【アンケート調査】志望校選び、6割以上が「教育内容」を選択。学力・偏差値より学びの内容重視の傾向

中学受験、高校受験を控えた親子に志望校に関するアンケート実施

株式会社成基

総合教育サービスを展開する成基コミュニティグループ(本社:京都市中京区、代表兼CEO:佐々木 雄紀)は2024年8月25日(日)~31日(日)にかけて、小・中学生向け進学イベント『進学フェア2025』の来場予約をした小・中学生とその保護者570家族を対象に、志望校に関するアンケートを実施し、273人(小学生200人、中学生73人)から回答を得ました。

アンケート結果のトピックス

【中学校受験】

中学受験を意識し始めた学年は小学校3~4年が最も多く、62.0%

11.5%は小学校入学前から意識

小学生が志望校選びで重視する点は「教育内容」が62.0%、「大学合格実績」は32.0%

学力より学びの内容や校風を重視

中学受験で不安に感じていることは、「志望校と現在の学力のギャップ」「苦手科目の克服」 をそれぞれ半数近くが回答

次いで、44.0%の保護者が「お子さまのモチベーション」と回答しており、「お子さまのストレス」も第4位に続いた

【高校受験】

高校受験を意識し始めた学年は「中学1年生」が38.4%、「中学校入学前」が27.4%

7割近くの家庭が「中学1年生」までには高校受験を意識

中学生が志望校選びで重視した点は「教育内容」が56.2%、「大学合格実績」は42.5%

中学受験より学力を重視する傾向があるものの、学びの内容や校風を最重視

受験で不安に感じていることは、「志望校と現在の学力のギャップ」の 47.9%に続き、

43.8%の保護者が「お子さまのモチベーション」と回答

調査項目1

小学生とその保護者に、最初に中学受験を意識した時期を聞いたところ、36.5%が「小学校4年生」と回答しました。次いで、「小学校3年生」が25.5%となっており、6割以上の家庭で小学校中学年で受験を意識し始めたことがわかりました。

また、27.4%は小学校入学前から中学受験を意識しており、3割弱の家庭で子どもが幼い頃からすでに受験を意識していることが確認できました。

近年、中学受験のための通塾を開始するタイミングの低年齢化が進んでいますが、本イベントでも小学校低学年の児童が多く参加し、各学校のブースで先生の話に熱心に耳を傾けている様子が見られました。

中学生とその保護者に、最初に高校受験を意識した時期を聞いたところ、38.4%が「中学1年生」と回答しました。次いで、「中学校入学前」が27.4%となっており、7割近くの家庭が「中学1年生」の時期には高校受験を意識し始めていることがわかりました。

調査項目2

中学受験において、志望校を選ぶ際に重視する点について聞いたところ、最も選択された項目は「教育内容」。次に「学校の立地」「校風」が続きました。

「大学合格実績」や「入試の難易度」など、学力や偏差値よりも学校で受けられる学びの内容や教育方針、校風などが重視されていることがわかりました。

高校受験において、志望校を選ぶ際に重視する点について聞いたところ、最も選択された「学校の立地」に続き、「教育内容」「校風」が選択されました。

「大学合格実績」と「入試の難易度」について、中学受験と比較すると学力に関する項目を選択した家庭は増えていますが、いちばん重視されていることは中学受験と同様に、学校で受けられる学びの内容や教育方針、校風になっていました。

志望校選びにおいて、学校の知名度や偏差値の高さ、大学付属校か否かなど、学校の「外面的」な部分ではなく、「内面的」な校風や学ぶ内容が重視されており、会場でも「どんな雰囲気ですか?」「学校が取り組んでいる制度について教えてください」など、入学後の生活をイメージするための質問が多くされていました。

調査項目3

中学受験において不安に感じていることは、「苦手科目の克服」と「志望校と現在の学力のギャップ」についてそれぞれ約半数の家庭が当てはまると回答。次いで「お子さまのモチベーション」、「お子さまのストレス」と回答されており、保護者が受験を控えた子どもの精神面のフォローにも苦心していることが伺えます。

高校受験で不安に感じていることとして最も回答が多かったのは「志望校と現在の学力のギャップ」。次いで「お子さまのモチベーション」となっていました。

「学力」と「気持ちの面」での不安に大きな差はなく、高校受験において子どものモチベーションをあげることが大きな課題となっていることがわかりました。

アンケート結果について

以前は、偏差値の高い中学・高校から有名大学へ、そして大企業に就職するために受験を、と考える保護者が多かったと思いますが、今は急速に変化する世界で答えのない問題に立ち向かえるスキルを子どもに身に付けてほしいと、保護者が考える出口戦略も非常に多様になっています。

今回のアンケートでは、そういった保護者の価値観の変化が浮き彫りになったと感じています。

志望校を決める際には、ぜひこういった進学イベントで外からはわかりにくい学校の「内面」をリサーチし、進路選びに活かしていただきたいと思います。

主催者コメント(学校情報チーム 中條 義一)

今回の進学フェアでは、中学受験を検討されているご家庭が増えていることを実感しました。また、学校の教育内容への関心が高く、先生方への質問も活発でした。

特に、志望校等の相談を受け付ける個別相談コーナーは大変好評で、志望校選びで悩んでいる保護者の方から多くの相談を受けました。

成基では、お子さんの学力向上だけでなく、個性を育む教育にも取り組んでいます。志望校は、学びの環境も含めた総合的な観点で、お子さんに最適な学校を選んでほしいと考えています。

今後の進路指導では、学校選びのポイントなど役立つ情報をよりわかりやすくお伝えできるよう、さらに力を入れてまいります。

◆本調査の概要◆

調査対象 : 2024年8月25日に京都市で開催された 小中学生向け進学イベント『進学フェア2025』の来場予約をした570組約1500名の小・中学生とその保護者

回答者  :  273名(小学生200人、中学生73人)

有効回答率:47.9%

調査方法 :  インターネット調査

調査時期 :  2024年8月25日〜8月31日


【会社概要】

成基コミュニティグループ

子どもたちが夢を実現できるよう、個々の成長、年齢に応じて必要な教育と環境を常に最適化して提供しています。

保育園や幼児教育、集団塾、個別指導、英語学童、また通信制高校やフリースクール、放課後等ディサービスなど、お子さんの誕生から自立に至るすべてのプロセスに対応しうる教育ラインナップで、保護者様のご要望にお応えし、「人づくり」を通して社会の課題を解決していきます。

代表兼CEO:佐々木雄紀

本社所在地:京都府京都市中京区烏丸通二条上ル蒔絵屋町265-2 SCGビル

設立:昭和37年(1962年)

資本金:1,000万円

従業員数:2,000名(2024年8月時点)

WEBサイト:https://www.seiki.co.jp/

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会社概要

株式会社成基

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URL
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業種
教育・学習支援業
本社所在地
京都府京都市中京区蒔絵屋町265-2 SCGビル
電話番号
-
代表者名
佐々木雄紀
上場
未上場
資本金
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設立
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