NPO法人ここのば、大阪府指定「保育士等キャリアアップ研修・障がい児保育」に新規参入
キャリアアップ研修で発達支援を本格的に学ぶ。療育と保育の両方を知る講師が、保育現場で「明日から使える支援」をオンラインで提供
NPO法人ここのば(所在地:大阪府大阪市淀川区、代表理事 百瀬 洋介)は、新事業として、大阪府指定の「保育士等キャリアアップ研修・障がい児保育」分野を開始し、2026年度の受講者募集を開始しました。
本研修は、eラーニング約12時間とZoomによる集合研修3時間を組み合わせた、全15時間のオンライン研修です。
発達障がいに関する一般的な知識の習得だけでなく、癇癪、こだわり、行動の切り替え、集団参加、偏食、多動、感覚特性、保護者支援など、保育現場で実際に直面する困りごとを取り上げます。
児童発達支援事業の経営と療育実践、小規模保育所45園の事業運営の両方を経験した講師が、発達支援の知見を保育現場で活用できる形で体系的に伝えます。
研修の詳細・申し込み:
https://coconova.or.jp/careerup/

保育現場で求められる、実践的な発達支援の学び
保育所や認定こども園では、発達特性のある子どもや、集団活動、気持ちの切り替え、コミュニケーション、食事、感覚などに困りごとのある子どもへの支援が日常的に求められています。
保育者は、「気になるあの子にどう関わればよいのか」「個別の配慮と集団保育をどう両立すればよいのか」「子どもの様子を保護者にどのように伝えればよいのか」といった課題に向き合っています。
一方で、発達障がいや障がい児保育に関する研修では、障がい特性や制度などの総論が中心となり、実際の保育場面で「では、明日から何をすればよいのか」まで学べる機会は十分とはいえません。
NPO法人ここのばは、不登校支援、発達支援、オンラインフリースクール、マインクラフトを活用したオンライン個別支援、保育・療育従事者向け研修などを通じて、子ども一人ひとりの特性に合わせた支援を行ってきました。
こうした実践知を保育現場へ届けるため、大阪府指定の保育士等キャリアアップ研修として、「障がい児保育」分野の研修を開始します。
研修の概要
研修名称
令和8年度 大阪府 保育士等キャリアアップ研修
障がい児保育分野
研修時間
全15時間
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eラーニング:動画17本、約12時間
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集合研修:Zoomによるグループワーク、3時間
受講形式
すべてオンラインで完結します。
eラーニングは、指定された約2か月の受講期間内に、専用の学習管理システムを利用して自分のペースで視聴できます。
eラーニングの修了後、Zoomによる集合研修に参加し、架空事例をもとにしたABC分析や個別の指導計画づくりに取り組みます。
受講料
11,000円(税込)
受講料には、eラーニング全17本、Zoom集合研修、研修テキスト、学習管理システムの利用、修了証の発行・郵送が含まれます。
定員
各回30名
対象者
大阪府内に在住する方、または大阪府内の保育所、認定こども園、地域型保育事業所等に勤務する保育者を優先対象とします。
定員に空きがある場合は、大阪府外からも受講できます。
修了証
すべてのeラーニングを視聴し、Zoom集合研修に参加した受講者には、大阪府の様式に沿った修了証を発行します。
詳細・申し込み
https://coconova.or.jp/careerup/

本研修の3つの特徴
1.キャリアアップ研修で、発達支援を本格的に学べる
本研修では、発達障がいの名称や特徴を覚えるだけではなく、子どもの行動の背景を捉え、具体的な支援方法を考える力を身につけます。
太田ステージ、ABC分析、視覚支援、感覚特性、合理的配慮など、療育現場で活用されている考え方や手法を、保育現場で実践できる形に整理して伝えます。
「多動だからADHD」「こだわりが強いからやめさせる」といった表面的な理解にとどまらず、子どもがなぜその行動をしているのか、その原因について仮説を立て、環境や関わり方を考えることを重視します。
2.療育と保育、両方の現場を知る講師が研修を設計
講師を務める代表理事の百瀬 洋介は、保育士、児童指導員任用資格、経営学修士(MBA)の資格を有し、小規模保育所45園の事業責任者を経験しています。
