世界大会への切符は誰の手に!?日本最大級の学生起業家ピッチコンテスト「GSEA(世界学生起業家アワード)2024 日本大会」を、MBS 毎日放送本社ちゃやまちプラザにて2月17日(土)に開催
これまでも世界へ羽ばたく数々の学生起業家を輩出したピッチコンテスト。地区予選を勝ち抜いた8名が、世界大会への切符を賭けて熱いピッチを繰り広げました。厳正なる審査を経て、世界大会進出者4名が決定しました
世界の若手起業家によるネットワーク「EO(Entrepreneurs' Organization、起業家機構)」に所属する「EO Osaka(運営:一般社団法人EO ALL KANSAI)」は、2月17日(土)にMBS 毎日放送本社1F・ちゃやまちプラザ(大阪府大阪市北区茶屋町17-1)にて、日本最大級の学生起業家ピッチコンテスト「GSEA(世界学生起業家アワード)2024 日本大会」を開催いたしました。
GSEA(世界学生起業家アワード)は、世界最大規模の起業家団体「EO(Entrepreneurs' Organization、起業家機構)」が主催する学生起業家ピッチコンテスト。大阪、京都、関東、東北、北海道、九州・沖縄の6つの地区予選を勝ち抜いた8名の学生が今回の日本大会に出場しました。今大会の上位入賞者4名は、2024年4月にシンガポールにて開催される世界大会に出場。50ヶ国を超える国の学生起業家たちとそのアイデアを競います。
審査員は以下の6名の起業家の方々に務めていただきました。
・トゥモローゲート株式会社 代表取締役 西崎康平氏
・ベイシス株式会社 代表取締役社長 吉村公孝氏
・イヴレス株式会社 代表取締役社長CEO 山川景子氏
・akippa株式会社 代表取締役社長CEO 金谷元気氏
・PCCS Group Berhad. Group Managing Director Chan Wee Kiang氏
・Dream Castle CEO Figo Yu氏
またスペシャルゲストとして、さまざまなスタートアップ企業の取り組みを対談形式で紹介するMBSの番組「TOKIOテラス」のMC・国分太一氏にもご参加いただきました(※)。
イベント当日はメインステージ・ロビーステージ合わせて350名以上の観覧者がご来場されました。
熱気に包まれた本大会でピッチを行った学生起業家の方々は以下のとおり。皆さん情熱やエネルギーに溢れ、創意工夫のあるプレゼンテーションを繰り広げられました。
①【大阪大会代表】大阪公立大学 takeforest株式会社 代表取締役 竹森洸征 氏
自身の経験から開発した、たった10分・1問だけを繰り返し学べるオンライン学習アプリ「ぷち勉」を開発。小さな成功体験を積み重ねることで子どもの自己肯定感アップに貢献。
②【大阪大会代表】近畿大学 株式会社PACES 代表取締役 イ・ジュンオ 氏
日々の面倒なこと、お困りごとを「何でも」依頼できるアプリ「tanonda」を開発。隙間時間を利用して自分のスキルを活かしたいスポットワーカーと、家事や雑用をアウトソーシングしたい依頼者をつなぎます。
③【京都大会代表】近畿大学 wakabar株式会社 代表取締役 杉山誠一郎 氏
子供に音で危険を直前に知らせ事故を防ぐアプリ「WAKABAR」を開発。設定した危険箇所に子供が近づくと音声が鳴り危険を知らせることができるほか、子供の情報をリアルタイムで確認することもできます。
④【関東大会代表】東京大学 株式会社mairu tech 代表取締役CEO 大村慧 氏
⾼レベルの医療‧福祉搬送が可能な、医療・福祉搬送サービス「mairu+」と、予約したい福祉タクシー‧⺠間救急がすぐに⾒つかるwebシステム「mairu」を開発。利⽤者の⼿間を最⼩化・運⾏効率を最⼤化します。
⑤【関東大会代表】高千穂大学 株式会社アレスグッド 代表取締役CEO 勝見仁泰 氏
ビジョンや価値観の合うハイクラス人材と企業が繋がれるZ世代版LinkedIn「BaseMe(ベースミー)」を展開。スキルや経験に加え、より個人の価値観を軸に企業や組織カルチャーとの本質的なマッチングを創出します。
⑥【東北大会代表】東北大学 株式会社QueeenB CEO 根本一希 氏
ロボットアームと実験用アタッチメントを組み合わせ、研究開発実験における単純作業を自動化するサービスを開発。70以上の大学から200名の若手研究者が集う研究コミュニティ「ミツバチ」も運営。
⑦【北海道大会代表】小樽商科大学 合同会社PoRtaru 代表 歌原 大悟 氏
