【日本人宇宙飛行士13年ぶりの募集が発表】前回の選抜試験ファイナリストが明かす、「宇宙飛行士選抜試験」の壮絶な舞台裏とは？

SBクリエイティブ株式会社は、『宇宙飛行士選抜試験』（SB新書、本体価格900円＋税）を2020年12月5日（土）に発売します。史上最多応募963名だった2008年実施の「第5期JAXA宇宙飛行士選抜試験」で10名のファイナリストに残った著者・内山 崇が、10か月に及んだ選抜試験の過酷な内容と、その後の12年間の葛藤を明かしています。

2020年10月23日、文部科学省は2021年秋ごろに日本人宇宙飛行士を新たに集すると発表しました。実に13年ぶりの募集となり、注目を集めています。
「選抜試験では実際にどんな選考が行われているのか？」「宇宙飛行士に必要な素質とは？」宇宙ステーション補給機「こうのとり」フライトディレクタでもある著者が、宇宙飛行士選抜試験への挑戦から得られた体験、ファイナリスト10名まで残り、届きかけた夢から叩き落されたあとの12年間の葛藤を描いたのが本書です。
 

 
人類が月面に降りたって50年余。2020年12月6日には、小惑星探査機「はやぶさ2」が地球へ帰還予定、世界では宇宙ステーションへの宇宙旅行や再び月面へ向かう計画が具体化してきており、宇宙への関心が大変高まっています。2021年秋に募集が開始される「第6期JAXA宇宙飛行士選抜試験」に興味がある人はもちろん、夢を追いかけている人、やりたいことがなかなか見つからない人に手に取っていただけると幸いです。
 

 

【著者プロフィール】
内山崇(うちやま・たかし)
1975年新潟生まれ、埼玉育ち。2000年東京大学大学院修士課程修了、同年IHI(株)入社。2008年からJAXA。2008(～9)年第5期JAXA宇宙飛行士選抜試験ファイナリスト(10名)。宇宙船「こうのとり」フライトディレクタ。2009年初号機～2020年最終9号機までフライトディレクタとして、ISS輸送ミッションの9機連続成功に貢献。現在は、日本の有人宇宙開発をさらに前進させるべく新型宇宙船開発に携わる。
Twitter : @HTVFD_Uchiyama
宇宙兄弟OfficialWeb連載（ https://koyamachuya.com/column/column_category/uchiyama/ ）


【書籍概要】
『宇宙飛行士選抜試験』（SB新書）
著者：内山 崇
本体価格：900円＋税
判型：新書
ページ数：292ページ
発行元：SBクリエイティブ株式会社

■目次
第0章 指先まで触れた夢
第１章 突然の報、10年ぶりの募集
第２章 ザ・宇宙飛行士選抜試験（前編）
第３章 宇宙飛行士の資質とは
第４章 ザ・宇宙飛行士選抜試験（後編）
第５章 残酷な分岐点
第６章 ２０２０年、宇宙への絆は消えない
終章 紡いでいく夢
 

ファイナリスト10名

 

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