その後、児童発達支援事業所を起業・経営し、太田ステージを活用した個別療育を実践してきました。
保育現場における集団活動や生活場面と、療育現場における個別支援の両方を踏まえ、保育者が実際に活用しやすい研修内容を設計しています。
3.具体的な事例から「では、どうするか」を学ぶ
本研修では、保育現場で起こりやすい具体的な事例を取り上げます。
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癇癪が起きたときの「積極的見守り」
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こだわりの背景を発達段階から理解する方法
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行動の切り替えでパニックを防ぐ事前準備
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集団活動への参加を強要しない段階的な支援
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偏食の背景にある保守性と感覚過敏
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走り回る行動の原因を捉える視点
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感覚過敏、感覚鈍麻、感覚探求への環境調整
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保護者への伝え方と家庭との連携
個別の対応方法を単発のノウハウとして学ぶのではなく、行動の原因について仮説を立て、支援方法を選ぶABC分析の考え方を共通の軸とします。
研修で扱っていない困りごとに対しても、保育者自身が考え、支援を組み立てられることを目指します。
大阪府指定の5項目を、実践的な内容で構成
本研修では、大阪府指定の「障がい児保育」分野における5項目を学びます。
1.障がいの理解
発達障がい、自閉スペクトラム症、注意欠如・多動症、学習障がい等の基礎知識、特別支援教育、自閉症のある子どもとのコミュニケーション、療育の基本、合理的配慮などを学びます。
2.障がい児保育の環境
視覚支援、感覚特性のある子どもへの支援、行動の切り替え、太田ステージにもとづく関わり、WISCや新版K式発達検査など、発達検査の基礎知識を扱います。
3.障がい児の発達の援助
言葉の遅れ、多動、癇癪、偏食、不器用さなどへの支援、適切な褒め方・叱り方、ABC分析を用いた行動理解について学びます。
4.家庭および関係機関との連携
保護者の気持ちを踏まえた支援、子どもの様子の伝え方、療育利用までの流れ、医療・福祉・相談支援機関との連携、就学に向けた保護者支援を扱います。
5.障がい児保育の指導計画、記録および評価
子どもの姿をどのように観察し、記録し、個別の指導計画に反映するかを学びます。
Zoom集合研修では、架空事例をもとに受講者同士でABC分析を行い、原因についての仮説を立て、個別の指導計画へ落とし込む演習を実施します。

子どもを集団に合わせるのではなく、子どもに合った環境を整える
NPO法人ここのばが大切にしているのは、子どもの行動を「困った行動」として捉え、子ども本人だけを変えようとする支援ではありません。
例えば、集団活動に参加できない子どもに対して、一律に「みんなと一緒に参加すること」を求めるのではなく、その子が参加しにくい理由を考えます。
活動の見通しが持てないのか、音や人の多さが負担になっているのか、何をすればよいか分からないのか、活動自体に興味を持てないのかによって、必要な支援は異なります。
子どもを集団に合わせるのではなく、子ども一人ひとりの特性や発達段階に合わせて、環境や関わり方を整えることが重要です。
本研修を通じて、保育者が子どもの行動の背景を理解し、「気になるあの子」に対して明日からできる具体的な支援を考えられるようになることを目指します。
代表コメント
NPO法人ここのば 代表理事 百瀬 洋介
「保育の現場では、多くの先生方が、発達特性のある子どもや、集団の中で困っている子どもへの関わり方に悩みながら、日々試行錯誤されています。