「⼈⽣を、アソビで満たす」をミッションに、複合型コミュニティ施設「Tug-B」を展開。偶発的な出会いが⽣まれるシェアハウス「Share house Tug-B」と、泊まれる遊びバー「Bar&Hostel Tug-B」を運営しています。
⑧【九州・沖縄大会代表】上智大学 株式会社ConnecTA 代表取締役 水口莉里花 氏
人生を芸術作品に残すアーティストマッチングサービス「ConnecTA」を展開。自分の原点になる想い、将来へのビジョン、家族への感謝などのヒアリングを通して、好きなアーティストに作品として制作してもらえます。
各ピッチ終了後は起業家である審査員の方々との質疑応答の時間が設けられました。これまでどんな困難をどのように乗り越えたか、これから経営者として一番大切にしたいこと、サービスを立ち上げようと思ったきっかけなど、様々な視点での質問が行われました。
審査員の方々による審査の結果、「GSEA2024 日本大会」優勝は株式会社アレスグッド 代表取締役CEO 勝見仁泰 氏に決定。4月にシンガポールで開催される世界大会への切符を手にした4名も以下のとおり決まりました。
<優勝>優勝賞金100万円+世界大会出場権
高千穂大学 株式会社アレスグッド 代表取締役CEO 勝見仁泰 氏
<第2位>賞金30万円+世界大会出場権
近畿大学 株式会社PACES 代表取締役 イ・ジュンオ 氏
<第3位>賞金10万円+世界大会出場権
東京大学 株式会社mairu tech 代表取締役CEO 大村慧 氏
<第4位>世界大会出場権
東北大学 株式会社QueeenB CEO 根本一希 氏
GSEAの目的
政府は2022年11月に「スタートアップ育成5か年計画」(5か年計画)を発表し、「新しい資本主義」の柱の一つとして、日本経済再興の牽引役としてスタートアップ育成のための取り組みを推進しています。
起業を志す人材を増やす基盤をつくるためには起業家教育が重要ですが、日本では学生起業家の割合がスタートアップ先進国に比べてもまだまだ低いという課題があります。EOではスタートアップ育成のエコシステムの一環として学生起業家のスタートアップを輩出するべく、GSEA(世界学生起業家アワード)を2014年より毎年開催、今年で10回目となりました。
世界へ羽ばたく数々の学生起業家スタートアップを輩出
これまでのGSEA日本大会の優勝者としては、九州大学起業部からの第一号ベンチャーであり、ディープラーニングを用いた病理画像診断ソフトの開発を行うメドメイン株式会社の飯塚統さんや、Forbes JAPAN誌の「世界を変える30歳未満の30人の日本人」にも選出された、衛星データと農業データを用いて独自の技術で農学的に農業を最適化するアプリケーションの提供を行っているSAgri株式会社の坪井俊輔さん、応募や面接が必要なくすぐに働くことができるスキマバイトアプリを展開し、サービス開始から4年間で総額273億円を調達した株式会社タイミーの小川嶺さんなどがおり、社会の注目を集めながらベンチャー企業として大きな成長を遂げています。
※GSEA2024 日本大会の様子はMBS毎日放送「TOKIOテラス」で後日放送される予定です。
https://www.mbs.jp/TOKIO_terrace/
GSEA2024 日本大会
主催:一般社団法人EO ALL KANSAI
メディアパートナー:MBS毎日放送、TOKIOテラス、FM802
後援:大阪府、大阪市、京都府、京都市、兵庫県、神戸市、奈良県、奈良市
大阪産業局、大阪観光局
EO Osakaについて
私たちが運営する「EO Osaka」は、世界の起業家によって形成された国際的な非営利組織であるEOの日本における2つ目のチャプター(支部)として、2010年7月に大阪で発足しました。関西に本拠を構える先進的なベンチャーマインドを持つ起業家110名が在籍し(2023年6月15日現在)、今後ますます進展するグローバル経済の動向を見極めながら、大きな発展が予測されるアジア経済のハブを関西に構築することを目標として活動を行っています。
<参考URL>
GSEA(世界学生起業家アワード)
https://gsea-japan.org/
EO Osaka
https://www.eoosaka.org/
EO JAPAN
http://www.eojapan.org/
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