使い終えると、まちの大人たちからのメッセージブックになる商品券「ごちペイ」。中学生以下の子どもがいる家庭へ、ツギノテ各日・先着100組に3,000円分の「ごちペイ」を無料配布

〜協賛は19の企業・団体へ。産地の勧業博覧会 ツギノテ、「ベビーファーストこどもごちめし高岡」との連携2年目へ〜

ツギノテ実行委員会

使い終えると、まちの大人たちからのメッセージブックになる商品券「ごちペイ」。中学生以下の子どもがいる家庭へ、ツギノテ各日・先着100組に3,000円分の「ごちペイ」を無料配布

富山県高岡市にて、ものづくりに関係する人々の出逢いをつなぎ、ものづくりを未来へとつなぐ活動を実践するツギノテ実行委員会(実行委員長:羽田 純)は、2026年10月24日(土)・25日(日)開催の「産地の勧業博覧会 ツギノテ」の会場で使える、地域企業の協賛により食と文化体験を支える「ごちペイ」を今年も発行します。協賛は昨年の10社から、建設、エネルギー、金融、書店、印刷など19の企業・団体へ広がりました。

ごちペイとは、子育て世代の食を支える「ベビーファーストこどもごちめし高岡」との連携で昨年生まれたプレミアム商品券です。今年はこれまで来場者向けに販売してきた「ツギペイ」をごちペイに統合。一般来場者は2,500円で3,000円分の商品券を購入でき、子育て家庭には地域企業の協賛を原資に無償で届けます。

今年は一般販売1,300部に加え、中学生以下の子どもたちに430部を無料配布します。このうち200部は、10月24日(土)・25日(日)のツギノテ会場で、中学生以下の子どもがいる各日先着100組に進呈。残る230部は、高岡市母子寡婦福祉会などを通じて対象家庭に届けます。

“ものづくり”とこれまで関わる機会のなかった企業や飲食店が、子どもたちの体験を通じて共に産地を支える仲間になる。ツギノテはこの動きを、「ものづくり関係人口」から「ものづくり応援人口」を育てる取り組みと位置づけています。

「ごちペイ」が地域共創のプラットフォームに

「産地の勧業博覧会 ツギノテ」は、400年以上続く高岡の伝統産業・工芸を起点に、2023年に始まりました。高岡には工芸だけでなく、ものをつくる企業、人を育てる学校、表現するクリエイターなど、いろんな“ものづくりの力”があります。ツギノテは、それらを展示するだけではなく、これまで交わらなかった力をつなぎ、新しい取り組みが生まれる場を目指しています。

その取り組みの一つとして、子育て世代の食を支える「ベビーファーストこどもごちめし高岡」と連携し、ツギノテではこれまで、会場で使えるプレミアム商品券「ツギペイ」を販売してきました。2,500円で3,000円分(500円券×6枚)の買い物ができる、冊子型のチケットです。

ツギノテが発行する商品券「ごちペイ」

特徴は、お得な買い物券で終わらないことです。1枚ごとに高岡の企業や技術が紹介されており、使い終えたチケットは折りたたむとミニブックとして持ち帰れます。買い物をすることが、産地を知り、「ものづくりの次の手」を応援することにつながる仕組みです。このツギペイの仕組みをもとに、昨年もう一つのチケット「ごちペイ」が生まれました。そして今年、ツギペイはごちペイに一本化され、会場で使える商品券はすべて「ごちペイ」になります。

「ごちペイ」という発明:支援を、まちの大人からの贈りものに変える

「ベビーファーストこどもごちめし高岡」は、市内企業などの寄付をもとに、子育て世帯へデジタル食事チケットを届け、地域の飲食店で食事ができるようにする取り組みです。2024年に始まり、高岡市母子寡婦福祉会に登録する18歳以下の子どもを対象に、月2,000円分のチケットを提供。現在は約70人が定期的に利用しています。

この「食」の支援と、ツギペイの「使い終わったあとも楽しめるブック型の商品券」が出会って生まれたのが「ごちペイ」です。地域企業の協賛を原資に、子育て家庭へ3,000円分(500円券×6枚)を無償で届けます。その設計には、3つの工夫があります。

