ノルウェー、F-35にStormBreakerを採用
アリゾナ州ツーソン(2022年7月18日)―ノルウェー政府は、米空軍からレイセオン・ミサイル&ディフェンスのスマートウェポン「ストームブレイカー(StormBreaker®)」の調達を決定しました。現在、このネットワーク対応兵器をノルウェー王国空軍の戦として統合するための準備が進められています。
ノルウェー国防省F-35プロジェクトオフィスのシグルド・フォンゲン准将は、次のように述べています。「ストームブレイカーは、F-35の完全な運用能力を達成するために不可欠な要素だと考えています。この兵器は、スタンドオフ距離で移動目標・固定目標に対して大きな能力をもたらし、同盟国とともに国家と地域の安全を維持するノルウェー空軍の能力をさらに向上させるでしょう」
ストームブレイカーは、悪天候の中でも移動目標・固定目標を攻撃することにより、戦闘を優位に進めることができるスマートウェポンです。このネットワーク対応弾薬は、暗闇、悪天候、煙や塵による視界不良の状況下で、ターゲットを自律的に検知し、分類します。
レイセオン・ミサイルズ&ディフェンスの航空能力担当社長であるポール・フェラーロは、次のように述べています。「ストームブレイカーは、威力、精度、運用の柔軟性のユニークな組み合わせを、合同および同盟戦に提供します」
ストームブレイカーは、米空軍のF-15Eストライクイーグルに搭載され、実戦配備されており、その後も様々な実戦投入や兵器評価が行われています。米海軍は運用試験終了後、スーパーホーネットの初期運用能力を取得予定です。また、F-35統合戦闘機やその他の有人・無人のプラットフォームへの統合活動も進行中です。
※ この資料はレイセオン・テクノロジーズが 2022年7月18日(現地時間)に発表したプレスリリースを日本語に翻訳・要約し、配信するものです。資料の内容および解釈については英語版が優先されます。
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