～推進工法における自動測量システム～「Pipe Shot」レンタル開始　アクティオのICTで働き方が変わる。働き方を変える。

総合建設機械レンタルの株式会社アクティオ(本社：東京都中央区日本橋、代表取締役社長兼COO：小沼直人、以下「アクティオ」)は、推進工法※1におけるICT※2自動測量システム「Pipe Shot」（パイプショット）の本格稼働を2021年11月16日（火）から開始いたします。

「Pipe Shot」は、推進工法におけるICTを活用した掘削位置管理システムです。従来、トンネル内の長距離や急曲線などを人が測量する場合、測量の盛替え回数が多く累積誤差や測量時間の増加が施工管理の大きな負担となっていました。また、土木現場での作業員の高齢化やヒューム管内での苦渋作業による人手不足は喫緊の課題になっており、現在でも深刻な状況が続いています。
今回の「Pipe Shot」は、立坑の基準点、ヒューム管内の中間点にアクティオでカスタマイズした専用測量機を設置、掘削機の先端には目標物となるマシンターゲットを取り付けることで測量が可能になり、タブレットPCやスマートフォンに連携することで、誰でも速やかに高精度な測量を行うことが出来るようになります。また、管内のIoT-BOX付近ではインターネットに接続が可能なため、カメラ画像の送信や音声通話を簡単に行うことができます。
アクティオは今後も「レンサルティング」のノウハウを活かし、生産性や品質を向上させる製品やサービスを提供していきます。

※1 推進工法：掘削機械で地中を掘り進め、目的地まで下水道管などのパイプを埋設する工法
※2 ICT：情報通信技術
 

トータルステーション

 

測量機

屋外実験の様子①

屋外実験の様子②

屋外実験の様子③

「Pipe Shot」使用イメージ