食の支援事業」への寄付を募集しています。区の課題とその取り組みを知り、区政参加の一つとしてご支援をよろしくお願いいたします。

 

子ども食堂の支援としあわせ食卓事業で、子どもたちの心の笑顔をつくりたい
https://www.furusato-tax.jp/gcf/1380

 

• 品川区「子どもの食の支援事業」について

子どもの孤食や経済的に困窮している家庭の子どもたちに対応するため、食べる楽しさや温かさを提供し、また子どもの居場所として大切な役割を果たしている「子ども食堂」。品川区内の子ども食堂は2015年に1カ所から始まり、現在32カ所にまで広がりました。

一方で、子どもたちの中には子ども食堂に行くことができない子もいます。周りの目が気になる、仕事や家庭の事情に精一杯など理由は様々。子ども食堂のような場に行くことができない子どもたちには食品を届ける「しあわせ食卓事業」を実施しています。

品川区はこの「子ども食堂の継続支援」と「しあわせ食卓事業」の2つの事業を「子どもの食の支援事業」として進めています。事業の98％を超える資金は、ガバメントクラウドファンディング※で賄われています。

※ガバメントクラウドファンディング＝ふるさと納税制度を活用して行うクラウドファンディング。自治体が抱える問題解決のため、ふるさと納税の寄付金の「使い道」をより具体的にプロジェクト化し、そのプロジェクトに共感した方から寄付を募る仕組み。
 

• 「子どもの食の支援事業」への寄付金の使い道について

品川区は「食の支援から、子どもたちに元気な未来を届けたい」「いただいた寄付を何倍にも価値あるものに繋げたい」という想いのもと、令和元年度に初めて、ふるさと納税制度を活用したガバメントクラウドファンディングで「子どもの食の支援事業」に対する寄付を募りました。昨年度も多くの方々から事業への賛同を得て、目標金額の500万円を大きく上回る976万8,500円の寄付をいただきました。

皆さまからいただいた寄付はすべて「子どもの食の支援事業」に活用させていただきました。

【寄付金の使い道】
「子ども食堂の継続支援」
「子ども応援基金※」へ寄付することで地域のボランティアを中心に運営されている「子ども食堂」への年間上限助成額を引き上げ、運営を支援。昨年度は新型コロナウイルス感染症の影響により、子ども食堂も今までのように開催できないほか、学校は休校となり、子どもたちの居場所も給食もなくなるなど家庭環境が急変する中、無料で食品やお弁当を配布する「フードパントリー」を実施するなど工夫して、通常とは異なる取り組みを行いながら、子どもたちの笑顔を守り続けています。
 

「しあわせ食卓事業」
1回あたり配送する対象家庭数を前年度より175世帯増やし、433世帯・計2回実施し、累計866世帯に食品配送を行うことができました。食品を受け取った家庭からは以下のような声が寄せられています。

「コロナ禍で家にいると社会から見捨てられたような気持ちになりますが、食品が届き、私たち親子のことを気遣っていただけると感じられ、温かい気持ちになりました」
「以前のように人にも会えず孤独感が増していましたが、食品が届いた時は物だけではなく、幸せな気持ちをいただきました」
「食品が届くたびに前向きな気持ちになり、感謝を忘れずに明日から頑張れます！」

「しあわせ食卓事業」は単に食品を配送するだけでなく、前向きな気持ちへと変化をもたらし、明日への気力につながっています。
 

 

 

• 今年度もガバメントクラウドファンディングで「子どもの食の支援事業」を実施

今年度もふるさと納税によるガバメントクラウドファンディングを活用した「子どもの食の支援事業」に対する寄付を募集しています。

子ども食堂の支援としあわせ食卓事業で、子どもたちの心の笑顔をつくりたい
https://www.furusato-tax.jp/gcf/1380

12月1日現在、目標額の500万円を達成しましたが、さらなる事業の充実を目指して、引き続き皆さまからの寄付を募ります。

区の課題とその取り組みを知り、区政参加の一つとしてご支援をよろしくお願いいたします。

・受付期間2021年12月31日（金）まで
・いただいた寄付を最大限活用するため、返礼品はありません。
区外の方だけでなく品川区民の方も品川区にふるさと納税ができます。控除も受けられます。