発達支援について学ぶ研修は増えていますが、診断名や障がいの特徴を学ぶだけでは、目の前の子どもに明日からどう関わればよいかまでは分かりません。
大切なのは、子どもの行動を表面的に見るのではなく、その背景にある発達段階、感覚特性、不安、分かりにくさなどを丁寧に理解することです。
そして、子どもを集団に合わせようとするのではなく、その子が安心して参加できる環境や関係性を整える必要があります。
NPO法人ここのばは、発達支援×マンツーマンのオンラインフリースクール『SUPER SCHOOL』や、マインクラフトを入口にしたオンライン個別支援『GLOBAL GAME』、保育・療育従事者向け研修『Shinka Studio』を通じて、子どもの好きなことや得意なことを起点とした支援を実践してきました。
今回のキャリアアップ研修では、こうした療育の考え方を、保育現場で実際に使える形でお伝えします。
研修を受けて終わるのではなく、受講者の皆さまが、目の前の子どもの姿を理解し、『では、どうするか』を考えられるようになることを目指します」
NPO法人ここのばが展開する関連事業
発達支援×マンツーマンのオンラインフリースクール「SUPER SCHOOL」
SUPER SCHOOLは、不登校や発達特性のある小学生・中学生を対象とした、完全マンツーマンのオンラインフリースクールです。
発達支援の専門スタッフが、子ども一人ひとりの特性、興味関心、得意・不得意に合わせて個別支援計画を策定します。
マインクラフト、Roblox、Canva、Scratch、AIツール、イラスト、動画制作など、子どもの「好き」や「得意」を起点とした活動を通じて、安心できる関係づくり、自己肯定感の回復、他者との関わり、学習への土台づくりを支援します。
SUPER SCHOOL:
https://coconova.or.jp/school/
マイクラ×発達支援のオンライン個別支援「GLOBAL GAME」
GLOBAL GAMEは、教育版マインクラフトを活用した、完全マンツーマンのオンライン個別支援サービスです。
建築、探検、村づくりなどの活動を通じて、コミュニケーション、社会性、問題解決力、他者との協同経験を育むことを目指します。
一般的なゲーム教室ではなく、発達支援の専門スタッフが子ども一人ひとりの特性や発達課題に合わせて活動を設計します。
GLOBAL GAME:
https://coconova.or.jp/game/
保育・療育従事者向けオンライン研修「Shinka Studio」
Shinka Studioは、保育士、児童指導員、児童発達支援・放課後等デイサービスの職員等を対象としたオンライン研修サービスです。
発達支援、個別支援計画、保護者支援、虐待防止、感染症対策、BCP、身体拘束の適正化など、現場で必要とされるテーマを動画で学べます。
制度や学術的知識だけでなく、実際の保育・療育現場で、子どもをどのように理解し、どのような支援を行うかを重視しています。
Shinka Studio:
https://coconova.or.jp/shinka/
今後の展望
NPO法人ここのばは、保育士等キャリアアップ研修を通じて、発達支援の専門的な知見を、より多くの保育現場へ届けていきます。
研修を継続的に開催するとともに、受講者の声や保育現場の課題を踏まえ、事例や研修内容の充実を図ります。
また、保育所、認定こども園、児童発達支援、放課後等デイサービス、学校、医療、福祉、相談支援機関等との連携を見据え、子どもと保護者を地域全体で支えるための学びと支援の仕組みづくりを進めます。
保育者が発達支援の視点を身につけ、子どもの特性や困りごとをより深く理解することで、子ども本人が「ここなら大丈夫」「これならやってみたい」と思える保育環境の実現に貢献します。
団体概要
団体名:NPO法人ここのば
代表者:代表理事 百瀬 洋介
所在地:大阪府大阪市淀川区
事業内容:不登校支援、発達支援、オンラインフリースクールの運営、マインクラフトを活用したオンライン個別支援、子ども・保護者支援、関係機関連携等
URL:https://coconova.or.jp/
本件に関するお問い合わせ
NPO法人ここのば
保育士等キャリアアップ研修:
https://coconova.or.jp/careerup/
団体URL:
https://coconova.or.jp/
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