【意匠×耐震の両立】大規模空間の天井に対応可能な「SZ耐震ルーバー天井システム typeG」を発売
三洋工業株式会社(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:山岸 茂、証券コード:5958、以下当社)は、このたび耐震ルーバー天井「SZ耐震ルーバー天井システム typeG」を5月29日に発売しました。
本製品は、近年需要が高まる意匠性の高いルーバー天井に対し、意匠性と高い耐震性能を両立させた新たな天井システムとなります。
発売に先立ち、防災科学技術研究所「E-ディフェンス」にて実施された実台加振実験に参加し(2026年4月10日当社ニュースリリース)、阪神・淡路大震災や熊本地震などの実地震波による加振試験にて大地震時でも脱落・損傷がないことを確認した意匠性と安全性の両立を実現する新たな天井システムを開発しました。
当社は耐震についての様々な知見を製品開発等に活かし、製品設計段階において安全性を十分に考慮し、しっかりと検証したうえで、製品への信頼による安全を人々の安心へとつなげて、安心・安全な社会の構築に貢献することで人々の未来を守っていきます。
■意匠性の木目調ルーバー需要の拡大と「耐震」という課題
近年、建築分野では木材が持つ「温もり」「癒し効果」や空間との調和とデザイン性から木目調のルーバーの天井採用が急速に増えています。一方で、ルーバー天井は従来の耐震基準に当てはめることが難しいことから、特定天井に該当する大規模空間の建築物では採用できないケースが多く存在していました。そのことから耐震性を重視しながら設計はするものの、デザイン性についても諦めたくないという声が多くでており、耐震とデザインの両立が求められています。
そこで当社は、ルーバー天井を準構造化天井として設計可能な新たな構造コンセプトを採用し、ルーバーとストリンガーまでの天井下地を一体の構造として捉え、耐震性を根本から再設計しました。
■製品について
本製品は、金属ルーバーと準構造化天井(下地から天井面そのものまでを構造的に安全性を確保して設計施工したもので固有周期0.1秒以下)を組み合わせた天井システムです。準構造化天井の他に、大規模空間に設計される特定天井に該当する天井にも対応可能です。
また耐震性は当社ルーバー製品で材質が違う2つのルーバーにも対応をしています。木目シート貼りのアルミ製のスカイマーカーtypeWS、コストパフォーマンスに優れた木目調鋼製スタッドのWOCSSとの組み合わせでも準構造化天井と特定天井にも対応可能となります。
部材においては新形状のストリンガーを採用し、施工方式については、意匠性と安全性をより意識して、工期短縮を実現する嵌め込み方式である「嵌合固定式」ではなく、建物に添える美しさと安全性が特長の「ボルト固定式」を採用しました。
性能という品質確保のため、各種試験を実施し、しっかりと性能を確認しています。耐震性能においてはユニット試験にて天井システムの固有周期が0.1 秒以下であること、加振試験にてルーバーと天井下地部材の損傷がないこと、実大三次元振動破壊実験にて実地震波を三軸方向での加振においてもルーバーと天井下地部材の損傷がないことを確認した、意匠性と安全性の両立した天井システムとなります。



■製品の主な特長
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意匠性のルーバー天井×耐震天井システム
木目調のルーバー天井からストリンガーまでの天井下地までを構造として一体となって動くとみなされる天井で、固有周期0.1秒以下を実現したことで、準構造化天井として設計可能。 -
大規模空間の天井にも幅広く対応可能
その他の天井に位置づけられる準構造化天井の他に、大規模空間に設計される特定天井に該当する天井にも対応可能
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意匠性と安全性が両立する材質が違う2つのルーバー
当社製品である木目シート貼りのアルミ製のスカイマーカーtypeWS、コストパフォーマンスに優れた木目調鋼製スタッドのWOCSSとの組み合わせ可能で、木目の落ち着いた雰囲気や上質感を演出します。
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部材のストリンガーの新形状と「ボルト固定式」の施工方式の採用
ルーバー部材のストリンガーの形状を再設計し、安全性と意匠性を意識した施工方式の採用。
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実地震波による加振試験での検証(2026年4月10日当社ニュースリリース:防災科学技術研究所「E-ディフェンス」にて実施された実台加振実験に参加)
阪神・淡路大震災や熊本地震の実地震波の加振試験でも損傷がないことを確認


■製品の利用が想定される新築大空間を中心に幅広い用途
「SZ耐震ルーバー天井システム typeG」は、耐震性と意匠性の両立が求められる特定天井に該当する以下のような用途での利用を想定しています。
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ホテルのエントランス・ロビー
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大型ショッピングモール
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大学・公共施設のホール
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展示場・文化施設 など
※本リリースに記載の性能説明は、社内および公的機関での試験結果に基づいたものになります。
※製品仕様、設計条件、納期、価格についてはお問い合わせください。
■当社のルーバーと地震対策用天井について
当社のアルミ製ルーバー「スカイマーカー」はビル屋上の広告塔を兼ねたクーリングタワーの目隠しをはじめ、建物外部の階段廻りや各種屋外設備の目隠しなどに採用され、建物のシルエットを美しく演出し、人への安全の役割も果たします。また、外部からの視線や日射を遮断する外装部材であり室内の急激な温度上昇を抑えることで空調機器の省エネ運転に貢献するなど“地球環境にやさしい建材”としてこれまでに数多くのご採用を頂いてきました。
また当社は社会やお客様のニーズにお応えすべく、これまでに様々な種類の地震対策用天井を開発・発売し、多くの物件に採用されてまいりました。開発時にしっかりと製品の機能を検証し、品質を確保することで、安心して快適に暮らせる社会の実現に貢献してまいりました。
当社の地震対策用天井シリーズとスカイマーカーシリーズの詳細につきましては、当社以下のウェブサイトと紹介動画をご覧ください
地震対策用天井シリーズ
https://www.sanyo-industries.co.jp/products/env/sz.html
(製品紹介動画)
https://www.youtube.com/watch?v=4WUUmsyyboQ
スカイマーカーシリーズ
https://www.sanyo-industries.co.jp/products/aluminum/skymarker/
(木目調鋼製スタッドWOCSS)
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