TXOne Networks、「OT/ICSサイバーセキュリティレポート 2023」を発表

~ITとOTの統合化、Ransomware-as-a-Service、サプライチェーン攻撃、地政学的問題により、グローバル産業のOT/ICSサイバーセキュリティの複雑化が明らかに~

TXOne Networks Japan合同会社

サイバーフィジカルシステム(CPS)セキュリティのリーダーであるTXOne Networks(本社:台湾台北市、CEO:テレンス・リュウ、日本支社:東京都渋谷区、以下 TXOne)は本日、グローバル産業が直面するサイバーセキュリティ問題の拡大を詳述した、2023年の年次レポートを発表しました。今回の年次レポート「ITとOTの統合化がもたらす危機:2023年のOT/ICSサイバーセキュリティ」(*1)では、ITとOTのネットワーク統合が進む中でIT側のセキュリティインシデントがOT環境に影響を及ぼしている現状、Ransomware-as-a-Service(RaaS)モデルによる攻撃の増加、サプライチェーンの脆弱性の悪用、地政学的な問題を背景に、国家主導のハッカーや他の政治的な動機に基づく攻撃者の急増など、激化するさまざまな課題について詳しく解説しています。


TXOne Networksは2023年9月に、自動車、製薬、バイオテクノロジー、化学、一般製造、石油、ガス、運輸などを含む、複数のグローバル市場とセクターにおける主要なITおよびOTセキュリティ分野の意思決定者405人を対象にした調査を実施しました。「ITとOTの統合化がもたらす危機:2023年のOT/ICSサイバーセキュリティ」では、2023年に世界中で発生した545件のサイバーセキュリティインシデントから得られたTXOne Networksの広範な脅威調査とあわせて、調査結果をまとめています。


フロスト&サリバン(*2)との協力により作成された今回のTXOne Networksのレポートでは、次のように述べられています。「製造業や重要インフラ部門では、脅威環境が著しく深刻化しており、破壊的なイベント、経済的損失、人の安全に対する潜在的なリスクが生じています。組織は、重要なOT(オペレーショナルテクノロジー)資産の保護を最優先事項として重視しており、OTセキュリティ予算配分の中でもデータセキュリティが主要な投資分野となっています。また、組織は技術インフラストラクチャの強靭性向上に投資しようとしており、さまざまな領域にわたるOTの専門知識を統合する、CPSDR(サイバーフィジカルシステム ディテクション&レスポンス)(*3)などの革新的なアプローチに目を向けています。これにより、OTセキュリティ体制の強化ならびに進化する脅威に対する強靭性を高め、組織は業務をより適切に保護し、変化し続ける脅威環境に直面しても、確実に復旧できるようになります」


「2023年のOT/ICSサイバーセキュリティ」では、現代のOT/ICSサイバーセキュリティに関連するさまざまなトピックを取り上げています。

  • ランサムウェアの脅威

  • OTシステムのメンテナンスと情報技術(IT)の統合に関する懸念

  • 国家支援型のサイバー攻撃とその影響

  • OTおよび産業用制御システム(ICS)のセキュリティ管理専門チーム

  • OT/ICSサイバーセキュリティへの投資

  • OT/ICS防御を推進する新たな規制と標準

  • サプライチェーンの完全性


TXOne の最高経営責任者(CEO)のテレンス・リュウは、次のように述べています。「今回のレポートでは、世界の脅威状況と、悪意のある攻撃がどのように仕掛けられているのかについて、最新の洞察を提供することを目的として、徹底的な調査と技術分析の結果を紹介しています。調査結果は明らかです。絶え間なく進化する脅威に適応するには、OT/ICSサイバーセキュリティ戦略において、規制遵守をはるかに超えた取り組みを行う必要があります。収益性のあるオペレーションの可用性、信頼性、セキュリティを担保するには、新たなガバナンス体制の構築、チームと技術力の強化を行うとともに、高度な脅威の検出と対応をサイバーセキュリティのフレームワークに統合し、サプライチェーン全体にわたってリスク管理を行う必要があります」


TXOne Networks の2023年版OT/ICSサイバーセキュリティレポート「ITとOTの統合化がもたらす危機:2023年のOT/ICSサイバーセキュリティ」(日本語)は、こちらからダウンロードできます。

https://www.txone.com/ja/security-reports-ja/ot-ics-cybersecurity-2023/


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*1) 2023年のOT/ICSサイバーセキュリティ」:https://www.txone.com/ja/security-reports-ja/ot-ics-cybersecurity-2023/

*2) フロスト&サリバン:https://www.frost.com/

*3) CPSDR(Cyber-Physical System Detection & Response)について

事業継続や運用安定性といった、製造業が重視する価値軸にセキュリティを適合させた、TXOneが掲げる新たなOTセキュリティのコンセプト。従来はトレードオフの関係になっていた工場の運用の安定性とセキュリティ対策の2つを両立することができる。


※このプレスリリースは、2024年1月30日にTXOneがテキサス州アービングおよび台北市で発表したプレスリリースの抄訳版です。


TXOne Networksについて

TXOne Networksは、産業用制御システムや運用技術(OT)環境の信頼性と安全性を確保するサイバーセキュリティソリューションを提供しています。大手製造業や重要インフラ事業者への多くの実装経験から得た知見を活かし、サイバー防御に対する実用的で運用に適したアプローチを開発しています。TXOne Networksは、ネットワーク防御およびエンドポイント保護の製品を提供し、リアルタイムかつ徹底的な防御アプローチにより、OTネットワークとミッションクリティカルなデバイスを保護します。


TXOne Networks Japanに関するお問い合わせ:

TXOne Networks Japan合同会社 マーケティング担当:今野、平尾

E-mail: TXOneJapanMarketing@txone.com

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会社概要

TXOne Networks Japan合同会社

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URL
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業種
情報通信
本社所在地
渋谷区千駄ヶ谷5-27-5 リンクスクエア新宿 16階
電話番号
-
代表者名
近藤禎夫
上場
未上場
資本金
1万円
設立
2022年04月