1. 連携することで「食べる」支援を、「つくる・選ぶ」体験にまで広げた

ごちペイは、食事だけでなく、ワークショップへの参加やクラフト作品の購入にも使えます。職人の手仕事を間近で見て、自分でつくり、自分で選んで買う。経済的な理由で、文化的な体験が制限されないようにするための設計です。

2. 1枚ごとに、応援する大人の顔が見える

チケットには協賛企業の紹介と、その会社の人の似顔絵、子どもたちへのメッセージが印刷されています。「なにこれ!面白そう!から始めてみよう!」「このまちには、かっこいい仕事がある。君の手も、未来をつくる手だ。」等のメッセージと共に、匿名の寄付ではなく、誰が応援しているかが子どもに伝わります。

3. 使い終えると、ミニブックとして手元に残る

使ったあとのチケットは、折りたたむと一冊のミニブックになります。楽しんだ記憶と一緒に、「自分たちを応援してくれる会社が、このまちにこれだけある」という事実を家に持ち帰れます。

支援を「受け取るもの」から、「まちの大人から贈られるもの」へ。商品券という身近な形のまま、支える側と支えられる側の関係を描き直した点が、ごちペイの新しさです。

2025年度 来場した子どもたちのワークショップの様子

2年目の広がり:協賛は19の企業・団体へ、利用は市内の飲食店へ

初年度の2025年は、10社の協賛で400部を発行しました。2年目の今年、協賛は19の企業・団体となり、支援の輪が広がっています。鋳物や着色といったものづくり企業に加え、建設、都市ガス、信用金庫、書店、印刷、段ボール、デザイン、カフェなど、業種は多岐にわたります。

<協賛企業>

いなほ化工株式会社/株式会社YSB/株式会社能作/株式会社ワールドサービス/サクラパックス株式会社/タリーズコーヒー 高岡おとぎの森公園店/株式会社MAE/株式会社ROLE/ラック株式会社/高岡伝統産業青年会/株式会社ナガエ/モメンタムファクトリー・Orii/株式会社山田写真製版所/文苑堂書店/山本建設株式会社/高岡信用金庫/株式会社砺波商店/昭和建設株式会社/高岡ガス株式会社 ※順不同・敬称略

「ごちペイ」が紡ぐ地域への循環

子どもを持つ家庭にとって

外食やワークショップは、家計の中で後回しになりやすい支出です。ごちペイは、その一回を「行ってみようか」に変えます。会場では一般の来場者も同じごちペイで支払うため、子どもたちは周りと同じように買い物や体験を楽しめます。子どもが自分で選び、家族で食べ、つくる。その体験の先に、このまちの仕事や技術との出会いがあります。

飲食店にとって

子育て家庭が店を訪れるきっかけが生まれます。地域企業の協賛が、子どもの食事を通じて市内の店に届くという、まちの中の循環でもあります。子どもが繰り返し訪れる店は、食事の場であると同時に、地域が子どもを見守る接点にもなります。

ものづくり企業にとって

今年から会場の商品券はごちペイに一本化され、来場者の買い物も子どもたちの体験も、同じチケットを通じて出展する職人や作家、メーカーの売上になります。それ以上に大きいのは、未来の使い手、そして担い手になりうる子どもたちと直接出会えることです。産地の外側にいた企業が「応援する側」として関わることで、ものづくりを支える裾野も広がります。

高岡というまちにとって

民間の協賛で、子育て支援、地域の飲食店、産地のものづくりという3つの領域が一つのチケットでつながりました。民間が主体となり、地域のさまざまな企業や団体が連携する、新しい共創の形が高岡で動き始めています。

「ものづくり関係人口」から、「ものづくり応援人口」へ

ツギノテはこれまで、ものづくりに関わる人を増やす「ものづくり関係人口」の拡大を掲げてきました。一方で、伝統産業を守りたいという呼びかけは、異業種の企業にとって「どう応援したらいいのか分からない」ものでもありました。

ごちペイは、その入口になっています。「子どもたちの体験を支える」という目的なら、建設会社も、信用金庫も、書店も、自分たちの言葉で関わることができます。そしてその応援は、会場での買い物や体験を通じて、ものづくりの現場に届きます。

