株式会社三井住友銀行のストラテジック・パートナー参画および「TOMODACHI SMBC シャカカチリーダーシッププログラム」の実施について
公益財団法人米日カウンシル-ジャパン(本部:東京都千代田区、代表理事:オードリー・ヤマモト、以下、「米日カウンシル」)が主導する在日米国大使館との官民パートナーシップ、「TOMODACHIイニシアチブ」は、株式会社三井住友フィナンシャルグループ(執行役社長グループ CEO:中島 達、以下、同グループを総称して「SMBCグループ」)傘下の株式会社三井住友銀行(頭取 CEO:福留 朗裕、以下、「三井住友銀行」)をストラテジック・パートナーとして迎え、本年度、グローバルマインドセットをもって社会課題解決に取り組む次世代リーダー育成を目的とした「TOMODACHI SMBC シャカカチ(※1)リーダーシッププログラム」(以下、「本プログラム」)を実施することといたしました。
※1シャカカチとは、SMBCグループにおける経営の柱の一つである「社会的価値の創造」に資するさまざまな施策のグループ内における愛称です。
米日カウンシル 代表理事のオードリー・ヤマモトは、三井住友銀行のストラテジック・パートナー参画およびプログラム実施について、次のように述べています。「米日カウンシルのTOMODACHIイニシアチブ ストラテジック・パートナーとして、三井住友銀行にご参加いただけることを大変光栄に思います。このパートナーシップにより、日米両国でグローバルな協力関係の強化に取り組む、あらゆる層のリーダーを育成し、つなぐという私たちの使命が、更に強固なものとなります。三井住友銀行とともに、若いリーダーたちが深いつながりを築き、多様な視点を受け入れ、より協調的で繁栄した世界を目指すサポートができることを楽しみにしています。」
本プログラムについて
(1)目的
日米の次世代リーダー育成の実績ある米日カウンシルと、大学教育・研究分野を含めた社会的価値創造を目指す取組を行うSMBCグループが協働して、社会課題の解決に意欲を持ち、アクションを起こしたいと考える大学生を対象に、グローバルマインドセットをもって社会にポジティブな変化をもたらす次世代リーダーを育成していきます。
(2)概要(※2)

テーマ |
リーダーシップ開発、グローバルマインドセット醸成、社会的価値と経済的価値の両立 |
実施期間 |
2025年10月~2026年3月(6ヶ月間) |
対象者 |
日本在住の大学生(参加時点で学部1年生~4年生)20名 |
スケジュール |
2025年6〜8月:募集期間 2025年8月:オンライン面接 2025年9月:選考結果通知 2025年10月:リーダーシップ研修・社会的価値創造研修開始 2026年2~3月:米国研修(約1週間) 2026年3月:最終報告会 |
(3)研修内容(※2)
参加学生は、半年にわたるプログラムを通して以下のステップを踏みながら、社会課題解決を主眼としたアクションを構想・実践できるリーダーシップを開発します。
なお、本プログラムでは、SMBCグループの社員がナビゲーターとして支援します。

①リーダーシップ研修(オンライン) |
解決したい社会課題を想定しながら、自身のリーダーシップスタイルの理解を深め、効果的なリーダーシップを開発します。 |
②社会的価値創造研修(東京) |
インパクト・ロジックモデルやインパクト投資の事例を学び、社会的価値と経済的価値の両立について考えます。 |
③米国研修 (ニューヨーク・ワシントンDC) |
米国のソーシャルセクターやインパクト投資を手掛ける団体・企業に接し、現地で活躍する多数のロールモデルとの対話を通して、グローバルな視野を獲得し、社会課題に対する自らのポジションやリーダーシップ発揮についての構想を深めます。 |
④最終報告会 (東京) |
全プログラムを通じて得た学び等を踏まえ、参加学生より、リーダーとしてのビジョン・アクションプランを発表します。 |
※2 本プログラムの詳細や申し込み方法等は、別途TOMODACHIイニシアチブのホームページ等を通じてお知らせいたします。尚、スケジュールや研修内容は変更となる可能性があります。
SMBCグループの大学教育・研究分野に対する取組みについて
SMBCグループでは、個別大学とのさまざまな連携を通して、社会課題解決に取り組む人材の輩出、事業創出・社会実装に向けた取組みを行っています。また、個別大学との連携以外にも、大学の運動部に所属する学生の「学業」と「スポーツ」の両立を支援する「大学スポーツ応援プログラム」、日本の研究力向上や、社会課題の解決の加速に向けた「大学研究者支援プログラム」といった、大学横断的な支援も行っています。
TOMODACHIイニシアチブについて
東日本大震災後の復興支援から生まれ、教育、文化交流、リーダーシップといったプログラムを通して、日米の次世代のリーダーの育成を目指す米日カウンシルと在日米国大使館が主導する官民パートナーシップで、日本国政府の支援も受けています。日米関係の強化に深く関わり、互いの文化や国を理解し、より協調的で繁栄した安全な世界への貢献と、そうした世界での成功に必要な、世界中で通用する技能と国際的な視点を備えた日米の若いリーダーである「TOMODACHI世代」の育成を目指しています。詳細は、TOMODACHIイニシアチブのウェブサイト(www.tomodachi.org)をご覧ください。