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廃棄ガラスの回収会社からゲームチェンジャーへ ー 世界をサステナブルに変える台湾デザイン

廃棄ガラスを建材に。大胆なイノベーションで状況を覆す、春池ガラスの挑戦

TDRI

この秋に展開しているキャンペーン「Designed in Taiwan ~台湾デザインがつくる未来~」 。展示会への出展やイベントを通じて、循環型社会の実現に向けたデザインプロジェクトを日本に紹介しています。今回は DESIGNART TOKYO 2022 に出展中、11月にオンライン トークセッションの実施を予定している「春池ガラス」の取り組みをお伝えします。
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ガラスの魅力を再発見する、台湾最大のガラス専門メーカー
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春池ガラスは、ガラスの製造及び回収・リサイクルを専門とする台湾企業。新竹市の本社を含め、台湾に3つの事業所を所有。一般的なガラス製品の製造以外、毎年10万トン以上のリサイクルガラスを処理する国内で最も有名なガラス専門メーカーです。最近ではデザイナーとのコラボレーションによって、ガラスの新たな可能性を生み出しています。

 

ガラスで作られたカラフルなストロー。プラスチックのストローに代わるだけでなく、美しさや楽しさを表現ガラスで作られたカラフルなストロー。プラスチックのストローに代わるだけでなく、美しさや楽しさを表現

 

DESIGNART TOKYO 2022に展示されるCRYSTN。口吹きガラスの型を使用して結晶の形状を制作。後加工でさまざまな高さにカットすることで、結晶クラスターを表現している。DESIGNART TOKYO 2022に展示されるCRYSTN。口吹きガラスの型を使用して結晶の形状を制作。後加工でさまざまな高さにカットすることで、結晶クラスターを表現している。

 
  • 廃棄ガラスの回収会社からゲームチェンジャーへ
創業者の呉春池さんが会社を興したのはいまから50年前。今でこそ台湾を代表するガラスの会社になりましたが、創業当初は廃棄されたガラスを一軒ごとに回収することからスタート。さまざまな努力を重ね、次第に会社の規模を拡大していきました。

春池ガラスが掲げる経営方針は大胆です。伝統的なガラス産業を復興させるには並大抵の努力では足りない。単に経営的なバランスを求めるだけではなく、状況を覆すほどの、大きなイノベーションが必要だと考えました。

現在は息子である呉庭安が会社に新たな息吹を吹き込んでいます。彼は廃棄ガラスを新しい建材にリサイクルする事業を開始。ユニークな発想と研究によって実用化に成功しています。

なかでも特筆すべきは防火仕様の省エネタイル。IT産業の盛んな台湾で廃棄される、液晶パネル用の大量のガラス。彼は逆転の発想として、融点の高い特性を活かして、高い防火性能をもつタイルを開発。世間の注目を集めることになります。春池ガラスは、廃棄ガラスから質の高い建材を生み出す、理想的な循環型の仕組みを作り上げたのです。
 
  • 廃棄物を「素材」に変換すれば、無限の可能性が生まれる

日本のガラス回収率はスウェーデン、台湾に次いで世界3位日本のガラス回収率はスウェーデン、台湾に次いで世界3位

本来「廃棄物」に価値を見出すことは簡単ではありません。しかし春池ガラスの例のように、それらを優れた技術で素材に変換することができればどうなるでしょう。原価を安価抑えることにつながり、大きなビジネスチャンスが生まれるかもしれません。日本における廃棄物処理とリサイクル市場の規模は約12兆円。これはスーパーやコンビニ、通信販売事業とほぼ並ぶ市場規模を意味しています。しかもこの先も拡大する成長市場と言われているのです。
 
  • DESIGNART TOKYO 2022 にはデザイナーとのコラボレーションによるプロダクトを展示

 

 

映像はガラスの自然な形状を表現する「GLASS IN NATURE」。写真下は今回展示されるCRYSTNのクリエーション映像はガラスの自然な形状を表現する「GLASS IN NATURE」。写真下は今回展示されるCRYSTNのクリエーション

10月30日まで東京で開催するDESIGNART TOKYO 2022には、台湾のデザイナー7組の作品を集めた「the SP!RAL」ブースを出展。春池ガラスからは、さまざまなデザイナーと職人によるコラボレーションプロジェクト(W Glass Project)でHsiang Han Designとの作品をセレクトしています。今回の展示はプロダクトのみになりますが、プロジェクト全体では、空間設計にまで及ぶ、ガラスの新しい表現手法に挑戦しています。

また、台湾出展ブランドと日本のクリエーターとの日台デザイン対談「Designer's Circle」は、来る11月から実施する予定。乞うご期待ください。

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日台デザイン対談「Designer's Circle」
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●告知及び申込サイト:https://shibaurahouse.peatix.com/

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DESIGNART TOKYO 2022|「the SP!RAL」社会を循環させる台湾のデザイン
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●会期 : 2022年10月21日(金)〜10月30日(日)
●会場 : ワールド北青山ビル ※東京都港区北青山3-5-10
●主催:経済部工業局
●実施:台湾デザイン研究院
●紹介サイト:https://designart.jp/designarttokyo2022/exhibitions/1871/

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http://www.tdri.org.tw
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
台湾110台北市信義区光復南路133号 台湾デザイン研究院
電話番号
02-2745-8199
代表者名
張基義
上場
未上場
資本金
-
設立
-
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