ツギノテが目指すのは、地域企業との関係を“協賛”から“共創”へ進めることです。ごちペイの協賛企業は、資金を出すだけのスポンサーではありません。自社の仕事を子どもに向けて語り、メッセージを贈る、この企画のつくり手です。産地の外からものづくりを応援する人と企業、すなわち「ものづくり応援人口」を、高岡から育てていきます。

STORY記事:
https://prtimes.com/story/detail/b2QKRJcyLnr

産地の勧業博覧会 ツギノテ

コメント

花田 将司 氏

visionドリブンホールディングス株式会社 代表取締役CEO/いなほ化工株式会社 代表取締役 花田 将司 氏

“ご飯”は一つの切り口で、本質は仕組みづくりだと思っています。企業が子どもたちを支え、地域で育てていく。そんなまちになればいい。これからは僕ら自身も、『ものづくり応援人口』を増やす側になっていきたいと思っています。

ツギノテ実行委員長 羽田 純

ツギノテ実行委員長 羽田 純

伝統産業を守りたいと言われても、異業種の方からすると『どう応援したらいいんだろう』となる。だからこそ、ものづくりを軸にしながら、もっといろんな人が関われる場所をつくっていきたい。ツギノテという場を通して、業界の外にいる人たちとも同じ目標に向かって協力できるようになってきたことが、すごく嬉しいです。

「ごちペイ」概要

※利用時は冊子を開いたまま会計担当者へお渡しください。事前に切り離したチケットは無効となります。なお、つり銭は出ないため、ご注意ください。

今後に向けて

ごちペイの取り組みは今回限りのものではありません。ツギノテは今後も、地域企業や学校、市民など、それぞれの技術や課題、思いを持ち寄り、新しい商品・学び・仕事・観光・地域活動へとつながっていく、産学民共創型の場を育てていきます。

◾️名称:産地の勧業博覧会 ツギノテ

◾️会期:2026年10月24日(土)・25日(日)

◾️会場:高岡市営高岡中央駐車場(富山県高岡市下関町6丁目11/高岡駅直結 北口から徒歩1分)

◾️入場料:無料 ※入場にはWEB登録が必要です

◾️出展社数:128社(一坪ファクトリィエリア70社、マーケットエリア〈クラフト・デザイン・フード〉55社、企画展「ツギノテラボ」・こども工作広場「つくルーム」3社)

◾️主催:ツギノテ実行委員会

◾️共催:高岡伝統産業青年会、高岡市

◾️後援:伝統工芸高岡銅器振興協同組合、伝統工芸高岡漆器協同組合、工芸都市高岡クラフトコンペ実行委員会

◾️会場デザイン:施工:FUJIMA、デザイン監修:ROLE、設計:HAJIME YOSHIDA ARCHITECTURE

◾️公式サイト:https://tsuginote.jp/

◾️公式Instagram:@tsuginote_craft(https://www.instagram.com/tsuginote_craft/)

◾️問い合わせ:ツギノテ実行委員会事務局(株式会社ROLE内)TEL:0766-53-5862、MAIL:tsuginote.craft@gmail.com

各団体について

ツギノテ実行委員会

実行委員長:羽田 純(株式会社ROLE 代表取締役)。2023年4月設立。高岡の伝統産業に従事する若手職人の組合「高岡伝統産業青年会」の活動を土台に、富山・北陸のものづくり産地全体の再興を目指して発足しました。イベント運営に加え、勉強会やものづくり支援、産業観光促進のサポート、ワークショップなどを通じて産地の魅力向上に取り組んでいます。

ベビーファーストこどもごちめし高岡

高岡市内の企業などの支援を受け、子育て世帯にデジタル食事チケットを届け、地域の飲食店で食事ができるようにする取り組みです。2024年に開始。高岡市母子寡婦福祉会に登録する18歳以下(高校3年生まで)の子どもを対象に、月2,000円分のデジタル食事チケットを提供しています。

<お問い合わせ先>

ツギノテ実行委員会事務局(株式会社ROLE内)

〒933-0022 富山県高岡市白金町5-2 印刷ビル2階

TEL:0766-53-5862 MAIL:tsuginote.craft@gmail.com

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会社概要

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URL
https://tsuginote.jp/
業種
製造業
本社所在地
富山県高岡市白金町5−2
電話番号
-
代表者名
羽田純
上場
未上場
資本金
-
設立
2024年04月