那須千本松牧場とSMBCグループ、協業第一弾として自然体験プログラムを実施
~那須千本松牧場にて「体験機会の創出」を目的とし、小学生 20名に“自然体験プログラム”を初めて実施しました~
那須千本松牧場(栃木県那須塩原市、運営:ホウライ株式会社、本社:東京都中央区、代表取締役社長:寺本敏之、以下、ホウライ)は、2024年4月17日に株式会社三井住友フィナンシャルグループ(執行役社長グループCEO:中島 達、以下、SMBCグループ)と、循環型の酪農・林業における協業を目的とした覚書を締結し、「循環型酪農」の高度化と「循環型林業(森林エコシステム)」の構築に向けた協業を進めてまいります。
協業第一弾として、2024年6月8日(土)に那須千本松牧場でSMBCグループが主催する体験プログラム「自然体験」を実施いたしました。都内の学童に通う小学生 20名を招待し、牧場の広大な畑や牛舎の見学、どうぶつ触れ合い等を通じて、貴重な自然体験の機会を提供しました。また、ホウライが行う循環型酪農の一工程で、牧草地の石拾いや肥料撒きの体験も行い、参加した子どもたちからは、「また来たい」「初めての体験で楽しかった」等多くの喜びの声が寄せられました。
ホウライとSMBCグループは今後も、社会貢献活動をはじめ、循環型酪農・林業の高度化に貢献する取り組みを継続的に展開していく予定です。
■社会貢献活動の内容:
※バスでの牛舎・放牧見学も行いました。
■今後の展望:
ホウライは、100年以上の歴史を持つ千本松牧場において、自社畑の牧草・コーンによる乳牛育成、牛の糞尿のたい肥化、6次産業化、森林活用といった従来からの循環型酪農をさらに高度化することを通して、環境負荷削減、「環境にやさしい牧場づくり」をおこなうとともに、その循環サイクルで生まれる資源の有効活用を行い、次世代へ繋がるサステナブルな「環境適応型企業」として、SDGsへの更なる貢献を目指しています。
SMBCグループが掲げる「社会的価値の創造」を通じた社会やそこに生きる人々の「幸せな成長」への寄
与姿勢に共感するとともに、ホウライが目指す“PURE MILK FARM”の実現に向け、双方のノウハウ・ネットワークと事業リソースを活用してまいります。
・「循環型酪農」の高度化:
千本松牧場の糞尿処理の高度化、メタン抑制、飼料自給率の向上等、持続的な酪農基盤の確立。
・「循環型林業(森林エコシステム)」の構築:
千本松牧場の森林活性化、新サービス・商品の開発、循環型林業モデルの構築と全国への展開。
■循環型の酪農・林業のイメージ図:
■千本松牧場について:
・土作りから始め、自家製の堆肥を使って牧草やコーンを栽培し、それを牛の飼料としています。
・北海道並みの飼料自給率を実現し、栄養豊富な牧草を発酵させたものを主食とし、その他の
配合飼料も遺伝子組み換えされたものは使用しておらず、安心・安全な生乳を生産しています。
・広大な森林で、酪農で発生するメタンガス相当量の約3分の2を吸収しています。
・フリーストール牛舎で、歩き回れる環境を提供し、搾乳もストレスを抑えて行い、約500頭の乳牛を育てています。
・100年以上の歴史を持ち、鳥獣保護区に指定された広大で自然豊かな環境の下、「PURE MILK FARM」をコンセプトに、
レストラン・売店・ソフトクリーム・アミューズメント・動物とのふれあい・乗馬・温泉や季節のイベントを楽しめる牧場です。
・今年の秋には、レストラン・売店のリニューアルを予定しており、景観や開放感を楽しんでいただき、環境に優しいサステナブ
ルな施設や、自社牧場の乳製品やスイーツ、地場産品を中心に幅広い世代の方にお楽しみいただける牧場にリニューアルします。
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